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20年ぶりに

学生時代の親しい先輩から今でも電話をいただきます。
偶然なんですが、僕が悩んだり苦しんだりしている時が多いですね。
だからほんの少しの国際電話でも、ホッとします。

今回は当時同じく留学していた先輩の一人が
初来日されました。
最後に会ったのは、彼らの卒業式だから
1992年だっただろうか???

当時の彼は本当に喧嘩早かった。
下らない事でバトルになり、
何故かぶん殴られた覚えがあります。

文句を言いながらも
数日後には一緒にご飯を食べていましたっけ。
だからお互いに太った顔を見ても、直ぐに馴染め
まるで先週から話していたように、トークが弾みます。

映画のようだった学生生活に、車での爆走、
恋愛模様に旅の話。
今では笑ってしまうような内容ですが、
当時は全てに真剣だったなぁ。

今回の彼は、某国大臣と共に極秘来日していました。
かの地で起きた政治的事件や天災の正確情報を聞いていると
僕達が普段、いかにメディアに翻弄されているかを
強く思わされます。

さて来日の目的は、大臣のお供と共に、
疲れ切った僕をバケーションに連れて帰る事だったそうです。
(冗談だと思っていたら本気だった様子)

僕:「その前に、封印していたパスポートを取得しないと」
先輩:「お前らしくないよ。どうなっているんだ?
    最高のサービスと医療を用意しているから短時間でもこっちに来いよ」


帰りの車の中で、
目頭が熱くなりました。
何とも言えないこの気持ちを心に携えながら
深夜の国道を自宅に向けて走らせます。

20年経っても、僕は全然成長していない。
それでも先輩達の愛情は全く変わりません。
いつになったら僕は大人になれるのだろうか?
感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいだった先輩との再会。
今回は彼らに甘えようかしら?

(1991年頃、カンザス州ヘイズ市のアパートにて)
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