最近中国人コンサルタントがビジネスウィークに投稿している記事を見ていたところ、上海、北京、広州等の中国の第一級都市は、商業施設の賃料が高い、人件費も安くなく直ぐに転職する、広告費も高くその割りに請うかも薄い等等の理由から、今後10年間はより成長の望める成都、重慶、武漢等の第二級から第三級の都市から市場開拓を進めるべきだと記載されていました。
コストや人の流動性は事実であり、一理ある話なのですが、さて日本企業にとってどうかというと、個人的には強い疑問を持っていました。その最大の理由が反日感情なのですが、この記事を見てやっぱりなぁと思わされました。
昨年8月に上海の日本人居住区にある夏祭りでは、上海人の若い女の子達が浴衣姿でたくさん出席しようとしていましたので、正直驚きました。今の所上海に関しては、2005年の反日騒ぎがどこにいったかという感じなのですが(それでも日本や日本人が嫌いという話をアメリカ人や香港人にしているようで、彼らから心配されることはあります)。地方都市は上海以上に反日感情が強いですから、それを克服するのは容易ではないでしょう。
イトーヨーカドーが成都、や北京でオペレーションしていますが、その実態とかが解れば面白いですね。製造拠点の場合は労働問題や地方政府との関係のみ考えていればよいので、お金を落とす限り問題は大きくは露見しないでしょうが、各地方都市に商品を提示したあとのフォローとかは面倒くさそうです。
確かに2-3級都市までは今後中国市場の販売拠点にはなるでしょう。欧米企業はその先の市場まで(農民)考えていますが、個人的には中国の政治体制が変わるまでは、そんな田舎に行くよりその暇あったら東南アジアを考えたほうが良いと思いますけど。インドネシアも年齢が若くて人口も多いですよね。中国も地域別や都市別にさまざまな商品郡のメーカー別市場シェアとか抑えていかないと駄目ですね。
記事抜粋:
2009年3月22日、湖北省武漢市にある武漢大学にある桜の花見客の中で、浴衣姿で花見を楽しんでいた地元の母娘が、見物客らから罵詈(ばり)雑言を浴びせられる騒ぎが起きた。長江商報が伝えた。彼女らが庭園にいたのは10分ほどだが、その浴衣姿は周囲の視線を惹きつけていたという。
「写真なんか撮るな!!」「ここから出て行け!!」。きっかけは、同大のある男子学生が突然母娘に向かって非難の声を上げたことにある。1人の女子学生がそれに便乗したことで、周囲から次々と罵声(ばせい)が飛び、騒ぎは半径10mを巻き込んでエスカレートしていった。
母娘はすぐに写真を撮るのをやめ、その場をそっと立ち去ったという。羽織っていた和服を脱いだ少女に、連れの若い女性は「気にしなくていいよ。あの人たちは頭がおかしいのよ」と声を掛けていたらしい。同紙記者が浴衣姿で花見に来た理由について質問したところ、「和服を着て写真を撮りたかっただけ。特別な意味はないわ」と母娘は答えている。
取材の結果、最初に非難の声を上げたのは、同大情報学部2年の男子と判明。この学生からのコメントは得られなかったが、便乗した女子学生は「和服はきれいだと思うけど、やっぱり日本特有のもの。見ていて異様な感じがしたし、いい気持ちはしない」と答えている。しかし、一部の学生からは「個人的な行為に他人が干渉すべきではない」と母娘に同情的な意見もあがっている。(翻訳・編集/SN)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=29732&type=1&p=0#t
コストや人の流動性は事実であり、一理ある話なのですが、さて日本企業にとってどうかというと、個人的には強い疑問を持っていました。その最大の理由が反日感情なのですが、この記事を見てやっぱりなぁと思わされました。
昨年8月に上海の日本人居住区にある夏祭りでは、上海人の若い女の子達が浴衣姿でたくさん出席しようとしていましたので、正直驚きました。今の所上海に関しては、2005年の反日騒ぎがどこにいったかという感じなのですが(それでも日本や日本人が嫌いという話をアメリカ人や香港人にしているようで、彼らから心配されることはあります)。地方都市は上海以上に反日感情が強いですから、それを克服するのは容易ではないでしょう。
イトーヨーカドーが成都、や北京でオペレーションしていますが、その実態とかが解れば面白いですね。製造拠点の場合は労働問題や地方政府との関係のみ考えていればよいので、お金を落とす限り問題は大きくは露見しないでしょうが、各地方都市に商品を提示したあとのフォローとかは面倒くさそうです。
確かに2-3級都市までは今後中国市場の販売拠点にはなるでしょう。欧米企業はその先の市場まで(農民)考えていますが、個人的には中国の政治体制が変わるまでは、そんな田舎に行くよりその暇あったら東南アジアを考えたほうが良いと思いますけど。インドネシアも年齢が若くて人口も多いですよね。中国も地域別や都市別にさまざまな商品郡のメーカー別市場シェアとか抑えていかないと駄目ですね。
記事抜粋:
2009年3月22日、湖北省武漢市にある武漢大学にある桜の花見客の中で、浴衣姿で花見を楽しんでいた地元の母娘が、見物客らから罵詈(ばり)雑言を浴びせられる騒ぎが起きた。長江商報が伝えた。彼女らが庭園にいたのは10分ほどだが、その浴衣姿は周囲の視線を惹きつけていたという。
「写真なんか撮るな!!」「ここから出て行け!!」。きっかけは、同大のある男子学生が突然母娘に向かって非難の声を上げたことにある。1人の女子学生がそれに便乗したことで、周囲から次々と罵声(ばせい)が飛び、騒ぎは半径10mを巻き込んでエスカレートしていった。
母娘はすぐに写真を撮るのをやめ、その場をそっと立ち去ったという。羽織っていた和服を脱いだ少女に、連れの若い女性は「気にしなくていいよ。あの人たちは頭がおかしいのよ」と声を掛けていたらしい。同紙記者が浴衣姿で花見に来た理由について質問したところ、「和服を着て写真を撮りたかっただけ。特別な意味はないわ」と母娘は答えている。
取材の結果、最初に非難の声を上げたのは、同大情報学部2年の男子と判明。この学生からのコメントは得られなかったが、便乗した女子学生は「和服はきれいだと思うけど、やっぱり日本特有のもの。見ていて異様な感じがしたし、いい気持ちはしない」と答えている。しかし、一部の学生からは「個人的な行為に他人が干渉すべきではない」と母娘に同情的な意見もあがっている。(翻訳・編集/SN)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=29732&type=1&p=0#t