前回のレッスンでも
ボーイングの際 力が抜けきらなくて
微妙に軋んだり、ヴィブラート音になったりしていたので
『脱力して演奏するには どうしたらいいか』
に 的をしぼって練習してみました。
鏡を見て、肩が上ってしまっていないか
指やひじに 余分な力が入っていないか
チェックしながら弾く分には すぐ直せるのですが
曲を弾き始めると
運指や ボーイングのアップダウンに気をとられて
いつの間にか力が入りはじめています。
気分転換に 図書館へ出かけてみますと
たまたま返却棚に、『バイオリン~』と
バイオリンに関係するらしい題名の本を見つけたので
手に取ってみました。
・・・・・
なんだか
ヨガのポーズをしてバイオリンを構えている人が
写っているのですが。
初めの方から 読んでみますと
バイオリンをよく鳴らすためには
最小限の力で きちんとバイオリンを支えること
と あります。
つまり、いろんな格好で弾いてみることで
きちんとポイントを押さえて支えていれば、
バイオリンを支える力は そんなに必要ない
という事を 証明する写真だったわけですね。
さすがにヨガはしませんでしたが
(いきなりそんな事をしたら バイオリンを落としそうです)
バイオリンを支える部分や あごの置き方に注意して
肩を後ろに引いて 胸を開き
姿勢をよくするように意識して弾いてみると
力が抜けやすいことが わかりました。なるほどね。
今度『立ち木のポーズ』で 弾いてみようかな。