村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

人間国宝

2018-04-26 12:13:32 | 日記
今から40年も前なんですが、その頃は東京で全国織物競技会というのかありました。
そこでは全国から選りすぐりの着物が出ます。
そこの実演に西陣織のお爺さん、塩沢のお婆さん、が来ていました。
両者重要無形文化財保持者、人間国宝で、お会いしたら、ものすごく落ち着いた重厚な雰囲気の人々でした。
今言うオーラが出ているという表現でしょうか?
技術の習得の上に人間性の完成ができているんだなと思いました。
その雰囲気に圧倒された覚えがあります。

問屋の人、審査員ですね、品物の説明をしてくれます。
我々製造の意図がわかってくれていてうれしく思いました。
どこにどういう技術が使われているか説明しています。

ズラーと並んだ着物の展示にミス着物準ミス着物のお嬢さんたちが着物を着て花を添えてくれます、特に襟足がきれいでした。
そのお嬢さんが電線を足に引っ掛けてしまい、大きなライトが大きな音を立てて倒れたのです。
「ガッシャーン」そのことをよく覚えています。

 

    (*‘ω‘ *)




コメント
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