いつもこのブログを訪れていただいている皆さんありがとうございます。この6月で21年目に入るブログですが、初回から一切フロントのデザインも触っておらず、そのまま続けてきました。最近更新頻度が落ちているのは、単純に時間の都合です。さらにこのNTTのサイトが10月にサービスを終了するとのことで、他の媒体に引っ越しを求められいることもあります。自分はいわゆるXなど口座は開かず当ブログだけでやってきましたが . . . 本文を読む
6月3日のNY市場の金価格は反落した。前日にトランプ関税を巡り欧州や中国との通商摩擦が激化するとの懸念に加え、ウクライナを巡る地政学リスクへの警戒も加わり、終値ベースで約1ヵ月ぶりの高値を付けていたことから、利益確定の売りに反落した。NYコメックスの通常取引は前日比20.10ドル安の3377.10ドルで終了した。今週に入りホワイトハウスは、トランプ大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が今週にも行 . . . 本文を読む
週明けのNY金は、30日にペンシルバニア州のUSスティール工場でのトランプ演説にて、唐突な形で鉄鋼・アルミニウム製品への追加関税を現行の25%から倍増の50%に引き上げを発表したことに反応するのかと思いきや、アジア時間午前までは反応は限定的だった。6月4日から発動するとしていたが、市場には一定の慣れ生まれており、高関税をチラつかせては後に緩和がパターンとの見方がある。それで反応は限定的なものになっ . . . 本文を読む
前日に発表された5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は前月の5年ぶりの低水準から12.3ポイントと4年ぶりの大幅上昇となる98に回復。米国とEU(欧州連合)間の貿易交渉にも一定の進展が見られるなかで、ドルに買戻しの動きが見られ、NY金はNY時間の終盤にかけて売りが優勢となった。NYコメックスの通常取引は前日比5.50ドル安の3294.90ドルで終了した。NY金は基本的に3300ドルを挟んだレ . . . 本文を読む
5月10~11日の日程でスイスのジュネーブで開かれた米中初の高官レベルでの関税交渉は、週明けの本日早朝に双方手ごたえありというニュアンスで伝えられたことで、一定のリスクオン気運が広がっていた。「大きな進展」があったとしたのはベッセント財務長官だった。このところ米国サイドからの情報はトランプ大統領は別格として、ベッセント財務長官ですら希望的観測的な発言が増えていたので、この発言は引き気味に受け取って . . . 本文を読む
4月24日のNY金は3営業日ぶりに反発。前日23日に通常取引終値ベースで前日比125.30ドル3.66%と今年に入っての最大の下げを見せただけに、さすがに安値拾いの自律反発となった。通常取引は前日比54.50ドル高の3348.60ドルで終了。前々日までの株安、ドル安、米債安のトリプル安の波乱の市場に再び危機感を抱いたベッセント米財務長官による米中貿易交渉に対する楽観的観測の流布は、功を奏した。トラ . . . 本文を読む
4月22日のNY金は反落した。
時間外のアジア時間から3400ドル台に駆け上がった前日の余勢を駆る形で、一気に3500ドル超と連日の史上最高値更新となったものの、買い一巡で上昇モメンタムが失われると売り先行の流れに転じた。
ロンドンさらにNY時間を通して売り優勢の流れが続き、目立った反発もなく水準を切り下げながら相場は進行した。NY午前の中頃には3450ドル割れに。さらに終盤には一時3400ド . . . 本文を読む
3連休明け4月21日のNY金は大幅反発し史上最高値を更新。イースター休暇前の先週後半にかけ伝えられていたトランプ大統領によるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を非難する発言は、週明けにさらにトーンを強め、金融市場の警戒感を一気に高めることになった。
欧州市場が未だイースター休暇中の21日の米金融市場では一時は沈静化していた米債売りが活発化し、ドル安と共に米株売りも勢いを増し、 . . . 本文を読む
4月16日のNY市場の金価格は大幅に続伸した。米通商政策の不確実性が継続する中で、トランプ大統領が関税賦課の前段階として、半導体および医薬品の輸入が国家安全保障に及ぼす影響につき調査を命じたと報じられた。また激化する米中貿易摩擦の解決に向けた交渉を開始するには、中国側からの接触が必要だとの見解を示した。しかし、水面下での交渉は行われているものと見られるが、中国側も強硬な姿勢を崩しておらず、沈静化の . . . 本文を読む
先週末にかけて大きく水準を切り上げ3250ドル前後に達したNY金。11日までの3営業日で254.40ドル、8.5%もの急騰相場となっただけに、週明け14日こそ利益確定の売りに反落したが、15日にはさっそく反発の動きをみせた。
トランプ大統領が仕掛ける関税戦争には沈静化の兆しがほとんど見られていない。
週明け早々に欧州連合(EU)は米国と貿易交渉を行ったが、意見の相違を埋められず、ほとんど進展は . . . 本文を読む