亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

15人で話し合われ経済予測が示される今回のFOMC

2018年09月20日 23時20分46秒 | 金融市場の話題
昨日、今夜はいよいよNYダウが新値を散ることになるのだろう・・・としたが、結局、届かず本日に持ちこされ、S&P500種ともども過去最高値を更新している。やはり、米中貿易戦争は目先の悪材料出尽くしということで、脇に置いておいてという展開。 19日は、中国、天津で開かれた世界経済フォーラム夏季会合(夏期ダボス会議)の開幕で演説した中国の李克強首相が、「中国は決して人民元の操作で輸出を刺激する道を歩ま . . . 本文を読む
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じっと我慢の金市場

2018年09月19日 22時51分31秒 | 金融市場の話題
米中貿易戦争は激化ということで、メディアは対立収束の道筋は見えない、これは大変だ、世界経済の大きな波乱要因になると、大騒ぎ。だから株はショートされていたわけで、それが踏まされて一斉蜂起ならぬ一斉に反発。株式市場はリアルな世界から切り離された異次元空間さながら需給(カネ余り)主導のゴルディロックスが戻ってきたかのようだ。米中間のイザコザは、政治の世界のいわば「ショー」であって、好調な経済に目を向けま . . . 本文を読む
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2000億ドル対中追加関税発動の報の中で、日経平均棒立ち

2018年09月18日 22時12分13秒 | 金融市場の話題
NYの現地時間昼に宣言したように、米国株の引け約2時間半後に2000億ドルの中国製品への追加輸入関税が発表された。意外性があったのは、発動が来週24日からということ。総額500億ドル相当の輸入品に比べ、消費財が多くなる分、品目の選定に時間がかかると思われたが、そんなことはなかったようだ。報じられているところによると、5745品目らしい。家具や家電から食料品にまで消費材に及ぶというが、それはそうだろ . . . 本文を読む
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注目イベントの多い今週

2018年09月11日 23時22分23秒 | 金融市場の話題
先週末に発表された米雇用統計。このところ雇用者数の伸びや失業率よりも時間当たり平均賃金の伸びが注目点となっている。失業率の低下が、そのままインフレ率の上昇につながるという伝統的な関係(フィリップス曲線、失業率とインフレ率の逆相関性)は、過去10年近くにわたり崩れており、ネックになっているのが賃金上昇の鈍さだった。 8月は前年比で2.9%の上昇と、2009年6月以来の高い伸びとなったことで、加速の . . . 本文を読む
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8月のインドの金輸入量、前年比倍増

2018年09月07日 20時35分31秒 | 金融市場の話題
8月31日のここで、中国における金需要の底堅さを示す周辺データとして、宝飾大手ティファニーの5-7月期の増益決算を取りあげたが、8月のインドの金輸入が倍増していたことが判明した。 暫定値(速報値)ではあるが、貴金属調査で知られるトムソン・ロイター傘下のGFMS社が公表したもので、8月のインドの金輸入は1ヵ月で100トンとなり、前年同月比で116.5%増と倍増したとされる。これは、昨年の5月以来、 . . . 本文を読む
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9月4日の指標でサプライズが2点、米国(ドル)優位を表す中身

2018年09月05日 22時50分27秒 | 金融市場の話題
筆頭は、米8月のISM製造業景況指数。市場予想は前月の58.1から57.7への低下となっていたが、結果は2004年5月以来14年ぶりの高水準となる61.3への上昇となった。米国の足元の景気循環の拡大期は2009年7月以降なので、つまり今回の景気拡大期の中での最高値となる。予想外の大幅上昇で、まさにポジティブ・サプライズ。新規受注が大幅上昇し、全体を押し上げた(前月の60.2 ⇒65.1)。50台 . . . 本文を読む
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カネをもってカネの乱を制す

2018年08月31日 22時52分02秒 | 金融市場の話題
日替わりメニューのようにリスク・オンとオフ環境が繰り返されている。結局は、引き締め方向のFRBの政策に、重債務、経常赤字を抱える新興国は振り回されることになる。ドル建て債務が一番多いわけで、大元はFRBのばら撒き策でローコストの資金を手にした機関投資家が、伸び盛りの経済を抱えた新興国の方が、金利も高いし儲かりそうだと投じたマネー。受け入れる方も、そうした状況が続くにしたがい慣れが生じ、これが常態な . . . 本文を読む
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金のみならずファンドは米債の売りポションも拡大

2018年08月30日 17時45分43秒 | 金融市場の話題
為替市場では主要通貨に対しドル安が続いているものの、そのドルより円が弱いことで、国内金価格には押し上げ要因となっている。つまりドル建て金価格に沿って、国内価格も動くという、このところ起きていなかった展開。ユーロは、このところのドイツを中心とする市況の改善もあり、29日はほぼ高値引け状態で1.17ドル台を回復。ドル指数はやや下げて94ポイント台半ば。高値圏での保ち合いといったところ。市場では、ファン . . . 本文を読む
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治に居て乱を忘れず

2018年08月23日 23時17分48秒 | 金融市場の話題
注目の7月31日―8月1日のFOMC議事要旨は、近い将来に利上げを実施する可能性について討議したという、まずは織り込み済みの内容に。金利先物から読む9月のFOMCでの利上げ見通しは既に90%を超えており、むしろ上げない(上げられない)方が、市場の波乱につながる可能性があるといえる。 気が付けば次回のFOMCも1ヵ月後のこと(早い!)。利上げよりも、次回は参加者の経済見通しが示される会合(+議長の . . . 本文を読む
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残高減少が続いている金ETF

2018年08月23日 00時13分54秒 | 金融市場の話題
22日は、ロンドンの時間帯からリスクオン・センチメントの中で、金利も上昇し米長期金利は前日の2.818%から2.85%台へと上昇していたが、引け直前に急低下し2.830%で終了となった。この時間帯にトランプ大統領の元個人弁護士のマイケル・コーエン氏が、2016年の米大統領選に関連し、選挙資金を巡る違反行為などの罪を認めたというニュース。選挙戦への影響を阻止するために、2人の女性に口止め料を渡すよう . . . 本文を読む
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