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プロジェクト E38・B12 (11)

こちらは、リアからの1枚。
塗装色をより分かり易くする為に、フラッシュを焚きました。

アルピナ車は、ホワイトボディーから製造する事が多く、
車体番号も、BMWの付けた刻印の上から大きな×印が付いていて、
その上にアルピナ専用車体番号が記載されます。
ですから、アルピナは単なるチューニング会社ではなく、
ドイツ国に認められた自動車製造会社なのです。
しかしBMWのディーラーでも保障が受けられるという特典付きですから
往年のエッティンガーやAMGに似ていますね。
但しクオリティーを下げない為に、年間生産台数を800台程度に抑えていて
生産拡大をする予定も無い所が「老舗ブランド」らしい落ち着きを感じます。

さて、アルピナと言えばデコライン(ボディー周囲を巡るステッカー)と
スポークホイールが定番ですが、デコラインについては、オーナーの意思で
貼らないで納車される事もあるそうです。
でも、日本ではこのラインが無いと、逆に偽物に見えてしまうのが
面白いですね。

ちなみにこの車両は100番台前半のシリアルナンバーを持っていましたが、
当時は人気車種で、前期と後期を合わせて生産台数は500台程度
あったそうです(未確認情報)。特に人気があったのはY氏所有の
前期モデル中期タイプのアルピナ・シフトトロニック付きモデルだった
ようです。(大変少量だがアルピナ・シフトトロニック無しの超初期モデルも
製造された模様)

さすがにこの超豪華なサルーンは、日本での輸入台数も大変少なく、
「偽B12-5.7」の方が多かった時期もあったようです。

こんなヒストリーを調べていると、ますます深みにハマってしまいますね(笑)


<撮影協力>
Y氏(アルピナB12オーナー)

有限会社 オートサービスヤマダ
横浜市戸塚区戸塚町1006-4
℡ 045-865-3039 fax 045-865-3035
みがき:1万円~ / コーティング:3万円~
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