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臭いの撃退


【40,920km+3,080km=44,000km】

春らしい天気になり、
ちょっと暖かくなった車に乗り込むと同時に
「ムオーン」と鼻に感じる臭いが。

以前から多少感じて居ましたが、
雨の翌日には、強く感じます。
そんな時、僕は次のステップを踏みます。

1,まずは車内清掃

もうこれが効果絶大。
フロアーマットを剥がして、隅から隅まで
何度も床のカーペットを清掃です。
車内で食べ物を食べなくても、
靴の裏に付いた汚れや、
乗車中に落ちるであろう
ミクロン単位の人間の皮脂まで、
微量なゴミが、臭いを作り出しています。

今回もダイソンを使い、フロアー清掃。
ダイソンもハンディーより、
家庭用の大きい物の方がパワーがあって
良い仕事をしてくれます。
もしシートを外せたら、完璧にお掃除出来ますね。

2,エアコン系清掃

こちらも、古い車にありがちなトラブル。
締め切った屋内のエアコンでも、
かなりの汚れやカビが発生します。

自動車用品店では、1,000円程度のスプレー缶が
売られていますが、あれは気休め。
全く効きません。お金の無駄。

しかし、トヨタ系(旧タクティー)の
「ドライブジョイ クイックエバポレータークリーナー」
は高いですが、かなり効果があります。
僕は随分前から、この製品を使っていますが、
エアコンファンを外して清掃するのと同じくらい
効果を感じました。

ラッキーな事にスマート君は
ココから臭いは出てませんでした。
丁度良いのでフィルター清掃だけをして
終えます。

うーん、ここまでしても臭いが取れません。
こうなると、問題解決の為に、
車内をクンクンと嗅いで捜索。
ありがちなシート下からも
臭いの変化を感じません。



臭いの元が見つかったのは、
リア荷室のカーペット兼防音マット。
フロントからフロアーカーペットの続きで
付いて居る所です。

表面は普通のカーペットですが、
裏には断熱効果がある布が貼ってあります。
このお陰で、トランクに
生魚を置いても焼き魚になりませんし
卵が目玉焼きにもなりません。
有難いカーペットなんです。

どうやら湿度が高いと、
カーペットとエンジンルームカバーの間が
蒸れてカビるらしく、
ここが臭いの発生源だったようです。

3,薬剤噴霧


登場するのは、10年以上前に
オートサービスヤマダさんが教えてくれた
「ジアムーバ酸化水 200ppm」。
明らかに効果があります。
これ、霊柩車も昔から使っているそうです。



コロナ禍で売れている「ジアニスト」も、
同じ成分ですし、
こちらは500ppmもありますから、
(個人的には)効きは強く感じます。

使い方は簡単で、
晴天の日に、トランクを開けて、
カーペットの裏側に噴霧して、
自然乾燥させます。
これを何回か行うと、
臭いは小さくなります。

4, オゾン噴霧
最終兵器は、オゾン発生器。
臭いを徹底的に取り除いてくれます。



10年前は、かなり威力の弱い物でも
25万円もしましたが
今はその数倍の性能の物が
2万円弱で購入出来ます。



以前は、清掃業者さんとか、
気の利いた不動産屋さんとかが
持っていましたね。
今はコロナ禍で結構売れているらしいです。



この機械、殺虫作用があるだけあり、
使い方には、細心の注意が必要です。



使用後は、業務用のマスクを使って車内に入り、
ドアや窓を全開にします。
これをしないと、冗談でなく
マジ、本当に、かなり苦しくなるんです。



注意点はもう一つ。
プラスチックやゴム類を崩壊させる危険があります。
なので、自宅の部屋では、パソコンなどの電化製品、
室内面積の小さい車内での使用は、
極力少ない時間での使用が好ましいようです。
このスマートの場合、あまりにも小さい車内なので
僅か数分(3~5分)で良いようです。

僕が数年前から愛車に行っていた作業。
特に3、4番はコロナ禍で、
店舗やオフィスでは当たり前になりつつあり・・・、
良いんだか、悪いんだか、複雑な気持ちです。
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