さてイベント・デーである。NY時間外の日本時間の本日午前10時半頃に金市場では少しまとまった買いが入り10ドルほど値が取んだが(1330ドル台)、このところちょくちょく見かける取引の薄いところを狙った仕掛けのような買いといったところか。ドル円も売り先行(ドル安)で進行中。
本日は、日本時間の21時15分にまず給与計算代行など雇用サービス会社ADPによる全米雇用報告(民間部門のみ)がある。8月2 . . . 本文を読む
先週のNY金は終わってみれば1300ドル大台を回復しプラスで終了し、週足では2.2%高で終了。これで3週連続の上昇で今月に入り8%の上昇。今月に入り8%の上昇となっている。先週も取引時間中に1300ドル方向に売り込まれても、通常取引の終盤や引け後の電子取引では買戻しの動きが目立ち1330ドル台に戻るという展開を先週は続けた。
今週は、結果如何では金のみならず為替や株価などを大きく動かす可能性のあ . . . 本文を読む
本日は東京証券取引所内にスタジオがある「ストックボイス」の番組内で午後2時から15分番組に声を掛けてもらい、そちらに生出演(都内および近郊ではMXテレビでも放送中とのこと)。ただし内容は近著のプレゼント企画ということで、書籍で取り上げた内容についてキャスターで株式が専門の鈴木一之さんの質問に答えていくというものだった。終了後、ストックボイスの関係の方と歓談後に、大手町へ移動。日経本社内のカフェで次 . . . 本文を読む
週明けの不意を突くような買い物は、これまで売りで持たれていた逆バージョンという感じだった。約数分間の内に20ドルほど値が飛ぶことになった。つまりあっという間に節目の1300ドルを突破されたことで事前に組まれた買戻しが次々ヒットすることになった。まさに今週の金価格は“Jump-start” あるいは“Head-start” ということになった。結果的には、この勢いがその後のロンドンそしてNYへと受け . . . 本文を読む
注目のバーナンキFRB議長の下院金融委員会での公聴会。
“by no means on a preset course(決して事前に方針が決まっているわけではない”という言葉が表すように、データが予想より強ければ早めに縮小着」で、悪くて予想通りいかない場合には、縮小着手は遅らせるか、状況によっては今の政策をさらに拡大させることもありというもの。つまり両方の可能性があると。ただし何度も確認してきたよ . . . 本文を読む
さて本日は、注目の旧ハンフリーホーキンス法に定められた半期に一度のFRB議長による議会に対する経済見通しと金融政策の報告が開かれる。まず本日は米下院金融委員会、明日は上院銀行委員会と続く。市場では先週の発言内容に近い内容を予想する向きが多いようだ。その証言内容の骨子の配布が通常の議会諸言開始に合わせてではなく、事前に配布されるというのは一昨日のニュース。現地午前10時の開始に合わせてではなく、午前 . . . 本文を読む
先週7月10日のバーナンキ議長の講演内容が、緩和策の縮小観測を遠のかせるものとなったことを受け、金市場では下げを見込んでいたファンドによる買戻しの動きが続いている。結局先週は週間ベース(週足)では5%の上昇となった。この5%の上昇が、なんとほぼ2年ぶりとロイターが伝えていたが、そう???という感じ。週末発表のCFTCのデータでは、さらにショートを膨らませていることが判明。450トン近くまで膨らんで . . . 本文を読む
今週の最大注目材料だった6月のFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録要旨の公開とバーナンキ議長の講演を通過した。すでに報道されているように、(比較の問題だが)これまで市場が受け止めてきたよりハト派的な印象を与えたことから、それなりの反応を各市場ともに示すことになった。各種市場の中で、この材料にもっとも敏感に、そして先取りで反応してきたのは金市場だったのは、いまさら確認の必要もない。なんせ年始から . . . 本文を読む
7月8日は2つの要素を注目していた。まず前週の好調な米雇用統計の結果を受けて下がった金価格だったが、1206ドル台まで突っ込んだものの時間外では1222ドル程度まで買い戻されていたこと。つまり「引け味」が良かったことから8日の取引が注目された。5日の市場は、前日の独立記念日と週末土曜日の狭間で多くの市場関係者は休みを取っており、週明けに改めて「売り直し」ということも考えられた。したがって自分の中 . . . 本文を読む
さて雇用統計だが、事前のADPのデータは良かったものの本チャンとはかい離することも多く、また先日のISM製造業景況指数の中の雇用指数が良くなかったことから、どうなるかと思いながら発表を待ったが、結果は良かった。失業率こそ変わらずの7.6%だが雇用は市場予想16万5000人増のところ19万5000人増となった。と同時に4、5月のデータも大幅に上方修正されたことが、さらに市場の印象を良くすることにな . . . 本文を読む