ホイールのお手入れ

僕は昔から車が凄く汚れると、フェンダーの裏どころかホイールの裏から
タイアの溝まで洗ってしまう悪い癖があります。しかしホイールの裏側のダストは
本当に取れ難く、新しいホイールを購入する際は、洗車しやすいように、
必ず自分でＷＡＸなどを使い完全コーティングしていました。しかし、何故か
数百キロ走ると、全体的に古く見えてしまうんです。何故だろう？？？
という訳で、磨きの山田御大の所に行ってレクチャーを受けて来ました。

＜薄汚れは焼けが原因＞
「ひろし君、ソレは多分ＷＡＸなどが焼けて黄色くなってしまうからではないか
と思うんだ。」

意外な答えだったけれど、これが正解かも知れません。
ホイールは、走行中に車側からもタイア側からも熱を受け、ブレーキをかけると
大変な熱が加わります。だから車の塗装で一番強力にしている所は、ホイール部
だったりするのです。
ですから、アルミホイールに下手なＷＡＸなどを塗ると、クリアー塗装の中に
入ったりしますし、そこから熱を受ければ焼けて塗装全体が薄く黄色に変色し
薄汚れた感じになるのです。

＜一般対策方法＞
この対策に御大は、ごく普通のタイア＆ダッシュボード用ＷＡＸなどを勧めて
下さいました。お仕事ではもっと強力な物を使っていらっしゃるみたいですが
（プロだから当たり前か！）
僕達素人には、画像のKUREポリメイトや悪名高きアーマーオールを使い、
タイアを磨く時に、一緒にホイールを磨いてしまうと良いようです。

＜残る謎＞
謎なのは、ホイールをグラスコーティングする方法です。
これは原理を考えると、とても良い方法に感じるのですが、ブレーキダストなどで
一番鉄粉が刺さりやすい場所ですから、最初は良くても、コーティング後1年目
などでのお手入れは、業者さんも大変なのではないか？と推測します。


画像は販売用に仕入れたゴルフＧＴＩ25周年記念車両用（ＥＵのみ販売されていた
ゴルフ４ＧＴＩベースのモデル）のＶＷ純正ＢＢＳアルミ。
結局、KUREポリメイトで綺麗にしていたら物欲が・・・・・マズイ。
誰か欲しいですかぁ～（＝僕の物欲を止めてぇ！）