MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

左手迷子。

2009年11月08日 | バイオリン

スズキの『ポジション・エチュード』の本を使い
ポジションを習い始めてから7ヶ月。
(ポジションとは、弦を押さえる左手の位置です)

第7ポジションのトレーニングを終え
エチュードの本1冊、終了いたしました。

        
ポジションは第7まで習いましたが
曲で使うポジションは、今のところ第3まで。

先日までは、かつて第1ポジションだけで弾いた
ボッケリーニのメヌエットを
ポジション移動しながら復習したのですが
装飾音の動きで苦戦させられました。

ピアノは指を上げたら音が消えるだけですが
バイオリンは指を上げたら違う音が出ます。

ラシラソラシ、という素早いターンの装飾音は
とっさに、どちらへ指を動かすのか迷うのです

何しろ、ピアノなど鍵盤楽器を演奏する左手
『親指側が高い音、小指側が低い音』
と、頭にしっかりインプットされていますのに
バイオリンだと、逆です。
(小指に近いほど高い音)

落ち着いてやれば大丈夫なのですが
焦ると大抵、逆の動きをしてしまう…。


弾く前に『小指が上、小指が上~』と唱える私。