VW LT46バス 日本仕様（＃10）

こちらは、両方のドアを開けた所。

リアシートは4座席ですが、ここから前の席は、左側１席、右側は２席になっています。そうしないと通路が無くなってしまいますので。
日本製バスに装着されている事が多い、廊下に展開する折畳み簡易シートは、使い易いものの、事故の際には不安定になるのでドイツでは付きません。

前に書いた通り、ドイツ仕様のシート高の為、シートの下には広大なスペースが広がっています。多少荷物の多い方は、シートの下に置けますね。仕切りが無いのでスキーなどの運搬もラクかも。
偶然居合わせたＤＵＯ販売店関係者様（年配の方）は、

「言い方は悪いけど、下の部分にお棺を乗せられるなぁ。いやいや、そんな使い方したらフォルクスワーゲンさんに怒られちゃいますね～（中略）～でも霊柩車が使えない自治体ではこれが使えるなぁ。いや、お棺の上に遺族が乗っちゃ駄目だね・・・」

おじさん、その意見に賛成です。将来、僕のラストドライブは、遺族と共にこの車を使って欲しいと思ってしまった。
でもその前に、このバスに、生きたままで乗り回したい・・・。