壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

悔しさ、どう晴らそうぞ

2014年09月28日 | 雑記

今朝は、素人集団の草野球をして、惜敗しました。
2回やって、2連敗です。
楽しみでやってるんだから、勝とうが負けようが関係ない。
そんな意見もあります。
が、やはり負けると悔しい。勝ちたい。
次回こそは、と毎回、思いを新たにしています。
が、勝てない。気持ちがなえます。

チームスポーツって、難しいですね。
自分一人の気持ちや努力や姿勢では、どうにもならない。
メンバーの気持ちを一定方向に向けなければなりません。
でも、人ってそれぞれですから。
まさか、首に縄をかけて連れてくるわけにいかない。
そんなことしても、その人がいいプレイできるわけない。

なかなか難しいです。
人生365日、1日24時間ですが、仕事も遊びも全力投球です。
寝る間もありません。



給湯はどう読む?

2014年09月18日 | しらべる

「給湯」と書いてキュウトウと読むと思ってた。

ある人が、ある人に、ポットの使用説明をしていて、
「キュウユというボタンを押して下さい」と言っていた。

あれ、キュウトウじゃないの? キュウユなの?
自信が揺らいだ。

帰宅後、辞書を調べた。
岩波国語辞典には「給湯」という単語が載ってなかった。
広辞苑でも調べたが、載ってなかった。

いま、こうしてワープロソフトを使ってて、キュウトウと
打てば、給湯に変換される。やはりキュウトウなのか。

給湯って、かなり基本単語だと思うが、岩波にも広辞苑にも載ってなかった。
なぜだろう?

話は変わるが、この前、テレビ録画してた『舟を編む』を見た。
辞書編者とか新聞の校閲部とか、かなり面白い仕事だと思います。

調べた結果、辞書では、給湯の正しい読みは分かりませんでした。
が、僕として、キュウトウで押し通したいです。


ドラマ『白い巨塔』を見ている

2014年09月17日 | きく

今年1月に再放送された『白い巨塔』。
ドラマ中、画面に2003年とか、カレンダーが出てくるから
放送はそれくらいだろう。既に10年前。
唐沢寿明主演のドラマだ。
前は田宮二郎主演でドラマ化されたが、これは見てない。

小説は20歳頃、読んだ。続も読んだ。
「続」の冒頭、つづら折れの山道を行く車の描写。
里見先生が赴任した(飛ばされた?)診療所を尋ねるシーンが
やけに記憶に残っている。

今日、見たのは、上川達也演じる弁護士が初めて登場する回。
12回目かな。
全20回くらいを全てビデオに撮ってた。
「ハードディスクがいっぱい。早く消して」という家族の
要望に負け、見て、消している。

が、こういう良質のドラマは、ぜひ子どもにも見てほしい。

俺は、里見か財前か? 君は、どっちか?
簡単には答えの出ない問題。
正しい答えのない問題。

一人の患者にトコトン向かい合うか、
一人の患者を犠牲にしてでも大勢の患者の命を救うか。

ドラマだから、前者を正義にしているが、
最大多数の最大幸福なら後者が正義になる。
政治家が嫌われる理由も、そんなところにあるか。

小説は読んだが、詳細は忘れた。
13回目以降の展開が楽しみです。





愛鷹山に行ってきた

2014年09月07日 | あるく

9月6日(土)、静岡県の愛鷹山に登ってきました。
十里木から越前岳、呼子岳、割石峠、ガラ場を下って愛鷹登山口へ下山というルートです。
くもり空で、富士の眺望はイマイチ、というよりほとんど見えなかったけど、なかなか楽しい山旅でした。
久々の山。これからも、チョイチョイ出かけたいなと思いました。



『小説会社再建』(高杉良著)を読みました

2014年09月04日 | よむ

『小説会社再建』(高杉良著)を読みました。「太陽をつかむ男」の題で単行本化され、のちに「小説会社再建」と改題された実名小説です。

坪内寿夫。四国・愛媛の来島どっくの社長。長崎・佐世保重工が経営不振に陥り、その再建に取り組むんですね。もう30年近くも前、高校時代、友達が「太陽をつかむ男はいい本だ」と言ってて、へ~っと思っていました。四十路のいま読んでます。

ウン億円も個人で債務保証して会社再建する、社員への低利融資制度を用意する、マスコミや労組の批判には黙ってじっと耐える、反論しない。なるほど、すごい経営者です。シベリア抑留経験が、我慢強さを培ったのでしょうか。

小説では、総理とか大臣とか、長崎県知事とか佐世保市長とか、政治がすごく関係するんですね。いわく「造船は佐世保市の基幹産業だ、倒産したら市民が路頭に迷う」「海軍工廠の流れをくむ名門・重工は佐世保の誇り、倒産させるわけにいかない」と。なぜ、それほど政治が熱心なのか。不思議でした。

たしかに、JALとかダイエーとか、「大きすぎて潰せない」と言われた企業はありました。倒産すると社会的インパクトが大きすぎるから。

小説を読み進め、原子力船・むつのことに触れてあった。はは~ん、なるほど、佐世保に引き受けさせたいから、佐世保はつぶせないんだ、と。経済の原理より、政治の論理ですね。

むつは、会場で放射能漏れ事故を起こし、母港・青森県むつで寄港反対運動が盛り上がった。むつは、行場を失う。

むつが事故を起こし、青森から、長崎の佐世保に行った、という話は知っていました。なんで本州の端から端なの? すごく疑問だったのですが、この小説で氷解しました。佐世保が引受先として白羽の矢を立てられたんです。

ま、そうした事情で政治のバックアップがあったにせよ、自分の経営力で佐世保重工を再建した。坪内寿夫、なかなかすごい人だったようです。

経営者の肝の据わりについて学びたい方は、ぜひ。 小説だから気軽に興味深く読めますよ。