日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

焼身自殺したチベット僧侶

2009-03-07 | 中国の社会・文化・歴史等
 3月はチベット独立運動記念50周年という事も有り、四川省や青海省のチベット人居住区には外国人記者を入れなくしたという報道がある一方、チベット自治区には外国人記者の入境も認めるようになったとの報道もありました(多分自由行動は不可能でしょうが)

 たまたま、チナデイリーにチベット人僧侶が焼身自殺を図ったけれど、理由がわからないとの記事が掲載されていました。

以下記事意訳:
 四川省アバで、先週金曜日午後1時38分にタシという24歳のチベット仏教の僧侶が焼身自殺を試みた。直ぐに四川省では最も良い病院の一つである、成都にある四川大学の西中国病院に運び込まれ治療を受け、現在回復中との事。何故そういう行動をとったかに付いては話さなかった。警察が現在調査中と、アバのチベットちゃん自治区の王区長は語った。

 警察は、別なチベット僧侶のジャンカーが、「タシが警官に撃たれたという嘘の噂を流して、海外からの注目を浴びようとした」と、警察で自白したとの事。
 
 しかし、目撃者である靴磨きの李さんは、焼身自殺の近所で靴を磨いていたけど、銃撃の音を聞いていない。火が燃える音のみ聞こえたと証言している。

 事件のエリアでは宗教的活動は活発な地域であり、数十人の信者が自殺の現場付近に来ていた。アバ地区の民族・宗教管理局のナムカ局長は「人民が宗教の自由が保障されており、法律でも守られている。地方政府が通常の宗教活動を妨げることはない」との事。

⇒さて。。。。突然この記事が出てきたのですが、
・一人のチベット僧が焼身自殺をした
・一方、その僧は公安から銃撃されたとの噂もある

という事のようですね。ちょっと見てみたら、3/2にこのタシさんは、ダライラマの写真とチベットの国旗をもち、チベット独立と叫んで焼身自殺を試みようとしたそうです。それを見た警官は、直ぐに銃を打ちタシさんは病院に送られた。勿論中国政府は銃撃に付いては強く否定しているという記事がありました。

 さあ、どちらが本当でしょう??

 言うまでも無いですけど。。。

http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-03/07/content_7549165.htm
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公園飛び出し男児死亡事故、管理者の町に賠償命令

2009-03-07 | 日本・日系企業
日経新聞のサイトを見ていたらこんな記事が出ていました。皆さんはどう思われますか?加害者側に対する賠償は当然の事として、公園や公共施設の管理に対しての責任を問う事案ですので、実際にその現場を見てみないとなんとも評価のしようのない処だと思います。また、加害者がどういう運転をしていたかもこれだけでは解りません。

 中国では先ず考えられない判決ですね。

 でも、こういう判決が出ることが本当によいことかに関しては、ちょっと疑問に思いました。

 上海に住んでいますと、東京は(というか東京ですら)公園が多く緑が多いと感じます。それだけ上海には大きな公園が不足しており、子供たちが走り回るような環境は乏しいのが実態です。そして、誘拐事件などもあるということで、子供だけで外で遊ぶ事もあまりみません。日本人でも高級マンションに居住する家族の子供たちがその団地の中で遊ぶという程度でしょう。通学の歳も中学生くらいまで親や家族が学校の門まで迎えに行くのが当たり前の世界です。

 自動車?当然車優先世界ですので、子供が轢かれても飛び出しであれば轢かれた側が悪いという事になるでしょう。

 7歳の子供であれば、自転車で飛び出した時に良く道路を見ていなかったのでしょうね。亡くなったお子さんに付いては可愛そうですし、私も幼児の親としてご両親の怒りの心情も理解できます。

 でも、どこまで国や行政に管理責任を求めていくのでしょうか?家庭での教育とかをちゃんとしていたのか?親としての責任もあるのではないか?もちろん、この事故を詳しく見ていかないと判断の仕様もありません。

 でも、日本の風潮ってモンスターペアレントとかいう言葉も出ていますが、余りにも自分に甘く、全てを人のせいにする傾向が出てきているのではないかと思います。その辺中国人ににているのですよね。もちろん中国国内で中国人が行政にたてつくことはできないですけど。

 今の上海の子供を取り巻く環境に関しては、個人としては非常に強い不満を感じていますし、親の都合でこういう環境に住まわせていることに関し、息子と娘に申し訳ないと日々思っています。育児をするならやはり日本の、できれば田舎の自然が豊富なところが良いと感じています。小学校まで家族が通学のお迎えに行くのも不自然に感じます。

 だけど、もしかしたらこういう訴訟を起こすなら上海と同じようにせめて中学に入るくらいまで親が通学とかについていくべきなのでは?と思ってしまいました。ちょっと自分の環境への愚痴なんですけど。
 

以下記事より:
 愛知県美和町で、公園から自転車で飛び出した清水颯太君(当時7)が車にはねられ死亡した事故をめぐり、両親らが公園を管理する同町と運転手の女性(37)を相手取り計約6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、名古屋地裁であった。尾崎康裁判官は「事故の危険性があったのに安全対策を欠いた」と町の責任を認め、町と女性に計約5600万円の支払いを命じた。

 原告側代理人弁護士によると、公園からの飛び出し事故で公園の管理責任を認めた判決は全国で初めてとみられる。他の公園の安全管理にも影響を与えそうだ。

 判決理由で、尾崎裁判官は、事故当時の公園について「出入り口に(子供たちに)一時停止や左右の確認を促す看板や、(ドライバーが子供を確認できる)カーブミラーは設置されておらず、道路に面した樹木も繁茂したまま放置されていたため、公園内と道路上との見通しが妨げられていた」と指摘。「公園は交通事故の危険性が非常に高い状況にあり、管理には瑕疵(かし)があった」と美和町の管理責任を認めた。(07:00)




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淘宝出店者の所得レベル

2009-03-07 | 中国EC事情・淘宝
 現在の中国では、経済危機の影響で当ブログのテーマにしている淘宝が毎日5000人もの出店者を呼び込んで雇用対策に貢献している。実店舗で高価な物を購入していた高所得者層も淘宝で商品を買うようになってきた。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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