先週末9月27日のNY金価格は8営業日ぶりの反落に。
前日まで5営業日連続で史上最高値の更新をしていただけに、この日は週末に加え月末さらに四半期末が接近する中でNY時間に入り利益確定売りが急速に膨らんだ。ファンドの持ち分調整の売り(re-balancing)も加わった。NYコメックスの通常取引は前日比26.80ドル安の2668.10ドルで終了。それでも週足は21.90ドル、0.83%上昇と3週続 . . . 本文を読む
「金利を今上げるのはアホや」。高市候補のこの発言がドル円大変動の伏線となった。
自民総裁選、報じられたように高市候補が1次投票でトップに立つとドル円は146円台に急伸。で、石破候補の当選で急落ということに。ファクトセットのデータではここまでのところ142.82~146.50円と短時間に3.68円幅の大荒れで、19時45分現在143.14円となっている。市場の一部は踊らされることに . . . 本文を読む
9月25日のNY金は、景気重視(=雇用重視)に転じた米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ継続期待が高まり、6営業日続伸した。通常取引は、前日比7.70ドル高の2684.70ドルで終了。5営業日連続で史上最高値を塗り替えた。
FRBによる大幅下げから1週間が過ぎた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)直前まではおおむね0.25%の利下げを織り込んでいた市場だが、ここに来てFRB執行部は意見 . . . 本文を読む
朝夕ずいぶん涼しくなり、やっと一息という感じ。
さて、週明け9月23日のNY金は4営業日続伸した。
先週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)が通常の2倍の0.50%の利下げを決めたことと、その後複数の米連邦準備理事会(FOMC)高官による大幅利下げと今後の連続的利下げを支持する発言が続いたことから、NY金は23日まで終値ベース3営業日連続で過去最高値を更新して終了。23 . . . 本文を読む
NY金は続伸した。通常取引は前日比16.00ドル高の2614.60ドルで終了。前週末13日の2610.70ドルを上回り、終値ベースでの過去最高値を更新した。
前日の連邦公開市場委員会(FMC)にてFRBは0.5%の大幅利下げを決めたが、メンバーによる経済予測では年内残り2会合で、それぞれ0.25%利下げする見通しが示された。25年も4回1.00%の利下げを見込んでいる。金市場は利 . . . 本文を読む
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利の0.50%引き下げを発表した。その上でFOMCメンバー19名による政策見通しでは、年内さらに0.50%の追加利下げを実施する見通しも示された。
22年3月以来の利上げサイクルは名実ともに終わることになった。米連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制を主眼に23年ぶりの水準まで切り上げていた高金利政策を終わらせることになった。FOMC終了後に発表され . . . 本文を読む
9月18日のNY金は続落した。FRBの金融政策決定を翌日に控え、利下げ着手は固まっているものの、利下げ幅を巡り市場内では一部で警戒の動きもありファンドの売りが優勢となった。
通常取引は前日比16.50ドル安の2592.40ドルで終了した。取引終盤に一時2587.30ドルまで売られ、これが安値となった。
米商務省が朝方発表した8月の小売売上高は前月比0.1%増と、0.2%減を読 . . . 本文を読む
先週は10日の午後いちでオアンダ証券提供のYouTubeの収録。翌11日午後は、ゴールドを扱う業界団体の本年2回目の研修会の講師を2時間余り。
そして13日は、中四国九州地区で投資用金地金の精錬を行っている堤田貴金属(株)の恒例のゴールドセミナーで広島へ。
このセミナーは、新型コロナで2年開催を見送ったものの、今回で11回目で広島では秋のゴールドセミナーとして確立している。中国新聞にて告知しリ . . . 本文を読む
9月11日のNY金は小幅に反落した。発表された8月の米消費者物価指数(CPI)がエネルギーと食品を除くコア指数の前月比伸び率は市場予想を上回り、17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げ観測が大きく後退。
NY時間外のアジア時間午後からNY早朝まで2550ドル超で推移してきたNY金は、発表を受け売り圧力が高まり急反落状態となった。
終盤に向け買戻しの動きが見られたものの、売り優 . . . 本文を読む
9月6日のNY金は続落した。発表された先週最大の注目事項となっていた8月の米雇用統計は、労働市場の急激な悪化を示す内容ではなかったものの、趨勢的に弱まっていることを示唆した。
前日までに発表されていた、雇用動態調査(JOLTS)の求人件数や民間の雇用報告も減速を示唆していた。市場は今回の結果にて、来週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ幅の0.5%への拡大の有無を見極めようとしていた . . . 本文を読む