5月のある朝、ホームで電車待ちをしていたら
向かいのホームが にぎやかです。
視線を向けると、そちらには
おそろいの黄色い帽子をかぶった子供の集団が。
あ、遠足だ♪
行楽シーズン到来です。
レッスンにやってきた兄弟の生徒さんも
弟さんの方が、今日 遠足だったということで
お母様から
『くたくたに疲れていて、30分レッスンは
できないと思いますから、
下の子のレッスン時間を短くして
その分、続いてきているお兄ちゃんにあててください。』
と お願いされました。
じゃあ、疲れて本人が もうダメ と言ったら
代わりましょう。
と いうことでレッスンスタート。
通常のレッスンは15分くらいにして
残りの時間は 拍子のお勉強をすることにしました。
本人が疲れて弾けないならば、私が弾けば良いわけです。
これから私が弾く曲が 何分の何拍子か当ててね。
わかったら、手を上げて答える。
お兄ちゃんにも参加してもらって
では、スタート。
おなじみ 4分の4拍子に始まり
4分の3拍子 4分の2拍子 8分の6拍子
ちょっとひっかけで 8分の3拍子☆
さあ、ここからが本番です。
4分の5拍子/8分の12拍子/8分の2拍子~♪
当たらなくても良いのです。
『こんな拍子があるの?』
という事を知って、感じてくれることが大事。
本当に疲れているの? というくらい
2人とも元気に 答えてくれました。
弾いた曲の一部です ↓
バルトーク「ミクロコスモス」から
32曲目 ドリア旋法 (2分の3拍子)
37曲目 リディア旋法(4分の2拍子)
48曲目 ミクソリディア旋法(4分の5拍子)
バッハ 「平均律第1巻」から
プレリュード Gdur(16分の24拍子)
プレリュードBdur(4分の4拍子)
ショパン「プレリュード集」より
1曲目 Cdur (8分の2拍子)
5曲目 Ddur (8分の3拍子)