27日発表の米経済指標は、FRBによる高金利政策の長期化と粘着型のインフレが合わさって、経済成長を押し下げていることを示唆した。
1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率1.4%増と改定値(1.3%増)から小幅に上方修正されたものの、個人消費が年率1.5%と改定値の2.0%から下方修正された。このところ米企業決算でも見通しに際し、個人消費の減速を想定するところ . . . 本文を読む
6月25日のNY金は反落した。前日比13.60ドル安の2330.80ドルで終了した。
この日発表されたカナダの5月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.9%の伸びと前月の2.7%から加速。市場予想も上回ったことから、カナダ銀行(中央銀行)が7月の利下げを見送るとの見方が強まったことが、米国債売りにつながり米長期金利は上昇。ドルも主要通貨に対し上昇し、レンジ内ながら金は売られやすかった。
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週明け24日のNY金は反発した。前週末比13.20ドル高の2344.40ドルで終了。
前週末にS&Pグローバルが発表した6月PMI(購買担当者景況指数)が予想を上回る上昇を見せ大きく売られた(前日比37.80ドル安)が、この日の戻りは自律反発の類といえる。売られ過ぎということで、買い戻されたもの。
アジア時間から終日緩やかに水準を切り上げて終了する静かな1日だった。
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先週のNY金は、週足で反落した。地味な動きながらも総じて買いが先行する流れが続き、21日の取引時間中に2382.60ドルと2週間ぶりの高値を付けた。
しかし、その後発表された6月の米PMI(購買担当者景気指数)速報値が、市場予想を上回り利下げ観測が後退し長期金利が急伸すると急反落した。
前日までの2営業日で40ドル水準を切り上げていたが、上げ幅をすべて削り週末の取引を2331.20ドルで終えた . . . 本文を読む
昨日のオンラインセミナーに申し込み参加いただいた皆さんありがとうございました。見逃し配信の有効期間は1週間です。
さてジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祭日明けのNY金は続伸した。
NY時間午前の中頃にややまとまった買いが入り上値追いに転じ、そのまま30ドル近く水準を切り上げた。一時2379.50ドルまで買われ、これがこの日の高値となった。その後売り先行に転じたものの、切 . . . 本文を読む
本日19日のNY市場は奴隷解放記念日「ジューンティーンス」の祝日で休場。おおむね月曜日祭日の米国では珍しい日程設定は独立記念日などあるが少ない。週末の雰囲気が漂う。
18日はもともと多くのFRB高官の講演やパネル登壇など発言機会が予定されているところに、注目指標として5月小売売上高の発表が重なった。小売売上高のデータは消費者物価指数(CPI)や雇用統計ほどの注目度ではないにして . . . 本文を読む
今回は自前のセミナー開催のお知らせです。これまで参加いただいたことのある方には事前にメール連絡をしています。
明後日6月20日木曜日の19時から20時10分まで70分間のオンライン・セミナーを開催します。申し込みをいただいた上で、当日、ライブ参加できない方には、期間限定(翌日から1週間)のYouTube視聴のURLを送付いたします。
ただし無料セミナーではありません。1100 . . . 本文を読む
13日は朝方発表された5月の米生産者物価指数(PPI)が前日の消費者物価指数(CPI)同様に鈍化を示したことで、米長期金利が前日に続き大きく低下。しかしNY金の反応は鈍くアジア時間から水準を切り下げる流れは止まらなかった。
終盤には一時2310.90ドルと、前週発表の5月の雇用統計の大幅上振れを受け売られた際の安値(2304.20ドル)に迫るのかという展開に。
結局、前日比36.80ドル安の2 . . . 本文を読む
FOMCは報じられたように、年内1回と利下げ見通しとなった。
実際のところは1.5回というところだったとパウエル議長は語っている。
この日の注目イベントは、FOMCの結果が判明する前の午前早くに発表された5月の米消費者物価指数(CPI)だった。
結果はインフレの下降局面が再開された可能性を示した。前年同月比の伸び率は3.3%と市場予想(3.4%)を下回った。前月比では横ばい . . . 本文を読む
NY金は調整モードのレンジ取引で小動き。引き続き欧州情勢の流動化が伝えられる中で、方向感なく推移した。
前日比0.40ドル高の2326.60ドルで終了。
本日の米国は言わずと知れたイベントデー。
NY時間の午前8時半(日本時間本日21時30分)に5月の消費者物価指数(CPI)の発表。そして午後2時(同13日午前3時)に連邦公開市場委員会(FOMC)声明文とFOMCメンバーに . . . 本文を読む