亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

勢いのある上海

2018年04月30日 00時11分23秒 | 徒然(つれづれ)
上海は交通料金が東京に比べてかなり安い。タクシーも同じ。ただし、移動にタクシーを使ってしまうと土地勘がつかめないので、多くは地下鉄で移動している。1日券と3日券があり、3日券を買ったら45元だった。空港のレートでは1元=18円だったので、810円で乗り放題ということになる。 ここ数年、さかんに地下鉄工事を行っていたが今や16号線まで増えているようだ。前回来たときには、10号線までだった。日本でも . . . 本文を読む
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本日、夕刻に上海着

2018年04月27日 23時47分20秒 | 徒然(つれづれ)
日本時間の昼前に出て成田経由でただいま上海のホテルいる。2003年から2014年までほぼ毎年来ては、必ず何ヵ所は同じ場所に行き変化の様子を見る、いわゆる定点観測をしてきた。沸きに沸いていたショッピングエリアが、その周りの開発が進むほどに人出も減り、ついにフロアによっては、いわゆるシャッター街ならぬシャッター・フロア化するということもあった。とにかく街全体が開発ラッシュの中にあり、地下鉄の新線がどん . . . 本文を読む
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金、下げ局面でETFに押し目買い(米中貿易戦争は休戦)

2018年04月26日 23時12分39秒 | 金市場
日本時間の今夜、NYの午前9時半時点の10年債利回りは、さすがに押し目買いが入り金利は35割れに低下となっている。株は高寄り。昨日は3%超で高止まりし、3.026%で終了。この金利上昇にドル相場が引き続き反応する金融のテキストブックにあるような素直な展開。ドルは全面高状態となり金は売られた。それでも10ドルほどだが。ただし、前の日の上げ幅(9ドル高)をすべて失い、行って来い状態に。 ただし、この . . . 本文を読む
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米長期金利とドル高の連動

2018年04月25日 23時55分35秒 | 金融市場の話題
米10年債の利回り(米長期金利)の上昇が続いている。手元のデータでは、日本時間の今夕5時半(NY時間の早朝4時半)には、3.035%まで上昇。この時点でWTI(原油)は前日比プラス圏で推移中で、NY金は売り優勢の流れの中、1325.90ドルとなっていた。その後、NY金は1320.50ドルまで売られている。金利上昇が止まらないことから、本日の米国株も下落で取引を開始。 足元のNY金と株の下落は、 . . . 本文を読む
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金利先物からは米年内利上げ加速に傾いた市場

2018年04月24日 20時58分42秒 | 金融市場の話題
市場は米長期金利の上昇で持ちきりになっている。昨日、NY時間の早朝の時間に10年債利回り(長期金利)が一時3%にタッチしたと書いた。3.01というダウ・ジョーンズのデータを見て書いたが、2.99%に修正された。いずれにしても心理的な節目でもある3%に接近。超えるか否か、超えてどこまで行くか、という市場の雰囲気。2014年1月以来の水準だが、その時はこの水準で頭打ちで反落となった。しかし、今回は、い . . . 本文を読む
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金利とドル相場の相関が復活、ロボットの金売りプログラムが作動

2018年04月23日 20時30分56秒 | 金市場
先週後半から目立つ米長期金利の上昇が週明けも続いている。アジアのスタート時は前週の地合いを受け継いだものの中盤から欧州入り位までは目立った動きはなかったが、日本時間の夕刻辺りから動意付き、一時3%にタッチしている。先週20日の時点で2.96%まで上昇し(相場は売られ)、2014年1月以来4年3ヵ月ぶりの水準に達していた。 4月に入って原油価格の上昇が目立っているが、米朝間の通商摩擦に対する懸念 . . . 本文を読む
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貿易は別途話し合うことを決めた日米首脳会談・・・材料にならず

2018年04月19日 23時20分46秒 | 金融市場の話題
日米首脳会談。懸念した首脳会談を通した通商面でのあからさまな日本への条件や要求は、みられなかった。それぞれの記者会見からは、双方の希望は述べたものの、突き詰めた要求は(特に米国サイドからの)なかった。2国間協定に持ち込みたいという米国側の意向についても、簡単に言及されただけだった。記者との質疑応答も具体的な内容には踏み込むことはなく、米国側の意向はそういうことだよ・・・という感じ。 今回の場で . . . 本文を読む
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米利上げ観測と政治リスクの綱引き相場

2018年04月18日 18時06分34秒 | 金市場
昨日は欧州も米国も株高。ネットフィリックスやゴールドマン・サックスなどの1-3月期好決算を好感し、主要指数軒並み上昇でリスクオンの市場センチメント。ゴールドマンの場合、2月以降市場が荒れたので(ボラティリティの上昇)、決算はいいだろうとみられたが、それ以上だった。米国株は主要500社の増益率は減税効果もあって17%増が市場の予想となっている。 政治の世界は問題ありでも、世界的な好景気を映して企業業 . . . 本文を読む
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経済指標よりも大統領のツィート

2018年04月17日 23時10分36秒 | 金融市場の話題
注目の3月の米小売売上高は前月比+0.6%と4ヵ月ぶりのプラスとなった。市場予想(+0.4%)も上回った。2月の数字(-0.1%)はそのまま変更されず。前月比でマイナスが続きやや懸念されていた消費が勢いを盛り返してきている兆候ということか。 しかし、市場が反応したのは、「米国が利上げを継続する中、ロシアと中国は通貨切り下げゲームに興じている。これは受け入れられない!!」としたツィートに対してだ . . . 本文を読む
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18日あるいは19日は為替も日本株も要注意か

2018年04月16日 21時16分50秒 | 金融市場の話題
週末土曜日の日本時間午前10時過ぎにシリア空爆の速報を見てまず浮かんだのは、トランプ大統領の独断での攻撃指令ということだった。というのも、その2時間ほど前に、ヘイリー国連大使が、シリア攻撃の決断には慎重さを要するという意味合いの話をしていたこと。さらに、ちょうど週末金曜日にコミー前FRB長官が近く回想録を出版するとかで米ABCテレビなどでインタビューを受け、トランプ大統領の女性問題に関連する話題 . . . 本文を読む
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