壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

サッカーにもオレ流があっていい

2014年06月30日 | かんがえる

サッカーのワールドカップで、日本は1次リーグで敗退した。
選手や識者のコメントに、「世界のサッカーは進化している。
それに付いて行かねばならない」という意見を見かける。

ふと疑問に思った。戦術は進化するのか?
ぼくは、しないと思う。

何年か周期で巡り来るファッションの流行のように、
流行りの戦術は、循環していると感じる。
いま、グーが流行っている、5年後にはチョキが強いとされる、
10年後にはパーが主流になる、という具合だ。

もし、強いとされる戦術が循環してるとすると、
日本サッカーは、世界の後追いをすることで、強くなれるのだろうか?

もちろん、循環というのは、同じ場所をグルグル回ることでない。
らせん階段のように、一周後には、一段高くなっているだろう。
それを目指すべきか?
はたまた、ガラパゴスのように、全く別の戦術を生み出すべきか?

今日(6月30日)の東京新聞に、こんな読者投稿があった。

「大会前から日本は攻撃的なサッカーを目指すと、
ザッケローニ監督や選手たちは言っていたが、
本当にそうだったのか。
(日本の1次リーグ3戦は、計2得点・6失点)
別グループのオランダは(1次リーグの3戦で)計10得点を挙げ全勝。
このオランダが以外にも「守備的」と評されいていた。
5バックが理由だ。
同国ファンハールン監督は「守備的」「攻撃的」という事の
無意味さを指摘していた。サッカーに両要素は不可欠。
チームとして最適なシステムを取った結果が5バックであり、
結果も残してきたからである。
今回、日本は「攻撃的」という言葉に縛られていなかったか。
4年後に向けて再考してほしい。」

なるほど、本当にその通りだと思う。

同日付の同紙「小川勝の直言タックル」には、
元日本代表キャプテン、宮本恒靖の言葉もあった。
2006年のワールドカップ大会後の発言だ。
「W杯は、やりたいことができる大会ではない」と。

「攻撃的にやる」。その志やよし。
で、実際やれるのか? ということだろう。

長々書いたけど、やっぱりサッカーは白兵戦だと思う。
戦術も大切だけど、闘魂はもっと大事だろう。
ハングリー精神だろうし、馬鹿の一念みたいなものだろう。

ぼくに、何かアイデアがある、わけではありません。
ただ、「進化する世界の戦術に付いて行かねば」という言い方に、
すごく違和感を感じ、こんなことを考え記しました。

原発再稼働反対の理由が、避難計画が未整備、はおかしい

2014年06月28日 | かんがえる

何か違うのでないか、と思う。

全国の原発で、再稼働するかしないか。問題になっている。
電力会社や、財界や意向を受けた政権与党は、原発を動かしたい。
原発立地の地元自治体は、おおむけ県レベルは賛成、市町村レベルは反対のようだ。

ぼくが、なにか違うのではないか、と思うのは、
反対の市町村の言い分が、
「避難計画ができないうちの再稼働は認めない」というものだ。

この論理だと、避難計画ができたら、原発を動かしていい、となる。

本当に、避難計画なんて、できるのだろうか?
現実的な避難計画とは、どのようなものだろうか?

たとえば、だ。
警報発令から、津波が町に来るまで30分とする。
その自治体の沿岸部(平野)の住民は1万人とする。
仮に、車3台に3~4人が分乗して高台を目指すとする。
車の数は、3000台が必要にある。
ま、今ではマイカーは1家に1台どころか、1人1台だから、クルマはあるだろう。
で、30分内で、3000台の車が、高台を目指すことになる。
1分で100台だ。

現存の幹線道路で、これだけの量をさばけるか?

現実的に、数字を見れば、短時間で、これだけの数の車を通すには、
既存の4倍も5倍もの道路が必要になるだろう。
(実際に、計算したわけでないが、現実的な避難計画というと、
それくらいは道路が必要になるだろう、と推測します。
誰か、厳密に計算してくれないかな。)

千年に1度という危機のために、それだけの道路を作るのか?
いまある田んぼや畑を潰し、その上に道路を作るのか?
実効性があり、地元住民が納得する避難計画とは、どんなだろう?

もし、原発の再稼働に反対するなら、避難計画の整備状況でなく、
万が一に備えたときの賠償、除染、その他の膨大な経費を
織り込んだコスト計算によって、するのが合理的と思う。

基本的に、堤防とか道路とかは、屁のツッパリ程度にしかならず、
津波のときは「でんでんこ」で逃げるしかない。

避難計画なんてのは、行政のエクスキューズだと思う。
だから、「避難計画ができないうちの再稼働は認めない」という言い方は、
全く納得がいかないし、実現不可能だし、論理のすり替えだと思う。
「何か違うんでないか」と違和感を覚えたのには、こんな考えがあるからです。



余計なひと言

2014年06月24日 | かんがえる

余計なひと言、って、つい言ってしまいます。
この前、ソフトボールの試合。
相手は鉄壁の守り。とくにセンターはうまい。
自分はヒットで出て、三塁上にいた。
四番がバッターボックスへ。
僕がホームに帰ると、サヨナラ逆転です。

思わず、大声で言っちゃいました。
「センター上手いよ(だから右か左へ狙い打て)」と。

じゃあレフトやライトは下手なのか。
少なからず人が気付いたようでした。
僕も発言後にハッとした。

都議会で変なヤジを飛ばし、ド顰蹙の議員がいますね。
彼のヤジほど大騒ぎにはなりませんでしたが、
とても気まずい思いをしました。

もって他山の石とせよ、ですね。


ヒット商品のネタ。 スポーツ鼻緒

2014年06月12日 | ●企画、買って下さい●

ここぞ、というとき、スポーツ選手は歯を食いしばる。顔をボコボコ殴られるボクサーは、マウスピースを使っている。

ボクシング以外でも、歯を食いしばる競技の選手に、マウスピース愛用者や多い。野球はバッティングのミートの瞬間、食いしばる。歯がぼろぼろになる。それを予防するため、マウスピース愛用の選手は多い。巨人の村田は、口に青いのがシラチラ見えてた。なんだ、あれは?と不思議だった。あれはマウスピースなんだね。

足はどうか。

ワラジでマラソンは走れないが、あの構造は利用できないか? 親指と人差指の間は、昔は下駄や草履の鼻緒が食い込んでいた。それが踏ん張りのもとになっていた。

しかし、いまはソックスに靴だけ。たまに5本指ソックスがあるが、親指と人差指の間に支柱がなく、スカスカだ。これでは踏ん張れない。

そこで提案。

足の親指と人差指で挟む、硬質の鼻緒状の補助具を開発してはどうか。口のマウスピースみたいなものだ。足版の入れ歯といってもいいだろう。

硬質プラスチックなどの素材で、直径数ミリの太めの鼻緒状の柱と、それに連なるフラットな上下の薄い面。それだけだ。アイデア商品だから、コストは対してかからないだろう。

この鼻緒を、親指と人差指の間にはさみ、その上に、ソックスを履き、靴を履く。これで完璧。パフォーマンス向上、間違いなし。

運動会のかけっこ、少年野球、プロのいろいろな競技……。踏ん張りが大切な競技なら、どんな競技でも、すごく効果が出ると思う。

企画屋さんへ、いかがですか? ぜったいヒットすると思う。子どもの間でブレークした「瞬足」どころでない。大人も含めてだから、大ヒットだ。どうかな?

ネーミングも問題ですね。あの靴は「瞬足」という名だからヒットしたといえる。では、この企画品は、なんとネーミングする? スポーツ鼻緒? 安易過ぎ。何かいい案はないか。

ぜったい行けると思います。どなたか、この企画、買って下さい。



傘カバーは売れる!(はず)

2014年06月12日 | ●企画、買って下さい●

折り畳み傘は、傘袋と一緒に売られているが、
折り畳みでない傘は、なぜ傘袋がないのだろう?

雨の日、商業施設やオフォスビルの玄関には、使い捨てのビニール製傘袋が置かれている。濡れた傘を裸で持ち込まれ、床が濡れるのを防ぐためだ。昔は、使い捨てのビニール袋など無かった。昔はどうしてたんだろう? 床は濡れるがままだったのか。

折り畳みでない一般の傘も、濡れた傘を入れられる傘袋とセットで売れば、どうか? きっと売れると思う。 

雨の日の外出では、デパートに入ったり、レストランに寄ったり、地下鉄に乗ったり、タクシーを利用したりする。店に入るたびにビニールの傘袋を使い捨てるのは、モッタイナイ。交通機関に乗って床を濡らすのもヨロシクナイ。

折り畳み傘の傘袋は、ピタッとしている。保管や携帯に便利というコンセプトで作られていると思う。そうでなく、長い傘も、雨の日の外出時、傘の閉じ開きのたびに周りを濡らさずに済むというコンセプトで作ればどうか。水を通さない素材で、出し入れしやすいゆったりサイズの傘袋だ。

企画製造は、傘とセットでもいいし、傘袋だけでもいい。きっとヒットすると思う。どこか傘メーカーやアイデアグッズの会社がやらないだろうか。

この企画、ヒット商品になったら、俺にも山分けしてね。

ハンカチやポケットティッシュの携帯がエチケットなように、
雨天や天気の崩れが予想されるときは、傘と一緒にカバーも持ち歩く。
それが常識になる世の中が来たらいいね。