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定期点検 (3年11ヶ月・49,778km)

所有してから4年目にさしかかっています。
内心
「GTI熱は直ぐに覚めるよ」
と思っていましたが、僕のGTIに対する
”想い”は大変強いようで、
未だに魅力的な事ばかりです。
いままで、それにこれからも
魅力的な新型車が登場していきますが、
簡単にハンコを取り出さない魅力を
GTIは持っているのでしょう。

ご存知のようにGTIは所有するだけではなく、
走る楽しみが沢山あります。
だから、何の異常も見られない時でも、
いつでも最高の走行状態にすべく
定期的点検や部品交換を心がけています。

前置きが長くなりましたが、
4年目の定期点検に入庫しました。
オイル交換などの作業はありませんでしたので
作業も1日(実際は半日)と短時間。
僕のミスで入庫日を間違えたのに、
フルサービスして下さった
港北カスタマーサービスセンターの皆さんには
本当に感謝しています。
(本当に多くの方に助けられています)

<作業工場>
フォルクスワーゲンジャパン販売株式会社
(旧:フォルクスワーゲン東京)
港北カスタマーサービスセンター
〒224-0043 横浜市都筑区折本町65
TEL:045-474-9990


【フォルト診断】
※ここからはマニア向けです。
愛車の健康状態は良好でしたが、
以前、アブソリュートの川西専務が
コーディングをしている際に見つけた
エンジンが一時的に表示したフォルトを
詳細検査しました。

調べると2か所のフォルトが表示されており、
プラグのミスファイアーと、
DV(ディヴァーターバルブ)の不具合を
記録していました。
両方共に社外品を装着した直後に出ていますし、
表示はその2回だけ。
両方とも解決済みですが、
ちょっと面白いのでその一部をご紹介しましょう。

---表示例---
イベントメモリー記憶
シリンダー3ミスファイアー検出
01.14.2013
20:14:03
48,945km
4978.0 /min
103km/h
78-c
25-c
1,010 mber
14,097V
(※長い為、一部の数値のみ記載)

コンピューターですから当たり前ですが
何時、どの場所にトラブルが出たか
分かるようになっています。
もちろん、皆さんのフォルクスワーゲンも
こういった情報が記載されています。
ベンツSクラス、BMW7シリーズなどは、
20年位前のモデルからこういった情報が
読み取れるようになっており、
工場装着純正ナビ装着車などは、
位置情報まで分かりますから、
プライバシーも何も無いですね(笑)。
最新のGT-Rなどではサーキット走行の際、
車両保障をキャンセルする装備が付いていますが、
これこそが、正しい使い方なんでしょうね。

有識者によれば、一部の国では
重大事故時の情報が必要な場合、
個人保護法の範囲内で法律に則って
こういった情報を関係者立ち会いの元
開示する事もあるそうです。
これは僕たちユーザーには、非常に良い物ですね。

【改造車の場合】
流行のエンジンチップチューンの場合、
「どこの時点でチューニングしたか判明する=保障対象外」
という重要情報が結構簡単に分かってしまいます。
上記の通り、ここまで詳細に調べてから
クレーム保障請求に入りますので
対象外扱いになると完全に修理は自腹になります。
最近本国からの要請によりこの調査が大変厳しいので、
「良く買ってくれるお客様なのでサービス整備」
なんて事例は減りました。ご注意下さい。

では次世代のエンジンチップチューン
(コンピューターの書き換えを行わない迂回接続方式)
の場合はどうかと言えば、異常数値が出ない限り
セーフでしょう。
また、全て外して入庫すれば事実上、
特定するのは不可能ですから
今後は装着が簡単で脱着可能な
迂回式チップチューンが
確実に流行するでしょうね。
※注:あくまで中澤調べであり全ての車両に当てはまる物ではありません


最新のハイブリッド対応VW診断機。

40年前は、この巨大な
「VWダイアグノシス」システムで検査。
車両にコンピューターを接続し、
全ての調整やオイル交換が終わった頃になって、
やっとプリントアウトが開始されます。
・・・「オイルコウカンヒツヨウ」・・・
時代は変わりました。
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