本日のNY市場はメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)にて休み。季節性からいうと、ここから夏休みが始まり、9月第1月曜日のレーバーデー(勤労者の日)で夏休み明けということになる。ただし、シカゴCMEのGlobex先物は稼働しており、アジア時間から買いが先行して、現在は日本時間の20時40分だが、1906ドル前後での推移となっている。高値はここまでのところ1913.80ドルまで見ているので、先週5月 . . . 本文を読む
1900ドル超の金は、やはり少し押し戻された。月初から前日26日までで7.5%と昨年7月以来の上昇率で推移してきたNY金だが、考えてみれば週明け31日のNY市場はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の休日となるので、実質的に週末と月末接近ということもあり、利益確定の売りが出やすい市場環境ではある。ちょうどNY金は限月交代で8月物に切り替わったことはあるが、引値は1898.50ドルと1900ドル近辺を . . . 本文を読む
さて前日のNY時間外で1月8日以来の1900ドル台に乗せたNY金。26日は、ちょうどこのブログを更新した前後に1913.30ドルの高値を付けていた。その後は売り買い交錯する中で終盤に向けて静かに水準を切り下げた。昨夜ここに「一般的には売り戻されることになる。押し戻された1900ドル割れの水準が、どの程度に収まるか。あるいは、さほど気にせず1900ドル台を維持する可能性もある」とした。結局、通常取引 . . . 本文を読む
1900ドルの心理的な節目価格を前に滞留状態にあったNY金は、前日比13.50ドル高の1898.00ドルで25日のNY通常取引を終えた後の時間外で1900ドルを突破。そのまま本日26日のアジア時間の取引を1900ドルちょうどでスタート。日本時間の昼前後には1908ドルを少し超えるところまで買われ、ロンドンの午前には一時1910ドルを抜くところまで買われ、これを書いている時点ではNyの通常取引が始ま . . . 本文を読む
本日は夕刻16時30分からラジオNIKKEI「マーケット・トレンドPLUS」にスタジオライブ出演だった。この番組の看板キャスター大橋ひろこさんとの掛け合いで、本日は大阪取引所の告知広告があったので13分ほどの話に。こう書いてみると、同じラジオNIKKEIの午前や午後の市況番組マーケット・プレスは、ほぼ電話出演だが、長い時は17~8分しゃべっているので、そちらの方が時間があるのだなぁ、といま思った次 . . . 本文を読む
前週末5月21日のNY市場の金価格は7営業日ぶりの反落となった。NYコメックスの通常取引は前日比5.30ドル安の1876.70ドルで終了となった。
HISマークイットがこの日発表した5月の購買担当者景気指数(PMI)速報値は欧米ともに前月から上昇。まず、英国は過去最高、ユーロ圏は3年3カ月ぶりの高水準となった。ただし、市場では同じく過去最高値を更新した米国の方がユーロ圏経済よりも早いペースで拡大 . . . 本文を読む
不安定ながら・・・というよりも力強さは感じさせないものの、NY金がこの2週間ほどで切り上げた1800ドル後半の水準を維持している。前日19日に発表された4月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨にて、大規模な金融緩和の出口に向けた議論を始める準備が必要との意見が出ていたことが判明。NY市場は午前の早い時間帯のクリプト通貨の乱高下に目を奪われていたが、本来の注目イベントはこの議事要旨だった。 . . . 本文を読む
ビットコインを中心とするクリプト・カレンシー(暗号通貨)の日本時間昨夜の暴落のいきさつや程度、経過は報道に詳しいので、そちらに任せよう。思ったのは、もともと時価総額が最近は2兆ドル(約220兆円)まで膨れ上がっていたとはいえ、流動性という点で難点があるのではないかということだった。つまり急な動きがあり売りたいときに(一定の範囲だが)思った価格で売れないのではということだった。買い手不在で株など他の . . . 本文を読む
本日は4月のFOMCの議事要旨発表日。以前はそう注目もされなかったそれぞれのFOMC間の中間に行われるイベントだが、2~3年前から注目度が一気に上がったのは、その内容に対する市場の反応が、時に過剰と思われるほど大きくなっていることによる。
そもそも米国の経済指標がここにきて市場予想を大きく離れ、時としてイレギュラーな結果が増えている。これは前年比で表されるデータの比較対象が、新型コロナウイルスの . . . 本文を読む
週明け5月17日のNY市場の金価格は、昨日触れたようにアジア時間から買いが先行する展開が続き、始終プラス圏での取引となった。NY時間外となる日本時間の午前10時台にはさしたる抵抗もなく1850ドル台に乗せ、アジアの午後、ロンドンの時間帯には1855ドルを越える水準まで上昇。その後はNYの早朝から通常取引入り後にかけて売り優勢に転じ、いったんは1850ドル割れを見ることになった。午前中盤にニューヨー . . . 本文を読む