MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

お寺の打楽器。

2009年11月21日 | Weblog

長野の祖母の家から歩いていける善光寺

毎年帰省するたびにお参りしているお寺ですが
考えてみると お寺って
打楽器いっぱいありますよね

基本装備として
お鈴(チ~ンと鳴らすお椀型の楽器。お寺のものは大きいです)
木魚(ぽくぽくと鳴らす、木製の楽器。テンプル・ブロック)


もちろん、善光寺にそれらは揃っているのですが

本堂には『妻戸台』という場所があり
大きな平太鼓が3つ、火焔太鼓(楽太鼓)が1つ
その他 鉦鼓のようなものが2つ置いてあります。

そして、今回気付いたのですが
どの太鼓にも三つ巴と、竜の装飾がついているのです。

火焔太鼓(楽太鼓)は、雅楽で使われる楽器ですが
これは2種類ありまして、左右に置き
左方唐楽では 太陽・竜・三つ巴紋
右方高麗楽では 月・鳳凰・二つ巴紋
の装飾の楽器を使うという決まりになっています。

しかし、何故お寺で楽太鼓が?
しかも左方の楽太鼓だけってどういうこと?
善光寺で、雅楽なんて演奏することあったでしょうか?

いや、絶対無かった。
・・・と、思う。

もちろん、お寺の方に聞いてみました。
答えは、明日のお楽しみ。