フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
ワクワクドキドキ?! プラグ交換の巻
【40,920km+2,580km=43,500km】
昔からカーポートしかない我が家の場合、
寒い中の作業は、楽しさより辛さが勝ってしまうけど、
風が少なくて、ポカポカ日和だと、
日向側のゲストパーキングに車を出してきて
あちこち弄りまくってしまいます。
今回は、購入時から”かなり”気になっていた
プラグ交換です。
スマートKのエンジンは、基本的に
他の初代スマート(598㏄)と同じ仕様ですので
1気筒に2本のプラグが付いて居る「ツインスパーク」方式です。
ツインスパークと聞けば、アルファロメオを思い出しますが
昔の飛行機やレーシングカーと同じ構造で、1気筒内に
通常の爆発と、残留ガスを燃やす2本で構成されています。
スマートの場合は、残留ガスを燃やすことで
環境保全(排気ガス対策)する意味があったのでしょう。
今の技術ならコンピューター補正するので、
2本もプラグは必要無いでしょうね。
マニア的には、「ツインスパーク」という言葉に
萌え~ってなるんでしょうけど、
パーツ交換の時には、コスト高を感じます。
このスマート用のプラグですが、NGKだと1種類ですが、
純正扱いのボッシュだと、
1気筒で2種類のプラグが記載されています。
NGKもいつかは試したいですが(世界最高レベル)
まずはスマートの企画段階から使われていた
変則的なボッシュの2種を購入です。
こちらが「FR56」という上側のプラグ。
先端は、ボッシュらしい4ッ又になっています。
製造はロシア工場製。
下側に使われている「FR78 」。
こちらも4ッ又でロシア製。
プラグ交換で必需なのは、
専用SST(スペシャル サービス ツール)。
これが無いと、プラグコードが抜けません。
無理に引き抜くと、プラグコードが断線しちゃうんです。
先端に、プラグコードの根元が引っ掛かるタイプなんですが、
どっかで見た事あるなぁ~と思ったら・・・
フォルクスワーゲンのVR6エンジンなどでも
使われているSSTと、同じサイズで同じ構造。
あれ、もう一個買っちゃった(笑)
気を取り直して、上側のプラグ交換のスタートです。
メルセデス用を使い、プラグコードに沿って
優しく引っかけて、ちょっと力を入れて引っ張る
問題無く抜けました。
VR6用SSTより扱いやすい気が。
プラグを緩めようとしても、動じない。
「えっ?ナニコレ?」
微妙な力加減で、ゆっくりと、徐々に回すと
プラグとエンジンヘッドが擦れる嫌な音が。
「ああ。ネジ穴壊れないでくれ~」
心で神様にお祈りしながら、目を瞑り
優しくフルパワーでゆっくりと左に回す。
寿命が数年短くなる。
時間を掛けて上側3本のプラグは、
傷を付けず、無事に抜けました。
前オーナー時の交換では、
プラググリスも付けず、
締付トルクも無視して、
闇雲に締めまくっていたのでしょう。
こんな酷いのは久々。
ブロックが欠けなくて良かったー。
今まで付いて居たのは
日本製の「NGK R」。
明らかに前オーナー時代に交換されていたのでしょう。
プラグの芯も楕円になっていたので、交換時期です。
これでも先程まできちんとアイドリングしていたのは、
さすが世界のNGK。
上の画像は、新品ボッシュ製との比較。
今回はプラグコードも準備して居ましたが、
上側は、蜷局を巻いており、
かなりアクロバットな付き方をしていたので、
後日、交換予定です。
さあ、メンドークサイ下側プラグの交換。
赤い星マークの所にある
ヘックスボルト7本を外して、
左右フェンダーと一体化した
バンパーカバーを外します。
慣れている人は、このままでも
プラグ交換出来るそうですが、
初体験素人は、急がば回れ。
リーンホースメント(いわゆるアルミバンパー)を外します。
6本のボルトを外しますので、約1分です。
マフラーの奥にターボのタービンが現れ
その奥にエンジン本体が見えます。
こちらもSSTで簡単にプラグコードが外れます。
そしてプラグを外します。
こちらは、マトモなトルクで締まっていたので
簡単に開きました。
赤丸が下側プラグの位置です。
酷いっ!
炭がタップリ付いた「NGK R」プラグ。
真ん中のプラグには多少のオイルも付着。
装着時には、プラグコードも新品にしました。
これでミッション終了!
調子に乗って
冷却効果と、マフラーの通りを良くして
トルクと馬力を上げる、ミスリル塗装を施工。
ターボにも塗りたかったものの、マフラーを外さないと
全てを塗れないので、次回にしましょう。
当日の気温は14℃ですが、
ミスリル効果で、始動直後からマフラーが温まるまで
水蒸気が大量に出ます。
大成功の証です。
調整が必要だったタコメーターを整備。
物凄くパワフルに変化したエンジンについては
次回ご報告予定です。
いやぁ~スゴく、楽しい~!
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