金属中毒

心体お金の健康を中心に。
あなたはあなたの専門家、私は私の専門家。

24話後その1

2008-09-21 22:22:28 | コードギアス
ゼロに仕えよ」の言葉で縛られたシュナイゼル。
たぶん2次創作では、今まで散々圧迫されてきたルルーシュが、今は自分に仕えるシュナイゼルに「お茶淹れろ」だの「肩をもめだの」言いたい放題して、ナナリーに怒られたりするんだろうなぁ。(書いていたらどのサイト様か教えてください。読みに行きます)(他力本願)
2次創作はともかくとして、シュナイゼルにせよルルーシュにせよ、細かいところで取りこぼしが見える。まぁ、それが意図的なものであるほうが多そうですけど。
例えば、カノンをほったらかしているルルーシュ。
最終回でカノンの手にかかるルルーシュも考えられる。

あるいは星刻が絡むか。カノンと相打ち。あるいは取り押さえて負傷。
そこで「天子様を頼む」とかルルーシュに言い残す。
そんなタイミングで言われては、裏切れない。そんなルルーシュの性格も、妹要素に弱いことも読んでいる。
ロリはシスを知る。





星刻にとって一番の気がかりは自分が死んだ後の天子様のことでしょう。
『永遠にあなたを守る』
この誓いも生きている間だけ。
星刻なら死んでからでも意識を神虎のメインコンピュータに宿らせてでも、彼女を守りそうだけど。それを至高の愛と呼ぶか、未練と呼ぶかはひとそれぞれ。
例えば20年後のある戦場で、神虎後継型と呼ばれるすべてのナイトメアが、中華軍と戦うときだけ突然停止するとか。
そして、ディスプレィに文字が。
「中華の天子に弓引くことは私が許さぬ」
戦場に現れる、初代の神虎。
すでに廃棄されているはずの機体。

24話直後

2008-09-21 17:34:10 | コードギアス
フレイアを打たせまくっている兄弟。もうどちらが打ってどちらが打たせているのかわからないほど
生産されるのは只一つ 死

先週の前半も言いましたが、このまま最終回になっても何の違和感も無い。
今回は大ロボット大戦、ではなくてナイトメア戦の見せ場が多数。

スザク対星刻
スザク対藤堂、
藤堂と星刻が組んでます

カレン対シーツー、
ジェレミア対アーニャ

スザク対ジノ、
スザク対カレン
ジノとカレンも組んでます。
そういう点軍人思考のジノはくだらない意地にこだわらない。
それでも生きのこるスザクは凄い。スザクの力の源は呪いか愛か、マシンスペックか。

意外といえば意外ですが、メインキャラが死んでいない。星刻生きのこりました。死亡フラグをすり抜けました。後1週だ。しかし、ギアスだからな。

あ、そういえば玉城は散りました?いや、彼は最後まで生きのこる組だったようです。
藤堂さんは脱出して千葉さんが救出。
でもまだ25話がある。藤堂・千葉も死亡フラグは消えない。

なにしろ、「公平にみんな殺して大円団」
某作家様の著書を読み込んで育った世代がギアスを製作していますから。

某作家様、タイタニアのアニメ化。見たいけど、・・・イメージが崩れないかと。




「シンクー 」
天子様のお声に姿に反射的にひざまずく星刻。
そんなことする暇があれば抱きしめなさい。来週はもうそんな暇はないかもしれないのに。




「私は一度だってルルーシュに負けたことはない」
そうでした。宰相閣下は星刻を説得するとき、間違いなくそうおっしゃつていた。負けない、それは勝つ事と同じではない。
決め手は本質の読み合いでした。

兄上をギアスで支配したルルーシュ。
これで皇帝ルルーシュが死んでも、ブリタニアは滅びない。
最高の政治専門家がいる。
これでルルーシュは自由になれる。
死ぬことも生きる事も。




各国政府代表者を救出した功績で、中華の発言権も変わってくる。うまくすればインドが独立を条件に中華の再統一に手を貸す線も出てくる。蒼天講の出番です。でも、急がないと。星刻が生きている間しか使えないカードだから。

代行に選ばれた政治家達には不満もあるでしょうが、とにかく本来の代表が無事お帰りになる。
ルルーシュはどうやら彼らを閉じ込めていただけで、無慈悲な扱いはさせなかったようです。
これで、ルルーシュの本意を読み取った星刻との和解も可能性が出てきました。
南さんも神楽耶様が無事で一安心。




そして意外なお人が無事!!
コーネリア様は死亡していない可能性を指摘されていましたが、小生としてはギルフォードのあの死を踏まえて、コーネリア様の生存を絶望視しました。
あの死。ルルーシュをコーネリアと認識したまま、コーネリアを守って死ねたとギルフォード本人は思えていたはず。
しかし、そんな浅い読みなどぶちのめす展開。あの男が生きていた。
この作品の本当の意味でのヒロイン、ナナリーの盲目というハンデを受け継ぐ形で。
光を失うのは不幸な事だ。まして中途失明者は。
軍人として生きる事しか知らないギルフォード、盲目では軍人として生きる事は不可能。
それでもギルフォードの運命は、独力でギアスの呪いを捨て去った。
ギアスの呪いは『お前は私をコーネリアと認識しろ』
ならば認識しなければいい。

呪いを丸ごと受け入れて、それさえも生きる力に転換するスザクとは全く異なる方法で、ギアスを乗り越えた男。
それにしても髪を結わえていないギルフォードの後姿は、エリア88の司令官サキさんに似ていた。思えばエリア88も兄弟、親子の戦いでした。




今回、ルルーシュが兄上に使った作戦、あらかじめ相手の反応を計算し尽くして作ったビデオ映像で足止めし、別方向からほんもののルルーシュが現れて勝利する。
これ、あのマオとの戦いと同じですね。
思えば、ユフィの死とコーネリアの死が対応し、マオとの戦いとシュナイゼルとの戦いが対応する。
コーネリアは生きていて、シュナイゼルはギアスによって敗北した。
ギアススタッフ様のあちこちに仕掛けられた技に惚れ惚れするしかないです。




メインキャラは死んでないと先ほど書きましたが、ディートハルトお亡くなり・・・ですね。なにしろギアスだから疑えばいくらでも疑える。
でも、ディートハルトのあの死。
「ゼロ、あなたの物語はもう終わっている」
現実よりも真実を選んだディートハルト。
ディートハルトの真実のなかでは、ゼロを叩きのめし、新しい正義の王国を打ち立てるシュナイゼルが正しかったのか。

マスコミの裏表を生きてきたディートハルト。なぜ、彼がブリタニアを捨てゼロに付いたか。ディートハルトならば本人の死すら、演出ではないのか。
もちろん本人は死んでいるのだけど、こういう人はむしろ死んでからの方が影響が大きい。2次創作のサイト巡りが楽しめそうです。






宇宙戦艦ヤマトをご存知でしょうか。ヤマト2のときの帝国都市との戦いでやっぱりコスモタイガーが突破口を開こうとしていたのですがうまくいかず、山本機の伝説の特攻で突破口が開いた。
今回、誰もそういう伝説にならなくて良かったです。