日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国ビジネスの鍵を握る「新富層」とは?

2009-09-22 | 中国ビジネス関連
 サーチナに、パナソニックの中国の富裕層を狙う戦略が紹介されています。

世界最大の市場となった中国。人口13億人の中で、消費の鍵を握る存在として新たに「中国新富層」という言葉が登場した。中国のデジタル製品情報などを扱うウェブサイト・無極網は、新富層にターゲットを絞った戦略を展開するパナソニック <6752>の動向を報じている。

  「新富層」とは何か―。記事では「富裕層になった時間が短く、知識や専門技術で財をなし、安定した収入がある。新たな消費志向を持ち、中国の消費者の中で比較的高収入に属する階層」と定義する。

  新富層は自身の知識や人格、独創性で成功した人々で、従来の「お金持ち」とは異なり、財産は貯蓄や投資に回す。また、消費については、生活を楽しんだり、自身の癒しのために使うことが多いという。新富層はお金持ちとは限らないが、消費能力は強い。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
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電子商取引の成長が裏付ける「中国人の信用向上

2009-09-22 | 中国EC事情・淘宝
 サーチナに掲載されていた、ある中国の記事だそうです。

 9月13日、楚天都市報が報じたところによると、中国でネットショッピングをしている、もしくは、したことのある中国人ネットユーザーの数は1.2億人を超え、2009年の速達サービスの物流量の約半分は電子商取引によって成り立った売買によるものだという。また、08年におけるネットショッピングの販売額は小売総額の1%を占めるまでに成長していることが分かった。

⇒ネットはともかく、この宅急便会社の物流量の半分がECによって作り出されているという現状は本来注目すべき点ですね。付け加えると中国系の宅急便会社は、夫々質も多少は違うのですが、滅茶苦茶レベル低いです。そして、それが改善する事はそう簡単にはありえません。

 問題は彼らの提供価格が安いので、外資に直ぐにシフトするわけではないですが、ソリューションを提供できれば大きな事業機会のある分野ですね。


  中国のネットユーザーの数が約3.38億人を考慮すると、35%がネットショッピングをしている計算になり、07年度の26%から大きな上昇を見せている。


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中国経済の将来は??

2009-09-22 | 中国経済関連
 面白いチャ-トを見つけました。一人っ子政策を採っている中国の年齢階層が今後どのように推移していくかを表しています。

 日本も現在少子高齢化の影響を強く受けており、我々の扱うベビ-関連業界は、国内市場は既に2000年初頭から縮小してきており、今後ますます減っていくものと予想されています。

 そして、お年寄りの負担を誰が担うのか?それが、今の若い人たちにとっては将来を暗く描かせている一因だろうとも思います。

 さて中国は。。

 中国のベビ-ブ-ムは文化大革命の頃始まり、1970年代まで続いたようです。世代的には30-50歳という事になるでしょうか。そして、80年代に入り一人っ子政策の導入。

 今中国のマ-ケテイングといえば80后とか90后といわれ、今の15歳から30歳くらいまでの人がメインタ-ゲットのようによく言われます。確かにそのとおりですが、現在彼らは中国は2050年にはアメリカを抜き世界一の経済大国(もしかしたら軍事を含む)にいなるという話どころか、後10年程度でアメリカを抜ける。既に日本はとっくに上回っていると信じています。

 ところが、2030年頃には確実に老齢社会に急激になっていくのです。何度か勝手な意見をほざいていますが、中国の成長はよくてあと20年。そして、国民性を考えると、一部の天才的な人間が引っ張る以外の産業は現状を見る限り、後20年という期間ではそだっていないと思われる。

 日本も2030年頃には閉塞感がもっと高まっているでしょうが、その先の人口がある程度落ちてきたあたりで先を見出せる可能性があります。中国政府は2020年には為替を自由化すると公約していますが、急激に元高になり、その後10年ほどで高齢化社会に入っていったら結構危機的かもしれませんね。

 うちの餓鬼は働き盛りなんですけど、日中どっちもあかんかな。。。
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淘宝で売るなら 3

2009-09-22 | 中国EC事情・淘宝
 さて、淘宝で売るならという題なんですけど、販売方法は別に自分がショップを出して販売するという以外に、既存のショップ向けに卸売りをするという方法も考えられますし、直接日本人が行っているかは別にして間接的に行っている会社は既にいます。

 アリババの「日本輸入」というサービスが淘宝に出ていますが、アリババジャパンが日本で宣伝している中国輸出支援サービスとリンクしています。実は僕らも粉ミルク関係の一部はこのサイト経由で購入した事があります。

 でも何処まで有効か?

 商品次第なんですね。現段階ではこのサイト経由で販売されている商品の9割近くが粉ミルクだという噂を聞きました(実態は知りませんし、売上か取引量かも考える必要はあります)。要は中国人が知っているブランドじゃないと、淘宝の売り子も余り興味を示さないんですよね。

 さて、身近な例として

 日本の花王や大王のオムツは、元々日本のオムツをちょぼちょぼ販売しているサイトから販売されました。僕らも最初は国際郵便で仕入れて販売したのですが、市場価格が安くて赤字でした。10月頃に業者からコンタクトが有り、その後その業者から仕入れるところから取り扱いを始めています。その後、信用度が高まれば高まるほど、他の卸をしている方からアプローチを受けています。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会


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