MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

楽譜作り

2009年11月09日 | 音楽教室

この冬初めて「発表会に出る
と参加表明してくれたピアノの生徒さんが5人

レッスンを始めてから9ヶ月~1年くらいの生徒さん達です。
1年を越えている生徒さんは、予想していましたが
9ヶ月の方は予想外。
(レベル的にではなく、しり込みするタイプだったので
 嫌がるかなーと思っていました)

                
ところで
私が導入で使用しているテキスト
バスティンのピアノパーティーシリーズでは
最初の2冊(AとB)まで、五線譜を使わずに進みます。

このシリーズ、五線譜(大譜表)が出てくるのは
3冊目のCからなのですね

速い生徒さんは、既にCまで進んでいますから
楽譜を渡せば、自分で譜読みして弾けますが
五線譜の読み方はこれから、という生徒さんには
これから五線の読み方を教えて
それから曲を渡すことになります。

ここで問題が一つ

五線譜の導入は必ず
『大譜表』(ト音記号・ヘ音記号セットの2段譜)
で行っているのですが
大譜表での読譜を始めたばかりの、初級の生徒さんが
自力で読譜し弾ける「発表会向きの曲」って
結構 限られてくるのですよね。

バスティンの曲集はテキストに対応しているし、
「はじめてのギロック」も、きれいな曲で大譜表だけど。
5人全員それも何ですし
私自身がギロックもバスティンの曲にも飽きていまして
(毎年、誰かしら発表会で弾くから。)

バイエル対応の曲集は、なかなか良い曲が載っていますが
バイエルだけに、2段ともト音記号の楽譜。…う~ん。

大譜表の楽譜に直して渡すことにしました。
Finale(楽譜作成ソフト)を使うのは久々ですが
さすがに慣れて、作業も早く5分で完成。
しみじみ、便利な時代になったなあ、と思います。