全般的に上半期末で静かな展開。積極的に動くというより、後半戦に向けて状況を分析という感じ。極度の悲観もまた楽観も消え次の行動へのモラトリアム。金市場の視点からは７月は節になる月でもある。一般には実需は一巡し欧米も夏休み入りで静かな展開ということだが、年金に動きが出ることがある。ETFの動静を引き続き見守るということか。人民銀行の周小川総裁が、外貨準備政策につき急な変更はないと発言したとのこと。そり . . . 本文を読む
先週２６日に中国人民銀行が発表した「金融安定化報告」の内容が為替市場の材料となった。国際通貨体制につき「ひとつの通貨が世界の金融システムを独占するのは深刻な問題がある」とＩＭＦ（国際通貨基金）の合成通貨ＳＤＲを重視する構想を改めて表明・・・・というよりドル基軸通貨体制を牽制。現在ＳＤＲの構成比率はドルが４４％、ユーロが３４％、円が１１％、ポンドが１１％となっている。構成通貨の見直しは５年ごとに行わ . . . 本文を読む
今週は早くも７月入り。２００９年も半分を過ぎ、これからは昼間の時間帯がどんどん短くなる。これから本格的な夏が始まるが、夏もアッという間に過ぎ、秋風を感じる頃に「今年の夏もアッという間に終わったなぁ・・・」というのがいつもの感慨。さぁ、この夏に何をやるのか、やれるのか、やらねばならぬのか。好きな季節ではある。
話はガラッと変わるが、今年の春以降３度ほどゴルフをやる機会があったのだが、練習は何もやっ . . . 本文を読む
博多へ行くとかなりの確率で立ち寄るのが上川端商店街の外れ、櫛田神社に近いところにある「せいもんばらい」。１階（しか行ったことはないが）は奥行きの深いカウンター席が30席くらい、あと奥にテーブル席があるんだろうか？（奥に入ったことがない）。料金は高目だと思う。しかし、モノ（素材）はいい。全てのメニューに価格がないのが難点。初めて行ったら怖くて注文できない。聞けば教えてくれる。土地柄、焼酎の銘柄が多い . . . 本文を読む
オバマ政権の刺激策による減税や還付金の影響が５月のデータに反映されて米個人所得はプラス１．４％となっていた。個人の消費支出も２月以来初めて上昇。このところ上昇傾向継続で話題の個人貯蓄率は４月の５．６％から更に上がり６．９％に。これは１９９３年１２月以来の水準という。借金してでも消費する米消費者が軌道修正をはじめ、一時はゼロどころかマイナスの貯蓄率まであったところから様変わりという様相。マイナスの貯 . . . 本文を読む
昨日ロイターが報じた中国共産党中央政策研究室の李連仲経済局長なる人物の講演内容。「米国はかなりの規模でドル紙幣を増刷しており、ドルが下落することは間違いない。そのため、金がより良い選択肢だ」や「中国にとって、米国の土地を購入する方が米国債を購入するよりも優れた選択肢」など、これまでの国家発展改革委員会のエコノミストなどの発言よりも踏み込んだというかやや過激なのだ。さすがに中国共産党直轄の組織のメン . . . 本文を読む
注目のFOMC（米連邦公開市場委員会）はゼロ金利政策の据え置きを決めた。同時に国債購入などの資金供給策も金額、期間ともに現状維持とした。市場には国債の購入規模の増額や期間延長の見通しもあったが、FRBは現状の政策の効果を見極めるという判断に落ち着いたと見られる。
足元で取られている“超”金融緩和策は危機対応型といえるが、その解消に向けた道筋を示すいわゆる「出口戦略」については「必要に応じて調整」 . . . 本文を読む
さてさてIMF保有金売却を米国議会が認めたことでこの案件は大きく前進することになったが、一方で買いの話もある。買いというと中国が突如として国内産金や換金分の金を人民銀行が買い取る形で金準備を増やしてきたと発表したのが４月のことだった。それが今月発表されたIMFのデータに正式に反映されて中国は１０５４トンの保有でスイスの１０４０トンを抜いて６位となっていた。
もう一国、このところ金準備を着実に増や . . . 本文を読む
月初の６月４日のここで「日々の動きとは関係ないのだが、ＩＭＦの金売却、米国議会の承認が近いのではないかと思わせる流れがある。ただし、あくまで感じるだけで確証はない」と書いた。その売却承認を含む法案が米上院を通過した。
先週６月１８日に米上院はIMFによる保有金準備の一部（４０３トン）売却を認める内容を含む法案を可決。大統領の署名待ちとなった。国防関係の予算の範囲（？）として燃費のいい車に買い替え . . . 本文を読む
先週の火曜日の午後おそく。神戸空港に向う前に時間があったので立ち寄った市内元町の中華街の外れにある「シャミアナ」というインド・カレーの店。注文してから作り始めるので、やや時間がかかる。なのでビールを飲みながら待った。出てきたのは当たり前だがホンモノのカレー。口に含んだときは、それほど辛さを感じないのだが、後追いで体の内側からポッポ、ポッポと燃える感じ。食べ終わる頃には大汗をかいていた。実は当方もカ . . . 本文を読む
