日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国でバイクが禁止される理由

2009-09-16 | 中国の社会・文化・歴史等
 上海ではオートバイは高速道路を走れない、エンジンも200ccのものまでしか販売していない事は知っていました。また、自動車同様にナンバーの取得にお金がかかり、150ccのバイクが15万円で売っているのに、ナンバー代が30万円位かかるといわれて買うのを止めた事が有ります。

 SMCPに、シンセン市が電気自動車を禁止するという記事が乗っていたのですが、なんで中国ではバイクに色々制限があるのか改めて知りました。

記事意訳:
 世界の多くの地域で電気自動車が環境汚染の解決法として注目されている中、シンセン市は電気自動車の使用を来年末までに禁止する事を考えている。その理由は、交通渋滞や事故に対する懸念だけでなく、バイクを利用し強盗にある。

 北京、福州、広州、仏山、珠海、東がん、等では電気バイクは既に禁止されており、これはオートバイの禁止と同じ理由による。オートバイは、天津も含む全国25の省都で2006年までに既にその使用を禁止または制限されている。

 シンセンでもオートバイは2003年までに安全性の改善と犯罪使用の防止を目的に禁止しているが、ライダーの多くは電気バイクに移行したにすぎず、およそ30万人が使用しているものと思われる。

 警察に寄れば、多くのライダーが免許を持たず、安全性に疑問がある。南山地区ではこの6月までに38人が事故で死亡した。また、非合法なタクシーとしても使われており、この人たちの事故が多い。運転も乱暴でルールを守らない。尚、広州と東がんの警察に寄れば、バイクは強盗などの犯罪に使われる典型的な移動手段になっているようです。

 一方、環境保護主義の人やメーカーからは当然反発があるようです。
 http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=9f24826c91eb3210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News

 電気バイクにも2種類あって、一つは日本の電気時電車のような物。もう一つは50ccの原付スクーターのような物が有ります。どっちも乗ったことあるんですけど(一応中国の自動車免許は持っています)、電気自転車の方はまだ割り切れば良いのですが、バイク型のほうは品質滅茶苦茶悪いです。

 一見、外見は日本のスクーターのような見栄えなのですが、サスペンションが無いのか段差の衝撃が酷い、ハンドルがぶれる。。値段は日本円で3-5万円で販売していますけど、正直2度と運転できるかと思いました。

 結局見かけだけ先進国さんを真似ているだけで、中身は全く駄目なんですね。是は車も同じだと思いますけど、幾ら安くても中国製のバイクや自動車は買うものじゃないと痛感しました。バフェッとが電気自動車メーカーBYDに大きな投資をしたそうですが、実態知ってるんですかね?

 後、犯罪に使われているんですね。記事に載るくらいだから実件数はきっとものすごく多いのだと思います。中国らしいというか。。非合法タクシー程度ならそれほど目くじら立てるとは思えないですから。

  しかし。。。。

 バイクもそうですが、自動車も制限すべきでしょうね、この国は。

 言っちゃ悪いですがキチガイに刃物状態ですもの。

 国民の素養は金があろうが無かろうが、先進国レベルになるには時間がかかるでしょうから。ごくたまに日本の様に、横断歩道で歩行者を待つ車も上海では見ることも出てきましたけど。。
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淘宝の信用偽造続き

2009-09-16 | 中国EC事情・淘宝
 昨日に続いて、淘宝の信用偽造について。

 8月の末、9月の2,3日にも信用偽造店舗を発見して、各日に1000店舗以上を閉鎖したと淘宝のサイトに掲載されています。閉鎖されたサイト名は探せば見つかるんですが、そこが現在どういう信用度だったかは公表されていないんですよね。結構クラウン店舗もあるんだと思いますが。

 その関係でしょう。花王の紙おむつを日本から仕入れてこちらで卸売りしている女性が上海にいて、僕らもそこから買うときもあるものですから、結構お付き合いがあるのですが、

 「わーん。お店閉鎖されちゃったー」

 との電話が嫁の所にありました。4000ポイント位稼いでいたそうですけど、またゼロからの開始になるそうです。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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