壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

『データの見えざる手』読後記、続き

2015年03月19日 | よむ

読後記の続きです。

面白いのは、コールセンターの業績と、休憩室での雑談の量とが相関するという話。
仮説・検証する場合、業績を上げたければ、業績と関連する事項を
相関項目として仮説を立て、検証していきますよね。
まさか、休憩室での雑談なんて、浮かばない。
そういう、まさかをあぶりだすわけです。
そのためには、あらゆるデータが必要で、それをゴチャ混ぜにして、
何らかの相関を探していくんだそうです。

演繹と帰納の、帰納的な方法だ、とありました。

帰納法とは、いろいろな経験則から、真実を絞り出す方法です。
いろいろな経験則は、やはり量的限界がある。
が、ビッグデータはその量的限界の問題をクリアできるというわけですね。

スーパーの売上向上で、どんな施策よりも、
ある店内の場所に人が立っているだけで効果があった、とか。

はやり驚きです。



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1 コメント

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Unknown (会社員(30))
2015-03-20 13:34:01
>帰納法とは、いろいろな経験則から、真実を絞り出す方法です。

日本語が滅茶苦茶。

帰納法とは事例から法則を導く推論法のこと。
経験則とは経験から導かれた法則のこと。
帰納の前提として事例が真実でも結論は真実とは限らない。

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