今週は言うまでもなく月初のイベント週で週末の米雇用統計を前に、シカゴPMI、コンファレンスボードの消費者信頼感指数、ADP全米民間雇用報告、ISM製造業景況指数、同じく非製造業景況指数に新規失業保険申請件数、さらに地区連銀経済報告(ベージュブック)とてんこ盛り状態となる。そこに連日に渡りFRB関係者が入れ替わり立ち代わり講演に立ったりシンポジウムに参加したりと、発言が続くスケジュールとなっている。 . . . 本文を読む
にわかに巻き起こったオミクロン騒動だが、オミクロンの表記を最初ネットで見たときに??で今回の変異株の名前には結びつかなかった。
先週26日の更新の時点で世界的なリスク回避の中で金市場では買いが先行し、NYの早朝には一時32ドル高となる1816.30ドルまで水準を切り上げていた。ただし、感謝祭の祝日と週末の狭間で短縮取引となったこの日は、NY時間外のアジア時間から先物で大きく売られていた株式市場が . . . 本文を読む
日本時間の早朝から伝えられた南ア発の新型コロナウィルス新たな変異株のニュース。変異の内容が複雑で高い感染力とみられるということで、市場は総すくみ状態となった。
ホリデーシーズン入りで商いの薄い中でのポジション巻き直しは、WTIやドル円の急落など結構な動きになっている。NY金は1800ドル超奪還は、まさにリスクオフの金買いということで、久しく下回っていたパラジウムを上抜けるか否かという水準。プラチ . . . 本文を読む
欧米はホリデーシーズン入りで今夜のNY市場はお休み。26日も半日取引ゆえに実質連休ということになる。11月24日の金市場は、前日までの大幅下落に対する押し目買いがアジアからロンドン時間を中心に見られた。しかし、NY時間には引き続きファンドの見切り売りで戻りは抑えられることになった。1800ドルに接近はしたものの、跳ね返されて結局前日終値近辺の1784.30ドルで終了ということに。
この1週間で . . . 本文を読む
日本が祭日となった11月23日のNY金は4営業日続落となった。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ鎮静化に向け積極姿勢に転じるとの見方が市場内でにわかに高まりをみせ、米長期金利が上昇、先行して16カ月ぶりの高値にじわじわと水準を切り上げていたドル指数は高止まりで、ファンドの金売りを促した。
NYコメックスの通常取引は、週明け22日に前週末比45.30ドル安の1806.30ドル、さらに23日には2 . . . 本文を読む
新型コロナウィルス感染再拡大によるリスクオフ・センチメントの中で態勢を立て直すかに見えたNY金だったが、FRB理事のタカ派コーラスに足元をすくわれることになった。
前週末の通常取引終値は前日比9.80ドル安の1851.60ドルだったが、その後の時間外で1846.80ドルと7営業日ぶりの水準で週末の取引を終えていた。週明けの市場も、日本時間夕刻の時間帯(ロンドン時間)はほぼ同じ水準に位置している . . . 本文を読む
NY金が高値保合い(もちあい)の様相を呈している。米長期金利が11月のFOMC後にパウエルFRB議長発言などもあり、急落したことを受け上昇に転じ、その後、10日発表の米10月のCPIが6.2%と31年ぶりの伸びとなったことで、7月の終値高値1835ドルを抜けたところでレンジブレイクということで、ファンド買いのすそ野が広がった。
しかし、7連騰、約105ドルともなると、当然ながら利益確定、あるいは . . . 本文を読む
11月17日のNY金はNY時間にドル指数が、それまでの上げ幅を削り前日比マイナス圏に落ちたことで3営業日ぶりの反発から終値で6月11日以来5カ月ぶりの高値水準となった。
この日は、NY時間外のアジアの時間帯から為替相場はやや荒れ模様だった。ドルは前日の地合いを引き継ぐかたちで主要通貨に対し強含みに推移。ユーロが対ドルで一時1.12ドル台まで急落したこともあり、ドル指数は96.241と2020年 . . . 本文を読む
さて金市場。ファンドの買い攻勢に勢いがついているのはデータからは明らかだが、16日の展開は、さすがにドル指数が16カ月ぶりの高値96ポイント接近となったところで、買い残(オプション除く重量換算グロスで1060トン)の自重に耐えかねて、NY午前中盤から“沈”ということになった。それでも1850超は維持したが・・・。
戻り高値更新にあたって再び仕切り直しだが、このところ長期 . . . 本文を読む
7連騰明け15日のNY金は、さすがに上値は重く結局小幅安で8営業日続伸とは行かなかった。NYコメックスの通常取引は前週末比1.90ドル安の1866.60ドルで終了した。それでも米長期金利が急伸し、ドル指数(DXY)が昨年7月以来16か月ぶりの高値となる中で、よく値を保った印象が強く残った。
さすがにほぼ105ドルの上昇の後だけに、週明け15日の金市場はアジアのスタート時から売りが先行しマイナス . . . 本文を読む