昨日は久光(そごう)に久々に行ってきました。
昨年9月の粉ミルクにメラミンが混入されていた事件の後、一般の牛乳も中国国尚大手メーカーの製品の大半にメラミンが入っている事が報道され、カルフールではフランス製やニュージーランド製の長期保存牛乳が一時期大量に販売されていました。
久光でも、明治乳業が九州からLL牛乳(滅菌牛乳、60日間保存の聞く牛乳)を九州の工場から輸出して、1Lのパックが40元(600円前後)で販売していましたが、当時は飛ぶように売れて何時行っても在庫が無くて困っていました。ところが、2-3週間くらい前に明治の牛乳が店頭から無くなったという話を従兄弟から聞いており、その後どうなったのかと気になっていました。
昨日行ってみると、アサヒビールが山東省で製造を開始した牛乳が冷蔵の棚に体調においてあり、明治の牛乳は確かに一つも無く、一方大分県産の九重牛乳というLL牛乳が棚の一番上(常温保存可能なために冷蔵する必要なし)にたくさんおいてあるという状態でした。価格はアサヒの1Lが25元(400円)、大分の牛乳は39元(600円)といったところです。
日本産の明治牛乳が店頭から無くなたことは、実はお客さんからも情報が入っていて、我々も日本産牛乳を販売しないのかという問合せを受けていました。実は2月に大阪に戻る前日に大分県フェアが別な外国人メインのスーパーで行われており、先述の九重牛乳を見たものですから、その後JETROに出向している大分県の方にお会いしたことが有ります。
さて、実際に店頭でのお客さんの行動を見ていますと、アサヒはどんどん捌けて行きます。一方大分産はいまひとつです。実はアサヒは店頭に一人店員を配置してデモをさせています。我々が大分産のものを見ていると「それは長期保存版よ、ほら、アサヒのは冷蔵用だから新鮮なのよ。大分産の期日は2月に生産したもので保存期間は4月2日まででしょ、もう生産して1月以上たっているのよ。ほら、アサヒのを見て、今週製造して4月1日まで持つのよ!」と話しかけてきます。
中国の半年間も常温保存ができる牛乳と異なり、LL牛乳は殺菌方法を高温で行う為に2ヶ月保存できる。日本から中国への輸出となると関税と品質検査で市場に出るまで2週間かかる。又製造後1週間程度は工場で検査をする層何度得、実際に店頭に置かれるのは製造後1ヶ月経過した物となる。そしてLL牛乳以外は輸出はこのプロセスを考えると無理。
店頭に配置するプロモーションレディのコストなど知れており、その店での販売量に応じたインセンティブを支払えば、何もしないでお店に飾っているだけの大分産は中々売れないでしょう。そしておそらくは明治の日本産牛乳もアサヒに駆逐されたのでは無いでしょうか。
アサヒのは中国産です。メラミン事件前に製造していたら、中国の原乳事態に問題があったのですから問題に巻き込まれていたかもしれません。でも製造販売が確か昨年11月からで、全てにおいてタイミングが良かったといえるでしょう。そして日本では牛乳を作っているかどうかすら私は知らないアサヒビールが、日本製牛乳メーカーとして高級牛乳分野で中国の市場を結構とっていきそうな勢いですね。
ベビー用品に関しては、今でもメイドインジャパンに拘る人が多いのですが、大人向けの商品となるとコスト=売価の関係も有り、やはり中国国内生産をしないといけないのかもしれません。
昨年9月の粉ミルクにメラミンが混入されていた事件の後、一般の牛乳も中国国尚大手メーカーの製品の大半にメラミンが入っている事が報道され、カルフールではフランス製やニュージーランド製の長期保存牛乳が一時期大量に販売されていました。
久光でも、明治乳業が九州からLL牛乳(滅菌牛乳、60日間保存の聞く牛乳)を九州の工場から輸出して、1Lのパックが40元(600円前後)で販売していましたが、当時は飛ぶように売れて何時行っても在庫が無くて困っていました。ところが、2-3週間くらい前に明治の牛乳が店頭から無くなったという話を従兄弟から聞いており、その後どうなったのかと気になっていました。
昨日行ってみると、アサヒビールが山東省で製造を開始した牛乳が冷蔵の棚に体調においてあり、明治の牛乳は確かに一つも無く、一方大分県産の九重牛乳というLL牛乳が棚の一番上(常温保存可能なために冷蔵する必要なし)にたくさんおいてあるという状態でした。価格はアサヒの1Lが25元(400円)、大分の牛乳は39元(600円)といったところです。
日本産の明治牛乳が店頭から無くなたことは、実はお客さんからも情報が入っていて、我々も日本産牛乳を販売しないのかという問合せを受けていました。実は2月に大阪に戻る前日に大分県フェアが別な外国人メインのスーパーで行われており、先述の九重牛乳を見たものですから、その後JETROに出向している大分県の方にお会いしたことが有ります。
さて、実際に店頭でのお客さんの行動を見ていますと、アサヒはどんどん捌けて行きます。一方大分産はいまひとつです。実はアサヒは店頭に一人店員を配置してデモをさせています。我々が大分産のものを見ていると「それは長期保存版よ、ほら、アサヒのは冷蔵用だから新鮮なのよ。大分産の期日は2月に生産したもので保存期間は4月2日まででしょ、もう生産して1月以上たっているのよ。ほら、アサヒのを見て、今週製造して4月1日まで持つのよ!」と話しかけてきます。
中国の半年間も常温保存ができる牛乳と異なり、LL牛乳は殺菌方法を高温で行う為に2ヶ月保存できる。日本から中国への輸出となると関税と品質検査で市場に出るまで2週間かかる。又製造後1週間程度は工場で検査をする層何度得、実際に店頭に置かれるのは製造後1ヶ月経過した物となる。そしてLL牛乳以外は輸出はこのプロセスを考えると無理。
店頭に配置するプロモーションレディのコストなど知れており、その店での販売量に応じたインセンティブを支払えば、何もしないでお店に飾っているだけの大分産は中々売れないでしょう。そしておそらくは明治の日本産牛乳もアサヒに駆逐されたのでは無いでしょうか。
アサヒのは中国産です。メラミン事件前に製造していたら、中国の原乳事態に問題があったのですから問題に巻き込まれていたかもしれません。でも製造販売が確か昨年11月からで、全てにおいてタイミングが良かったといえるでしょう。そして日本では牛乳を作っているかどうかすら私は知らないアサヒビールが、日本製牛乳メーカーとして高級牛乳分野で中国の市場を結構とっていきそうな勢いですね。
ベビー用品に関しては、今でもメイドインジャパンに拘る人が多いのですが、大人向けの商品となるとコスト=売価の関係も有り、やはり中国国内生産をしないといけないのかもしれません。