観察月日 2022 4.10.晴 22℃
観察場所 山北町 玄倉
「元気ですか。今月のブログが見当たらなかったので、何かあった
のかと思って」との、電話を貰った。ブログが私の消息確認に成るら
しい。
4月2日、やっと3回目のワクチンが終わり、仲間と玄倉で会う事が
出来た。
今年のサクラは、横浜辺りでは、開花後気温の低い日が続いたの
で満開までの期間が長かった。そこで玄倉ではどうかと思っていたの
だが、ソメイヨシノもオオシマザクラもヤマザクラもオオヤマザクラもシ
ダレザクラ等もほぼ満開、見事であった。そればかりか、バス停前の
山は、サクラの木々で覆われ、これは見応えがあった。
さて、元センターの林床にあった“フデリンドウ”の消息を、今年も皆
で探したが見つからず落胆。ところが、敷地内で偶然開花している一
株を見付け歓喜。人に踏まれぬ様、岩石で囲む人がいた。その優しさ!
裏の雑木林に入り、タマゴケの状態を見る。雨が少なかったのか葉が
ちじれ、玉のつきが悪い。東京当たりでは、雨量が多かったと言うのに、
不思議な現象だ。
林道では、バッタの幼生を捕えたアリグモの♀が、マルバコンロウソ
ウの白い十字花が日陰の地面に目立つ。
今日の会のまとめをする時、コナラの樹木に立ち止まって動かない
二人がいた。どうしたのかと思ったら、ヤママユの繭に引き付けられ
ていたのだ。
サクラは見頃であった。
センターが廃止され、人がいなくなってから、フデリンドウも見えなくなった。
ん
敷地内で一株発見、仲間は大喜び!!
囲
岩石で 囲む。
タマゴケの状態。
マルバコンロンソウ
高い枝先に下がる ”ヤママユ”の繭。
仲間達