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リアエンブレムをレストア


【88,900km+130,896km=219,796km】

あんなに毎日乗っていたのに、
スマートが来たら
全然乗らなくなってしまった感の強いカラヴェル。

決して嫌いになった訳ではなく、乗らない間も、
CTECの充電器でバッテリーを充電させて、
カッセルのフォルクスワーゲンパーツ倉庫から、
劣化の激しい内外装部品を調達していました。
この辺の苦労は未だ続いており、
いつか纏めて詳しい話が書ければ良いかと思っています。

さて昨年11月に、一部ボディー板金塗装と、
ボディーコーティングを行った後、
もの凄く綺麗になったので
もったいなくて乗れなくなってしまいました。

また、清掃の為に外したリアエンブレムの
再装着作業を終えておらず、
それをしないで乗るのは、何とも気分が悪く・・・。
しかし、エンブレムが無いのも
それはそれで新鮮でスッキリ見える気もしました。



外したエッティンガーのエンブレムは、当時モノのアルミ製。
新品を複数保管しているので、数年前に洒落で付けて居ました。
これを見て、話しかけて下さるのは50代以上かな。
今回は装着しない事に決定。



「Caravelle」のエンブレムは、
一昨年、新品でドイツからVGJ経由で入手した
NOSパーツ(New Old Stock)ことデッドストック新品。
両面テープが古く、ボディーから剥がれそうでしたので
オートサービスヤマダさんで剥がして貰いました。
そのパーツを丁寧に清掃し、後ろから3Mの
強力両面テープを丁寧に貼付けます。



「VR6」エンブレムも、やっとNOSパーツが
ドイツから来ましたので、今回は新品に交換です。

ETKAで毎週検索し、在庫が出るのを待ちます。
そう、パーツ番号が表示されている限り、
再販の可能性があるからです。
しかし、これが全然出てこない。

数年ぶりに在庫確認出来た昨年秋、
VGJ経由でカッセルのパーツ倉庫へオーダー。
一度整理されたパーツは、再チェックされ、
フォルクスワーゲン・クラシックパーツ扱いで出荷されます。

因みに、最近のクラシックパーツは、転売を防ぐ為、
レアな部品の場合、1回に1個しか出て来ないパーツが多いようです。



入手した「VR6」エンブレムは、
やはり粘着力が微妙に低下していて、
かなり簡単に剥がれるようになってましたので
こちらも最新の3M両面テープに張替えます。



古いテープを剥がしたら、製造年月日は
2003年4月と表示されていました。
ドイツで産廃にならなくてよかったー。

<貼付け作業>


取外し前に撮影した詳細写真と、サイズデーターを元に
黄色いマスキングテープを張って場所決めしますが、重要なのは天候。
調整のしやすい気温と湿度が高い日(この日は雨)に、
貼付けを始めました。



少しでもズレるとカッコ悪くなりますので
注意して位置決めです。その際には
過去のデーターや画像も参考になります。



「Caravelle」エンブレムは、輸出国やオーダーにより
左寄せ装着もありますが、一般的な「VR6」系車両は、
右寄せが多いようです。
画像のVGJが豊橋社員送迎用に数台輸入した左ハンドルの個体は、
左寄せ「Caravelle」に右寄せ「VR6」という日本独自表示。
個体によって微妙に装着場所が違うので、
噂で聞いた豊橋での装着は、事実かも知れません。



VW東京事務所(この言い回しに注意)のドイツ人社員用に
輸入されたらしい右ハンドル個体(現ウチの車)は、
輸入時期も違い、全部右寄せになっています。
画像は僕が入手前の2006年撮影分。前オーナー曰く
劣化したクロームを全部剥がしたので
黒い「Caravelle」エンブレムになったとのこと。
こういった細かい情報や画像も、レストアのヒントになります。



怪力でゆっくりとエンブレムを素手で押して
確実に装着させます。



最後は「VR6」のエンブレムを装着。
このエンブレム、部品番号の「7D0」が表すように
T4専用部品になります。
同時期のゴルフ3やパサート3の部品を買いましたが、
フォントは同じでも全くサイズが全く異なり、
入荷が待たれていました。



完成したら、急に僕の中で
嬉しい何かが動き出した感じです。
スマートでは味わえない幼少期からのワクワク感。
たかがエンブレム、されどエンブレム、かな。
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