goo

エンジンコーティングレポート(船舶編)

夏と言えば海水浴。
ちょっと豪華にジェットスキーやダイビング。
そしてヨットやクルーザーでのクルージング。

今回はいつも御世話になっているアルピナ使いのY氏が
親友と共同所有されているクルーザーに
エンジンコーティングする作業のご依頼をいただき
西浦賀にある「シティーマリーナヴェラシス」
にお伺いしました。



ここは昔、川間ドッグとして存在していた場所だそうで
クラブハウス裏側に行くと上記画像のような明治時代に製作された
貴重な煉瓦製のドッグ跡が残っています。


<Y氏と愛機>

船の名前は重要です。
このクルーザーには
「The Rumproller: Lee Morgan」
と入っていました。リーモーガン?
どうやらThe Sidewinderのリーモーガンの模様。
洒落てるなぁ~。

そうこうしているうちに着水の時間。
先ずは作業クルーが、フォークリフトベース
と思われるドラッグレーサーみたいな形のドーリーで港へ。



これをクレーンで着水します。



遠くで見た事はあっても、近くで見ると
ワクワクしますね。

アイドリングで暖まったトヨタ製4気筒3リッター
ターボディーゼルエンジン(M1KD-V / 185PS)
にコーティング剤を注入していきます。
もちろん2基ありますから、2回施工しなくてはいけません。



また左右エンジンの調整を行うので、
いつもとは違う緊張感があります。
圧縮比が高めのようで、コーティングの効果が
即現れるのが嬉しいですね。
そしてより多くのパワー&良好な燃費を求める為
上級コーティングも一緒に行います。
もちろん軽油タンクにもコーティング。



まだ300時間程度のエンジンですから、新車同然です。
しかし、入れてから数分するとディーゼル特有の振動が大幅に減り、
力強いトルクを感じます。



しかし僕の作業はここまで。
残念ながら式根島までのクルーズには参加出来ませんでした。
何故なら・・・・・僕は船酔いが凄いのであります。
確か曽祖父もアメリカ留学の際、横浜からサンフランシスコまで
船底でグロッキーになって居たと言うのだから、
家系かも知れませんね。
ちなみに湖なら大丈夫ですけど・・・。


<Bon Voyage!>

皆さんをお見送りして車に戻ると、
車内に忘れて来た携帯にメッセージが。
どうやら出航してすぐにお電話をいただいたようです。

「中澤さん。とにかくスムースです。
まるでモーターのようにエンジンが回ります。」

その声のトーンでコーティング剤の効きが
分かるというものです。
きっと素敵なカジキマグロも釣れたことでしょう。

ダンディーな皆様に感謝!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 親友との語らい 浦賀にて »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。