MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ヨガとバイオリン

2008年05月27日 | バイオリン

前回のレッスンでも
ボーイングの際 力が抜けきらなくて
微妙に軋んだり、ヴィブラート音になったりしていたので
『脱力して演奏するには どうしたらいいか
に 的をしぼって練習してみました。

鏡を見て、肩が上ってしまっていないか
指やひじに 余分な力が入っていないか
チェックしながら弾く分には すぐ直せるのですが
曲を弾き始めると 
運指や ボーイングのアップダウンに気をとられて
いつの間にか力が入りはじめています。

気分転換に 図書館へ出かけてみますと
たまたま返却棚に、『バイオリン~』と
バイオリンに関係するらしい題名の本を見つけたので
手に取ってみました。

・・・・・
なんだか 
ヨガのポーズをしてバイオリンを構えている人が
写っているのですが。

初めの方から 読んでみますと
バイオリンをよく鳴らすためには
最小限の力で きちんとバイオリンを支えること
と あります。

つまり、いろんな格好で弾いてみることで
きちんとポイントを押さえて支えていれば、
バイオリンを支える力は そんなに必要ない
という事を 証明する写真だったわけですね。

さすがにヨガはしませんでしたが
(いきなりそんな事をしたら バイオリンを落としそうです)
バイオリンを支える部分や あごの置き方に注意して
肩を後ろに引いて 胸を開き
姿勢をよくするように意識して弾いてみると
力が抜けやすいことが わかりました。なるほどね。

今度『立ち木のポーズ』で 弾いてみようかな。