金属中毒

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両王手3

2008-10-21 20:22:40 | コードギアス
両王手3 神船

わが軍に勝利をもたらすのは、わが国の歴史そのもの

今日、ブリタリア皇帝家の歴史は終わる。




足の下で地球は回る。星刻は計算したとおりの位置に神虎を固定した。
待つまでも無く、巨大な舟が近づいてくる。
舟、正しくは空舟。
朱王朝が成立する前に戦乱期があり、さらにその以前にきょうさんとうという支配体制があった。この神舟はそのきょうさんとう時代の中華が造った。
神舟、1999年以降複数打ち上げられた完全中華製の空船。当時、政権担当者であるきょうさんとうは国内の不満や矛盾を逸らす意味でこれらの舟を打ち上げたという。
政治的には理解できるが、星刻には心情的には理解できない。あの時代はなぜ、天子を求めなかったのか。中華に天子が必要なのは当然の事であろうに。
結局、戦乱期が来てきょうさんとうの支配は終わる。だが、その遺産を無駄にする事は無い。


わが軍に勝利をもたらすのは、わが国の大地そのもの

ゼロと戦ったとき星刻はそう言った。

では今回は、

わが軍に勝利をもたらすのは、わが国の歴史そのもの

聞くものがいればそのように言ってやろう。



神虎と神舟のシステムをリンクさせる。これで星刻は神舟を思い通りの位置に移動できる。
狙うポイントはただ、一つ。
ブリタリア首都、ネオウェルズの上空。
ヒドラジンと四酸化二窒素の組み合わせは、混合すれば確実に着火する。信頼性の高い推進剤だ。サクラダイト全盛時代の今日では完全に忘れられた燃料だが、1世紀近い年数を経てもなお確実に燃焼しロケットを動かす。神舟製造同時の科学者の思考が伺える。燃料として要求されるのは「必要時に確実に燃焼し、目的物を目的位置に届けること」だ。だが、そういう思考法は3度にわたる文化大革命という名の過去への進化によって風化した。






それが頭の上にあるのにはじめに気が付いたのは誰なのか。記録には無い。
その日、ネオウェルズの空は晴れ渡り、戦いの炎などどこからも感じられなかった。
だが、遠く極東の島国で行なわれているはずのちっぽけな戦いの炎は、この朝帝国本土の空を汚した。


何話後の妄言という題名のつけ方、これ楽ですね。小生には題名を先につけるとそれに引きずられる癖があって、この付け方を覚えてから気が楽になりました。
ちなみに両王手は本来19話後の妄言でした。

25話後その5.5

2008-10-14 02:47:24 | コードギアス
ここで天子様とジノの仲良し写真がある。これはジノが中華にいる。あるいはすぐに行く事になっていると見ます。
名目は駐在大使でも天子様の家庭教師でも何でもいいですけど。
ジノの立場は案外複雑ではないでしょか。
98代皇帝のラウンズ唯一の生き残り。正しくはスザク・アーニャも生きてますが、世間的にはジノだけです。
シュナイゼルに「イエスユアハイネス」なんていい子で答えてるジノ。一見シャルル皇帝のあだ討ちみたいに見えるけど、彼の所属は黒の騎士団。アーニャはシュナイゼルのところ。
スザクはルルーシュのところ。367はバラバラです。
でもこの3人。一つの共通点がある。
義務で使えることを止めた後は、自分の好きな相手のところに行った。
ジノはカレンの。スザクはルルの。アーニャはナナリーの所。
そういえばアーニャのせりふ、今のルルーシュは嫌い。これはかわいいナナリーを困らせているからという単純な理屈ではなかろうか。

さて、別にブリタニアを裏切ったわけでもないけど、世間が見ればそう見えるジノの行動。
そんなジノをすぐには手元に置けないナナリーの立場。
そんなときに中華の星刻が負傷後の後遺症を理由に軍務から退いたと聞く。
そこで、星刻あたりと相談して、ジノを中華にあずかってもらうことにした。
それならあの写真も説明がつきます。


25話後その5

2008-10-13 14:00:59 | コードギアス
あちこちの中華系サイトを回って参りました。
総括として、星刻はストーリー的には死亡推測。ただし、生きていると期待させる描写あり。物的証拠なし。

まず、天子様救出後、なにかに思い当たったかのように神虎でダモクレスへ飛んでいる。翼が1枚無くても飛べるのですね。さすが、ラクシャータの仕様。それに星刻と神虎の相性も極上だったのでしょう。


CDの4枚目で、神虎の性格は星刻と全然違うとありますが、いや、むしろ天子様と出会い彼女の為に中華社会を変えるという決意が無ければ、星刻も神虎みたいに軽い外見をしていたかもしれません。
天性のジゴロで美人と見れば即口説く。でも誰に対しても本気ではない。
持って生まれた正当派美形の外見と、運動能力で洛陽の裏社会で名を知られる、荒れた生活。でも、どこか虚しい。そんな彼がたまたま忍び込んだ朱禁城で、お庭の隅で泣いていた女の子をつい盗んできたりしたら(もちろん天子様)、こういう出会いも有りです。


さて、何のためにダモクレスに向かったのかは描かれていません。2ヶ月間は空白です。という事は・・・勝手に書いてもいいんですね。公式様はお心が広いです。
ともかく、処刑台に並べられたときは天子様のお隣。この配置は皇帝ルルーシュ様のお心遣いです。
表情を伺う限り天子様にはおびえは無い。彼女は処刑台の意味がわからないほど愚かではない。では、何故か。星刻と一緒なら殺されても本望・・・これなら一面では嬉しいですが、あの表情からはそれも感じない。この処刑は実行されない。星刻がそういう言葉を伝えていたのではないか。それなら納得できる。

その後はカレンの部屋の写真が消息を伝える。
扇の結婚式。どうやらこの式はあくまでもプライベートですね。みんなかしこまっていない。総理の結婚式ならもっと形式を重んじるでしょうから。まだ、総理になっていないときでしょう。でももう指名はされている。そうでなければ天子様は簡単には国を出られなかったはず。
式の写真の天子様は明るい。でも星刻はいない。これを小生は中華の大司馬として本国に残ったと見ます。政治的空白を許すほど中華は安定していないでしょう。
 ここで天子様とジノの仲良し写真がある。これはジノが中華にいる。あるいはすぐに行く事になっていると見ます。
名目は駐在大使でも天子様の家庭教師でも何でもいいですけど。
ジノの立場は案外複雑ではないでしょか。
98代皇帝のラウンズ唯一の生き残り。正しくはスザク・アーニャも生きてますが、世間的にはジノだけです。

こうして過去に

2008-10-10 21:33:58 | コードギアス
10/1から更新していないという事実に気が付いた。そうだった。いつもビックローブの最新週無料配信をBGMにしながらブログ更新していたから。別にDVDもあるし、ビデオもあるし、永久に見られないわけでもないのに。
ただ、自分で保存しているDVDでは味わえないものがある。それは世界のどこかにいるたくさんの同士(ギアス好きな方)とつながっている感覚。昔、コミケに行ったときにも感じた。知り合いではないのに相手を理解できる安心感。不思議にコミケ会場では優しくなれた。
その繋がる感覚が無い。ビックローブもトップページからギアスのリンクを外したし。こうして過去になっていく。


さて、気を取り直して、いまニコニコでカノンを検索したら、カノン様の総集編がありました。曲名がセーラームーンの乙女のポリシー。この曲を選んだアップ主さま。あなたの感性は正しいと思います。楽しい気分になれます。ぜひニコニコでご覧ください。

25話後その4

2008-10-01 23:13:08 | コードギアス
死について


番組の製作者は絶妙の配置で最後の断定を、ギアスを愛する者にゆだねた。
これが最後のギアスだ。
監督さまおよびスタッフ様のにやりとした笑い顔が見える気がする。

ルルーシュの死について。
コードを継承していないなら、あの傷口からして死ぬのが当然。
だが、その死を確信できるかというと・・・c の世界で生きている可能性は高い。

あれだけのギアスを使って死を大量生産したルルーシュが、普通の死者と同じ扱いとは許せない。きっとルルーシュが運命を変えてしまったたくさんの人々が三途の川(レテの流れ)を超えるまであの世の入り口でお世話係でもして皆を待っている。それが冥界が決めた罰。
きっと早く死んだやつから順番にルルーシュを怒りまくるんです。
一番早いのは・・・星刻が危ないなぁ。
「どうして君が考えなしなお子様である事にもっと早く気が付かなかったのか」
「なぜ、いつも犠牲が前提の方向にしか走れないのか」

そうやってひとしきり文句を言った後、結局あの世の管理人の役を手伝ってくれたりする。
「どうやったら何も無いところで転べるんだ」
なんて不思議そうに訊きながらでも、ひっくり返ったルル坊を起こして埃をはたいて、泣かないようにいい子いい子してくれたり。
で、そのたびにルルは怒るのだけど何年も経つ内に慣れてきたりする。
やがて、藤堂が来て、すっかり甘やかされているかわゆいルルに「私も残る」と言い出したり。後から来た連中もほぼ同じ運命を選ぶは必然。
一番若かった天子様が亡くなって冥界に来るまで、なんだかんだ喧嘩しながらも、楽しく過ごしてたり。もちろん先に死んだロロやシャーリーも引き返してきてます。


しまった星刻の死の様子まで辿り着かなかった。
その5で書こう


明日はいよいよ星天祭り。楽しみ!