季節感が年々なくなっている・・・とか何とかいっていてもさすがに大晦日になると1年の終わりという気持ちはわいてくるもので、紅白なども見てたりする。しばらく見ない時期があったりもしたんだけどね。時の流れは淀みなく進みドンドン過去に・・・といってセンチになっているわけではない。時間は止められない。瞬間、瞬間の積み重ね。こんなことが浮かぶのも年末ということか。それぞれが、それぞれの思いで年末を迎えているこ . . . 本文を読む
ECB(欧州中銀)とFRB(米連邦準備理事会)が28日に公表したデータによると、ユーロとドルの紙幣流通量でユーロがドルを上回っていることが明らかになった。本日の日経新聞が「経済・金融」面で取り上げているが、それによるとユーロドル相場で換算したユーロ紙幣の市中流通量は約8270億ドル(6280億ユーロ)。一方のドルは7827億ドルと400億ドルほどユーロの流通量が多いことがわかったというもの。大前提 . . . 本文を読む
為替も株も債券も金も市場全般に年末特有の商いの薄さを突くような乱高下も見られず静かな年の瀬という感じになってきた。まぁそう油断していると一転して大騒ぎということもありえるが、原油も手仕舞いモードで金市場はイラン問題を多少気に掛けている程度の動き。先日来折りにふれユーロについて書いているが、昨日今日と日経が国際面で特集記事を組んでいる(「拡大欧州の進路」)。「偉大なる金融経済上の実験」ともいえるユー . . . 本文を読む
欧米市場がクリスマス休暇ということで閑散。金市場も眠った状態。先週末に発表されたCFTCレポートではNYコメックス(商品取引所)のファンドは前週の254トンの買い越し(12月12日)から217トン買い越し(12月19日)へと手仕舞いを進めていることが判明。クリスマス休暇前に利益確定といったところ。610ドル台への下げの背景。逆にファンドは“手を空かした状態”につき、買い余力が高まっているということ . . . 本文を読む
「2006年の世界の穀物の耕作面積は、農水省によるとピーク時の1981年に比べ9%少ない6億6800万㌶の見込み。この間に人口は45億人から65億人に増加」。これは今朝の日経朝刊の特集記事の内容の一部。90年代末ころから中国の成長を語る際に、13億人の経済が成長を始めると、食生活も変わり世界の食糧需給も大きく逼迫に変わるのではないか・・・という捉え方はされてきた。この見通し自体は珍しいものではなか . . . 本文を読む
ユーロドルの上昇が問題を引き起こしつつある。逆の表現をすると対ユーロでのドル安の進展が人民元の先高感と相まって結果的にアジア通貨がドルに対し軒並み上昇という流れが目立っている。この中でドル円が平行移動しているので、それはそのままアジア通貨に対する円安ということだが、円に対し上昇した自国通貨高に耐え切れないと見られる事例が表れ始めた。お隣の韓国はウォン高で今年の経常収支の黒字が急減し、サムスン経済研 . . . 本文を読む
いわゆる日記のノリになるが、本日は夕刻、業界の忘年会に顔出しさせてもらった。いろいろな方々と話をしたが、今週月曜日18日にBlooombergTVに収録で行ったとき担当のキャスター氏とともに取材で同席されたS記者と会場でバッタリ。初対面の先日にピピッとくるものがあったのだけれど、本日は立食でワインを飲みながら彼から聞いた話は面白かった!。まさに“Interesting!”刺激的だった。金市場につい . . . 本文を読む
なんてこった!昨日の夕刻、ある忘年会に声を掛けてもらっており出掛ける前に更新のチェックをしようと思っていたのだが、見直しの時間もなくそのままになった。帰りも遅くなり今朝になって本文を読み返したら、表記に誤りが・・・・。前後の文脈から意味を汲み取っていただいた方が多かろうとは思うものの念のために太字で訂正しておきました。やれやれ。その忘年会で投資関係の月刊専門誌の発行を手がける社長と久々に顔を合わせ . . . 本文を読む
日々のデータに一喜一憂するような金市場の反応が続いている。この日、金価格を押し上げた大きな要因は、ドイツIfo経済研究所が発表したドイツ企業の景況感を表わす指数の結果だった。108.7と前月比1.9ポイントの上昇で3ヵ月連続の改善で16年ぶりの水準に達している。ポイントは、ドイツでは年明け1月に付加価値税率が3%引き上げられることになっており(税率16%から19%に)当然ながら景気にはマイナスと見 . . . 本文を読む
現地時間の18日、米7-9月期の経常収支(最大項目が貿易収支)が発表になった。いうまでもなく赤字だが、2255億ドルは昨年10-12月期の2231億ドルを上回る四半期ベースで過去最高値を更新というもの。ただ市場予想に沿った結果につき為替市場でも大きな反応はなかった。前4-6月期の赤字額は減額修正され2171億ドルとなり、年始からの累計では6558億ドルで昨年同期比15.4%増となっている。2005 . . . 本文を読む