金属中毒

心体お金の健康を中心に。
あなたはあなたの専門家、私は私の専門家。

25話後その3

2008-09-29 02:57:40 | コードギアス
またしても空白の2ヶ月ですか。
スタッフ様は2次創作にとても優しいです。

前回の1ヶ月は ルルーシュの体力修行。
今回の2ヶ月は スザクの学力政治力修行。

さぁ、サイトめぐりが楽しくなる。


それともうすぐ星天祭りが始まります。
スタッフ様に感謝しながらお待ち申し上げます。





サイト巡りをしていてやっと気が付いた事。
ナナリーのせりふ。
「八年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね、おそらく私も同じ顔をしているのでしょうね」
おそらくという言葉でようやく気が付いた。
ナナリーの中の自分のイメージは8年前の幸福な日々のまま。
だからこそ、ナナリーは純粋でいられたのか。
そんなナナリーがはじめて見る自分の姿。それがギアスをかけようとする最愛の兄の瞳に映る自分の姿。
兄はもう自分を愛していないのだ。自分では兄を止める事さえできないのだ。
そう思い知らされている自分の姿。
もしナナリーが一生兄に捨てられた自分を抱えて生きるとしたら・・・。世界は彼女に優しくない。
でも、神様がよそ見をしている間に地獄の判官が魔王をすくってくれた。最後に、まだ開いている兄の瞳に、最後にそして最後まで映るのは「あなたを愛している」と叫ぶナナリーの姿。きっとナナリーは兄の瞳に映る自分を抱きしめて生きていける。
兄が遺した世界のための人柱ゼロと手を携えて。




瞳に映る姿、どこかで見たイメージと思えばラッセルのとき使っていたネタだ。現実問題として、ナナリーの視力でそこまで見えたのかは不明(苦笑)

25話後その2

2008-09-28 19:35:11 | Weblog
とうとう、最終回が終わりました。
星刻、死は描かれなかった。
でも、生きていける保障も無い。
さぁ、2次創作の出番ですね。


なんと天子様まで処刑台に。
明らかにまわりよりちっこくてかわいいのが、こんなときでさえも愛しくなる。
どうせなら、天子様だけでも星刻に助けてほしかったです。




 処刑台でむしろ静かにゼロ(スザク)がゼロ(ルルーシュ)を殺すのを見ていた男。星刻。24話の「ルルーシュを裏切るのか」の不機嫌といい、この男にはもうわかっていた。でも話数不足で何も描かれなかったけど。
本当にR3が無いのは勿体ない話でした。




そんな処刑場に現れたゼロ。明らかに1期のスザクを取り戻すシーンを意識した立ち位置。しかし、その後の振る舞いは・・・ゼロは超人ゼロになりました。もうこの時点で前のゼロとは別人なのはわかりますね。それでも気が付いた人は口を閉ざす。
すべてを知って飲み込んで、最後まで道化を演じるジェレミア。
浮き沈みや立ち位置の大変化はあったけど、この作品で一番一途な男。
「ゆけ、仮面の騎士よ」
最後のこのせりふのかっこよかったこと。

そしてルルーシュの死。泣くスザク。
スザクの涙は仮面だけが見つめる。もう、誰も彼を見ない。スザクとしては。
彼は3人目のゼロとして永遠のゼロになる。



ナナリーは幼少時スザクに出会ったとき目が見えなかった。
そして、ナナリーの目が開いたとき、スザクは自分を失った。
ナナリーがスザクに出会う事は無い。それもまた一つの罰。






最後の25話でほんの少しでも笑えるのか?と不安でした。
どう考えても生きるも破滅。死ぬも安らぎではない。
それを見事に昇華したスタッフの腕は凄い。

噴出させてもくれました。
オレンジ畑で働くオレンジ君。なぜだかアーニャも一緒。
きっとキャンセラーをかけた後、懐かれてしまいなんとなくそのまま一緒にくらしはじめた。そんなところでしょうね。
ギアス世界公認のロリなのか。父性愛なのか。ギアスに翻弄されてきた同士の仲間意識なのか。
いずれにせよ2次創作界には新しいペア誕生です。











25話後その1

2008-09-28 17:55:01 | Weblog
25話前半はナイトメア最後の見せ場。
カレン対スザク。
「生きろ」の愛ギアス全開発動しても対等の戦い。カレン、ギアス界の最高のパイロットは君に決まった。
それほどの腕を持ちながらまだ高校生(留年?)のカレン。その傍らには母。
たぶん卒業したらコーネリア様が両手を広げて待っている。
あのスザクを倒した戦女神は、わたしが育てる。と言って黒の騎士団の正規軍にすぐ入れてしまう。



最後にルルーシュにペテンにかけられた人々。
「生きろ」
ルルーシュの血で生きろのギアスを与えられた人々。
藤堂も扇達も社会的には成功者でも、意識の中ではいつも、この世界を誰が造り誰が罪を持って世界の柱になっているか、思わない時は無い。




ルルーシュの小さな願いは最後に少なくとも一つは叶った。
スザク、お前にナナリーの騎士になってほしい。




拘束され、処刑場に送られつつあるナナリー。その外見は、権力者に逆らった愚かなむすめ。さらし者。でもこうしておいたからフレイアを打ちまくった妹の罪もすべてルルーシュが持っていくことができた。
平和ややさしさの象徴になったナナリーはゼロに守られ、黒の騎士団のお姫様として生きる。あ、今更ながら天子とかぐやとナナリーが仲良しになれる可能性が高くなった。
目は見えるようになっても、おそらく筋肉が萎えていたのか足は不自由なままのナナリー。そんなナナリーのために今まで面倒を見てもらうばかりだった天子がお茶を運んだり、(途中でこけたり)、あれこれお世話する。なんてほほえましくも美しい光景もいつかありえるかも。





扇とヴィレッタの結婚式の写真。黒の騎士団、中華連邦、ブリタニア、どこの所属で剣を交えたかを問わずルルーシュという存在にかかわった人のほとんどが集まった。結婚式は同時に無意識の追悼式にもなったかもしれません。


まだ録画を見直していないのですが、星刻、あなたどこに行ったんですか。最後に見たのは神虎でダモクレスに向かうシーン。まさか・・・。

録画見直しました。いた。せりふがなかったのでテレビで見ただけでは気付けなかった。
たぶん、生きのこったのは話数が足りないからだけど、それでもよく生きのこった。

25話l直後

2008-09-28 17:30:37 | Weblog
すでに前半だけで手が震える。
ナナリーの意思と強さを認めたからこそ、敵として扱えた。

カレン対スザクでスザクの死を偽装する。
それによって自由に動けるようになったスザクが、世界の敵、皇帝ルルーシュを刺し殺す。

サイトでこの予測しているところもありました。それに生きるにしろ死ぬにしろ結末は出さざるを得ない。最も華麗に華やかに。

扇さんが24話で馬鹿な考えを起こしたのでは・・・実現する暇なかったですね。
これで捕虜になるのは2回目。2回ともゼロに助けられた。
意味は大きく変わったけど。

真実に気が付いた人はみんなルルーシュの想像し創造した世界に明日を迎えさせるために、真実を口にすることは無い。一番歳が若い天子様さえも。

今、気が付いた。星刻!こいつ天子様のお名前呼んでいない!!
なんだ、あの公式設定は!2次創作専用に与えてくださったのか!
ま、たぶん尺が足りないせいですね。


後15分で25話

2008-09-28 16:51:08 | コードギアス
25話まで後15分。
はたして何人生き残るのでしょうか。
玉城は残りそう。
扇は自爆?
主役は・・・。

周香凜と洪古は生き残ると予測。天子様は設定上生き残り組み。
星刻は・・・。

R3の予定が無いのが悲しい。

後番組はガンダム00.その後は鋼!
視聴率から言ってもR3の目は遠い。

しかし、だからこそ2次創作はこれからが正念場。ギアスを単なる過去のアニメにするか。伝説にするか。

余計な事を言っている間に残り10分。


では、くろのひと様を見習って素数でも数えながらテレビの前で待ってます。


2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97

先天性膵胆管合流異常

2008-09-25 23:04:50 | コードギアス
先天性膵胆管合流異常
わずか10文字の病名に行き着くまでに24年かかった。
これから死ぬまでの時間はその1割にも満たない。


上海事変その12


100万人の移民たちは、困った事や判らない事があるとまず扇に相談した。
扇は他の幹部よりも庶民性が強くて話しやすい。これがゼロだと・・・そもそも世界中を飛び回っているゼロを見かけることさえまれだが、雲の上の人という気がしてつまらない質問など絶対できない。藤堂将軍は伝説の人で、それに中華連邦の平定(新入りの訓練も兼ねて)にお忙しい。ラクシャータはもともとが外国人で、しかもナイトメア以外には関心が薄いように見える。
結局、いつも居てくれるし、水道が出ないといった小事にもきちんと対応してくれる。子供や年寄りなどの戦いに参加できない移民たちのことも考えてくれる。 蓬莱島に上陸してすぐ学校を作り、年寄りの保養施設を作ったのは扇の意見だ。

なんだかんだで扇は今日も相談を受けている。
だが、今日の相談は扇の手に余りすぎた。

侵略を受ける前は、内科の手術医だったという相談者は重要すぎる問題を運んできた。
今斑鳩の艦内には中華連邦の黎星刻がいる。5日前、静脈瘤破裂の大量出血で危うく死に掛けたがラクシャータの英断で救命された。その後も体調が優れないようで、せめて後10日は様子を見たいとラクシャータから言われている。扇としてはそもそも自分が許可を出すような話ではないので黙認状態である。
医師の相談はあの長髪の軍人、黎星刻の体の不調の事だった。
「先天性すいたんかん合流異常」
病名を聞いても扇は漢字変換すらできなかった。なんだそれは?である。
医師は苦笑した。「聞いた事も無い人が多いので」
そう前置きして話し出す。

「膵胆管合流異常」とは
膵管と胆管が正常の位置よりも外側で合流しているため、膵液、または胆汁が逆流するという、先天性の異常のことである。膵液は強力な酸性の液なので膵管以外の他の場所に逆流してしまうとその酸によって、管内を傷つける。そのような状態が続くと、化膿性胆肝炎、肝硬変、胆道穿孔や穿孔性胆汁性腹膜炎、肝内結石、急性膵炎、慢性膵炎等を起こし、さらに長い年月が経過すると、高い確率で胆管癌、胆嚢癌を合併する
幼少時に診断されることが多いが、まれに成人後に見つかる。時間が過ぎているから状態は悪い場合が多い
膵液の胆管内への逆流、胆汁の膵管内への逆流にともない、胆管炎や膵炎をおこし、腹痛、発熱、黄疸、嘔吐などの症状を呈する。
血液検査では肝機能異常や高アミラーゼ血症がみられる。




「侵略される前なら日本でなら治療の可能性はありました。わたしも子供をオペしました。」
医師はここで水を飲み一息ついた。20分にも及ぶ説明だが扇にわかったのは要するに星刻は先天性の持病があり、それがすでにかなり悪化している事。2年持てばというのは希望的数字で軍人などやっていては下手すれば半年持つかどうか。しかも星刻の様子を見る限り治療は全く受けていない。痛み止めで乗り切っているらしい。


それは大きな問題だが、本来なら星刻の私事に過ぎない。だが、「黒の騎士団が中華連邦と結べたのも、この移民が認められたのも」、扇は医師と視線を交わす。黎星刻の存在があればこそ。ゼロと星刻との個人的友誼・・・と言えればだが、個人レベルのつながりが100万の移民を支えている。もし星刻が死亡あるいは病状が悪化し動けなくなれば、移民の運命はあまりにも危うい。


これは絶対ゼロに相談して決めてもらわないと。
扇はそれだけを決めると医師に口止めしてその場は帰らせた。
しかし、そのころ藤堂は「ゼロが行方不明になった」という知らせを受けていた。

100万の奇跡を起こしたゼロ達の運命は日本海の荒波に大きくゆすぶられた。

24話後その5

2008-09-23 16:32:18 | コードギアス
24話で気になっていたのに書き損ねた事。

白兵戦に持ち込めば勝機はある。
星刻のこの言葉に答える周香凛の言葉。
しぇんつぅーつぃー
そんなふうに聞こえたのですけど、中国語の普通語ですよね。
xingではないのは間違いないですが、どうもはっきりしない。
あの状況からして、了解とかいう意味の言葉でしょう。
中国語の辞書手放さなければよかった。後悔役に立たずです。
最後のつぃーは対の文字だとは推測します。




トップに上がっていたのに今まで書き損ねた、扇事務総長。
何かお考えですね。いささか思いつめているふうもありますが。

「ナオト、俺はお前のいる場所には逝けないだろうな」
救命艇?で南さんやラクシャータさんを見送った後、そんなふうに呟いたかも。

扇の罪。
ゼロを引き込み、結果的にとはいえさまざまな災厄を呼び込んだ罪。
根が善良な方だけに思いつめるとなにをするか。
やることやっといて、女を待たしておいて、ひとりだけ暴走する。
やってほしくないけど、ありえる未来。
暴走した挙句、出てきた答えが自滅になっても、ブリタニアの皇族たちを殺しても、誰も喜ばないのに。




『ルルーシュをを裏切ると』で不機嫌になる星刻。そんな男の反応を理解できない天子様。
天子様はまだわかっていない。天子様にとってはルルーシュはただ怖い皇帝というだけなのですね。その怖い人から助けてくれて人たちを、どうして星刻は気に入らないのか?
少しは判ってあげてほしい。星刻がどれだけ苦労しているのか。
そんな男の心をすばやくフォローするのは神楽耶様。さすがゼロの正妻を名乗り続けただけある。
『少なくとも独裁者を否定するという意味では信じてよろしいかと』
そうしなさいと圧する。
皇の女王様は並みの女の子ではないようで。


神楽耶様はなにか気が付いているような。
最終回では神楽耶対シーツー対カレンのルルーシュを巡る女の戦いが決着する?
ルルはまだ童貞坊やですね。たぶん最後まで。

愛の原点に立ったばかり  この題名ずれている

2008-09-23 06:07:37 | コードギアス
スザクの言葉
『ルルーシュ、先に行け
   君には倒さなければならない敵と
   救わなければならない人がいるはずだ』
普通に考えれば、倒すべき相手は兄シュナイゼル、救うべき相手はナナリーですが、スザクの本能は気が付いていたのか。
ルルーシュが戦うべき相手はナナリーだと。

そして、ある意味ですくいであると。すべてに対して等距離を保つシュナイゼルに対してゼロという基軸を与えるのは。
基軸を得て、ようやくシュナイゼルは己を得る。
こういうのも、『愛の原点に立ったばかり』と呼びたい。・・・はたしてどれだけの人がこのせりふの出所に気が付いてくださるのか。


ルルーシュに敬語を使うシュナイゼル。世間的に見れば、ルルーシュ皇帝を認めた。つまり、シュナイゼルの敗北となる。それがそのまま合衆国連合の敗北にはならない。
星刻が代表達を救っている。トラブル・カルテット、じゃなかった佐代子、セシル・ロイドが脅されて協力させられていたと証言するだろうし。
最終回はブリタニア皇族連合対合衆国連合?

いやな予測をしてしまった。また星刻の死亡フラグが濃くなる。

玉城とスザクの関わり

2008-09-23 05:31:45 | コードギアス
サイトめぐりをしていると玉城の言う因縁が不明という方が結構いるようです。

そういう方にぴったりの動画があります。

ニコニコに玉城名言集があります。これを見れば第1期で玉城がスザクに喧嘩を吹っかけていた。というか、絡んでるシーンがあります。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3445845 

こうして見ると玉城はストーリーの進行上欠かせない道化、説明役だったのがよくわかります。
ありがとう、玉城。
あと1週だから生きのこって最後まで説明してね。

アパテ 

2008-09-23 04:04:02 | コードギアス
アパテは、ギリシア神話の女神。ニュクスの娘で、欺瞞、不実、不正、失望が擬人化されたもの。ローマ神話にはフラウスとして現れる。男性神では欺瞞が擬人化されたドロスに相当する。対照的な神はアレテイア(真実)である。

アパテはパンドラの箱の中の災いの一つである

ミッションアパテのことばが気になったので、ウキペディアで探してきました。
うむ、あのロイド・セシルさらに佐代子を加えては災いの種を撒き散らすとしか言いようが無い、まぁ、違う意味でルルーシュは名前を付けたのでしょうが。

後世に曰く。
「ダモクレスの戦いの後、世界のトラブルの9割は彼ら3人が製造した。皇帝ルルーシュに罪があるとすれば、彼らを3人組み合わせたという罪が最大である。」
ラクシャータあたりがこういう内容を言い残しそうです。
それに続けて、こうも言いそう。
「残り1割の、世界を傷つけるトラブルを防いだのも彼らである。しかし、火事場に油を投げ込む解決方法が万人に通用する訳ではない」



さらに付け加えると、世間では3人でなく4人のトラブルメーカー、トラブルカルテットと呼ばれたとか。

24話後その4

2008-09-22 22:39:58 | コードギアス
エレベーターから飛び出してくる天子様。
「あの方たちが助けてくれたのです。」
あぁ、なんて素直でかわいい天子様。
ここで星刻が天子様を抱きしめなかったのは、各国代表達の前でそんなことをしては天子様の政治的立場が・・・・・。
そういう考えだったのでしょうけど、見ているこっちは「なんで、そこで抱きしめて世界中にアピールしないんだ!この女は俺のものだと」
言いたくなりました。
星刻のタイムリミットさえなければ。
自分の残り時間を冷静に見つめ続ける。そんな、時限爆弾付の身体でさえなければきっと見ることのできたシーン。





「ルルーシュを裏切ると」
この言葉、星刻の本音はゼロを信じている。しかし、あまりにに犠牲が多いその方法に。
星刻はゼロに問いたいのでは。
「どうしてお前はこんな方法しか選べないのだ!」
あの9話10話で中華連邦とやりあったときも。
最初からある程度だけでも話してくれればお互いの損害も減らせたはず・・・無理ですね。
それが無理なのは星刻が一番わかる。自分も同種の考え方をするから。
世界は加速された。ゼロ、ルルーシュの手の上で。
あとは、それをどう着地させるか。

星刻はさんざんブリタニア皇族の兄弟に翻弄されていたけど、今更ながら岡目八目の強みもある。
天子様も手の中に戻ってきたし、あの数歩を彼女は自分の意思で歩んだ。
自分は誰のところに戻るのか。
男子3日会わざれば活目してみよ。
なんて古い言葉でいいますが、女の子は3秒で変わります。
強くなった彼女をあえて抱きしめない星刻。

その落ち着きで読み取ってほしい。ルーシュの造る世界。ルルーシュだけに任せていると手段を選ばないから損害だらけになる。
設定の同等の知性と大人の強み。最終回でこそ動いてください。世界を軟着陸させるために。

24話後妄想その3

2008-09-22 21:59:08 | コードギアス
白兵戦という言葉に古傷がうずく。こう言うと年齢がばれる。


ひとり、またひとり欠けていく仲間。
洪古さんが星刻を天子様の下に行かせるため蜂の巣状態になる・・・。

四方八方から打ち込まれる銃弾を剣で切り裂いて走る星刻・・・(斬鉄剣並みだなぁ)、
回廊を走り渡り、振り返ると。
「行けー!!星刻!」
両腕のマシンガンを打ちまくりながら叫ぶ洪古。だが、その身体はすでに銃弾を浴びて。
「洪-!!」
星刻の声に不敵に笑う洪古。
1秒2秒。その友の姿を焼き付けるように見ていた星刻が何かを吹っ切るように走る。

黒髪が爆風にあおられる。その爆風が収まったとき、
「洪・・・」
剣で敵兵を切り裂く星刻、その背後に見えるさっきまで洪古がいた場所。大爆発の跡。
敵兵もすべて消えた。
洪古も


良かった。年寄りの繰言(妄想)に終わって。

24話後その2

2008-09-22 21:33:14 | コードギアス
24話後その2
24話最後の30秒、見えるようになったのに、あえて目を閉じて兄を待つナナリー。
やって来た兄は、妹に甘い。
「ナナリー、それは危険なものだ」
ダモクレスの鍵、危険なものどころじゃないんですけど。へたしたら兄より妹の方が直接手にかけた人数多いのでは?
なんだか、ルルーシュの言い方を聞いていると、ナイフでリンゴをむこうとしているかわいい妹に
「あぶないよ。俺が剥くから、ナナリーは待っていて」
にっこり笑って妹の手をそっと押さえる兄。
そういうレベルのおはなしに聞こえてくる。
「ナナリーは待っていればいいんだよ。(俺が守るから)」
そうして、兄は妹のためになんでもして。
強くなった。
妹は。どうなったのか?




だから、今は私があなたを止める。
もう、あなただけは傷つかなくていい

24話後その1

2008-09-21 22:22:28 | コードギアス
ゼロに仕えよ」の言葉で縛られたシュナイゼル。
たぶん2次創作では、今まで散々圧迫されてきたルルーシュが、今は自分に仕えるシュナイゼルに「お茶淹れろ」だの「肩をもめだの」言いたい放題して、ナナリーに怒られたりするんだろうなぁ。(書いていたらどのサイト様か教えてください。読みに行きます)(他力本願)
2次創作はともかくとして、シュナイゼルにせよルルーシュにせよ、細かいところで取りこぼしが見える。まぁ、それが意図的なものであるほうが多そうですけど。
例えば、カノンをほったらかしているルルーシュ。
最終回でカノンの手にかかるルルーシュも考えられる。

あるいは星刻が絡むか。カノンと相打ち。あるいは取り押さえて負傷。
そこで「天子様を頼む」とかルルーシュに言い残す。
そんなタイミングで言われては、裏切れない。そんなルルーシュの性格も、妹要素に弱いことも読んでいる。
ロリはシスを知る。





星刻にとって一番の気がかりは自分が死んだ後の天子様のことでしょう。
『永遠にあなたを守る』
この誓いも生きている間だけ。
星刻なら死んでからでも意識を神虎のメインコンピュータに宿らせてでも、彼女を守りそうだけど。それを至高の愛と呼ぶか、未練と呼ぶかはひとそれぞれ。
例えば20年後のある戦場で、神虎後継型と呼ばれるすべてのナイトメアが、中華軍と戦うときだけ突然停止するとか。
そして、ディスプレィに文字が。
「中華の天子に弓引くことは私が許さぬ」
戦場に現れる、初代の神虎。
すでに廃棄されているはずの機体。

24話直後

2008-09-21 17:34:10 | コードギアス
フレイアを打たせまくっている兄弟。もうどちらが打ってどちらが打たせているのかわからないほど
生産されるのは只一つ 死

先週の前半も言いましたが、このまま最終回になっても何の違和感も無い。
今回は大ロボット大戦、ではなくてナイトメア戦の見せ場が多数。

スザク対星刻
スザク対藤堂、
藤堂と星刻が組んでます

カレン対シーツー、
ジェレミア対アーニャ

スザク対ジノ、
スザク対カレン
ジノとカレンも組んでます。
そういう点軍人思考のジノはくだらない意地にこだわらない。
それでも生きのこるスザクは凄い。スザクの力の源は呪いか愛か、マシンスペックか。

意外といえば意外ですが、メインキャラが死んでいない。星刻生きのこりました。死亡フラグをすり抜けました。後1週だ。しかし、ギアスだからな。

あ、そういえば玉城は散りました?いや、彼は最後まで生きのこる組だったようです。
藤堂さんは脱出して千葉さんが救出。
でもまだ25話がある。藤堂・千葉も死亡フラグは消えない。

なにしろ、「公平にみんな殺して大円団」
某作家様の著書を読み込んで育った世代がギアスを製作していますから。

某作家様、タイタニアのアニメ化。見たいけど、・・・イメージが崩れないかと。




「シンクー 」
天子様のお声に姿に反射的にひざまずく星刻。
そんなことする暇があれば抱きしめなさい。来週はもうそんな暇はないかもしれないのに。




「私は一度だってルルーシュに負けたことはない」
そうでした。宰相閣下は星刻を説得するとき、間違いなくそうおっしゃつていた。負けない、それは勝つ事と同じではない。
決め手は本質の読み合いでした。

兄上をギアスで支配したルルーシュ。
これで皇帝ルルーシュが死んでも、ブリタニアは滅びない。
最高の政治専門家がいる。
これでルルーシュは自由になれる。
死ぬことも生きる事も。




各国政府代表者を救出した功績で、中華の発言権も変わってくる。うまくすればインドが独立を条件に中華の再統一に手を貸す線も出てくる。蒼天講の出番です。でも、急がないと。星刻が生きている間しか使えないカードだから。

代行に選ばれた政治家達には不満もあるでしょうが、とにかく本来の代表が無事お帰りになる。
ルルーシュはどうやら彼らを閉じ込めていただけで、無慈悲な扱いはさせなかったようです。
これで、ルルーシュの本意を読み取った星刻との和解も可能性が出てきました。
南さんも神楽耶様が無事で一安心。




そして意外なお人が無事!!
コーネリア様は死亡していない可能性を指摘されていましたが、小生としてはギルフォードのあの死を踏まえて、コーネリア様の生存を絶望視しました。
あの死。ルルーシュをコーネリアと認識したまま、コーネリアを守って死ねたとギルフォード本人は思えていたはず。
しかし、そんな浅い読みなどぶちのめす展開。あの男が生きていた。
この作品の本当の意味でのヒロイン、ナナリーの盲目というハンデを受け継ぐ形で。
光を失うのは不幸な事だ。まして中途失明者は。
軍人として生きる事しか知らないギルフォード、盲目では軍人として生きる事は不可能。
それでもギルフォードの運命は、独力でギアスの呪いを捨て去った。
ギアスの呪いは『お前は私をコーネリアと認識しろ』
ならば認識しなければいい。

呪いを丸ごと受け入れて、それさえも生きる力に転換するスザクとは全く異なる方法で、ギアスを乗り越えた男。
それにしても髪を結わえていないギルフォードの後姿は、エリア88の司令官サキさんに似ていた。思えばエリア88も兄弟、親子の戦いでした。




今回、ルルーシュが兄上に使った作戦、あらかじめ相手の反応を計算し尽くして作ったビデオ映像で足止めし、別方向からほんもののルルーシュが現れて勝利する。
これ、あのマオとの戦いと同じですね。
思えば、ユフィの死とコーネリアの死が対応し、マオとの戦いとシュナイゼルとの戦いが対応する。
コーネリアは生きていて、シュナイゼルはギアスによって敗北した。
ギアススタッフ様のあちこちに仕掛けられた技に惚れ惚れするしかないです。




メインキャラは死んでないと先ほど書きましたが、ディートハルトお亡くなり・・・ですね。なにしろギアスだから疑えばいくらでも疑える。
でも、ディートハルトのあの死。
「ゼロ、あなたの物語はもう終わっている」
現実よりも真実を選んだディートハルト。
ディートハルトの真実のなかでは、ゼロを叩きのめし、新しい正義の王国を打ち立てるシュナイゼルが正しかったのか。

マスコミの裏表を生きてきたディートハルト。なぜ、彼がブリタニアを捨てゼロに付いたか。ディートハルトならば本人の死すら、演出ではないのか。
もちろん本人は死んでいるのだけど、こういう人はむしろ死んでからの方が影響が大きい。2次創作のサイト巡りが楽しめそうです。






宇宙戦艦ヤマトをご存知でしょうか。ヤマト2のときの帝国都市との戦いでやっぱりコスモタイガーが突破口を開こうとしていたのですがうまくいかず、山本機の伝説の特攻で突破口が開いた。
今回、誰もそういう伝説にならなくて良かったです。