この週末は東京にいてoffだった。このところ週末の更新が滞るのは、出張先だったり戻りが遅かったりということが重なり、まとまった時間が取れないことが多く、もともとサッと書くというより、じっくり書くという性質(たち)ということもある。サッとやりましょう。
今週のNYは言うまでもなくサンクスギビングで基本的に休みモード。週半ばから連休に入った参加者も多く、出来高も薄かった。金市場については、その商い . . . 本文を読む
セミナーの告知です。いつものようにshort notice ご容赦。米国経済の先行きを語る際にこのところ要素として外すことのできないのがシェール・ガス、オイルの問題。ともすれば理想論や過大評価ではないかと思われる話から、いやいやその通り過大評価ですというものまで意見は分かれます。中東産原油の輸入が貿易赤字の半分ほどになるアメリカで起きているエネルギー革命の本質とは何か。また先行きどのような効用が . . . 本文を読む
週明け11月25日のNY時間外、日本時間の午後3時台のグローベックス電子取引にてまたまとまった売り注文に金価格は10ドルほどストンと値を消した。サーキット・ブレイクも発動した。ただし、その後のNYの通常取引の時間帯に入り逆にショートカバーにより値を戻す展開に移行した。
市場の金価格は、NY時間外のアジアからロンドンの取引時間帯に移行する過程で、再びファンドによると見られる集中的かつ大量の売り注文 . . . 本文を読む
昨日「売り方が狙うは、10月15日に記録した1251ドルの下値となっている。この水準を割れるか否かも、議事録要旨の内容が決めることになりそうだ」とした。その議事録要旨は声明文に示された内容以上に実際の論議は量的緩和策の縮小に前向きなスタンスを示すものとなった。
FOMC直後は、声明文の解釈をめぐって2つの見方が生まれていた。どちらの見方が正しいのか、その判断をするうえで議事録要旨の公開が待たれて . . . 本文を読む
本日、注目されているのは日本時間の明朝4時に発表が予定されている10月のFOMC議事録要旨。そもそも当初から政策変更なし(量的緩和策の縮小なし)が予想されており、その通りになったFOMCの議事録が何ゆえに注目度が上がったのかというと、FOMC開催直前までの経済指標に弱いものが多かったこと、さらに財政協議をめぐる米国議会のゴタゴタなどにも関わらず「FOMC声明文」の内容が9月のそれと大きな変化がなか . . . 本文を読む
週明けの市場で先週末にかけて連続して過去最高値更新を見せていた米株式指数が続伸する一方で、イエレン効果が早くも剥がれるような形で金は反落となった。ハト派で知られるNY連銀のダドリー総裁が、NY市内の講演で「経済情勢の改善の可能性を示す初期の兆候がいくつか見られる」として、「成長が上向くにつれ、労働市場の状況は一層大幅に改善するとみている」とした。
18日はNY連銀のダドリー総裁以外にもフィラデルフ . . . 本文を読む
NY株式市場の主要指数のNYダウ30種平均もS&P500種平均も過去最高値の更新を続けている。日々発表される経済指標の結果に応じ上下動を繰り返しているが、下げ局面は積極的に拾われるような形で高水準を維持し、そのなかで高値の更新を続けるという展開。つまり決して急伸はしないのだが、ジワジワと最高値を更新する状況は、やはりカネ余りを意識せざるをえない。日本での株式の信用取引にあたる制度は米国にもあるが . . . 本文を読む
現地14日午前10時(日本時間今夜0時)から予定されている米上院銀行委員会の次期FRB議長承認の公聴会に出席するイエレンFRB副議長だが、現地13日の午後遅くに公開された。地区連銀総裁などの講演会などのスピーチ原稿が事前に配布されることも多く、事前配布にそれほど違和感はないが、今回は予想されていなかったことからサプライズとなったようだ。
日本時間今夜の公聴会は、もともと共和党保守派の議員の中に量 . . . 本文を読む
本日の午後は、ラジオ日経の生番組「コモなび!」に前週に続き声を掛けてもらい登場。週末金曜日の「マーケット・トレンド」は事前に話す内容を要約したものを提出しますが、この2回はまったくの“出たとこ勝負”。つまり台本もシナリオも何もなく、そのままマイクの前で話すというノリ。頭の中で一応組み立てはしているものの、やはり事前にまとめたものに沿って話してはいないので、リスナーサイドから、はどうかな?という声 . . . 本文を読む
予想を上回る成長を示した米7-9月期GDPのサプライズで売られ、さらに翌日の米雇用統計のサプライズで売られた金だが、週明けは目先の材料一巡で静かな展開。どちらかと言うと売り先行だが、保(も)ち合い状態の1280ドル台で膠着。週末にTapering見通し復活で米国債が売られたこと長期金利が2.7%台に乗ってきたので、続きを見たかったがこちらは週明け11日はベテランズデー(退役軍人の日)で債券市場は休 . . . 本文を読む