亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

米中の応酬を横目に待機状態の投資マネー

2019年11月25日 23時26分13秒 | 国際情勢
トランプ大統領の署名待ちとなっている香港人権・民主主義法案。中国側が反発していることから、通商交渉への影響を恐れ大統領による承認署名が当初メディアで報じられたようにはスンナリとは進まず、未だペンディング状態にある。22日には中国の習近平主席が北京で開かれていた経済フォーラムでの記者会見にて「相互尊重と平等の原則に基づき、米国と『第1段階』の通商合意をまとめたい」と発言。一方で「必要なら反撃するが、 . . . 本文を読む
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トランプパフォーマンスという地政学リスク

2019年10月28日 22時42分49秒 | 国際情勢
先週末金曜日(25日)のNY時間の午前11時頃、USTR(米通商代表部)は、ライトハイザーUSTR代表およびムニューシン財務長官が中国の劉鶴副首相と電話協議をした結果、米中が「第1段階」の一部事項(複数の分野)で仕上げ作業に近づいていると発表。トランプ大統領も「中国は合意を強く望んでいる」とした。両国は11月中旬にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の機会をとらえ首脳会談を予定してい . . . 本文を読む
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24日のペンス副大統領の講演

2019年10月23日 22時47分47秒 | 国際情勢
為替市場のボラ低下(値動きのなさ)が長期化しているが、ここにきてNY金もこう着状態にある。ここまでの手掛かり材料が一巡したのは、米中間が休戦状態に入ったことと軌を一にしているようにみえる。党派を超えてオールアメリカンとしては、基本的に中国に対しては対峙していくスタンスを示しているのは広く知られているところ。最近では米下院が香港人権法案を可決し、中国側は内政干渉だと猛烈抗議という一幕もあった。 一 . . . 本文を読む
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米中協議は眺めるだけ Let it go !!

2019年10月11日 19時43分29秒 | 国際情勢
米中通商協議に関連するニュースが目まぐるしく変わる中で、金融市場から商品市場まで横断的に日替わり的な反応が見られている。その中で金市場も上下動という展開。10日は進展期待が高まった・・というより期待させる発言があった。この話題は、いちいち誰がどういったといっても、ここに至っては結果を見るまではどうしようもなし。Let it go !!ということ。政治リスクはヘッジが難しいのは、この3年ほどの展開で . . . 本文を読む
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米中交渉、追い立てられる中国だが・・・

2019年10月09日 22時25分32秒 | 国際情勢
10日に再開される米中閣僚級通商交渉に暗雲が漂っている。発端は米国サイドが協議再開が迫る中で7日、米商務省が中国の少数民族ウイグル族らに対する弾圧の制裁として、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイテクビジョン)や新疆ウイグル自治区の公安機関など28団体・ 企業への輸出を原則禁止すると発表(これら企業・団体を禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加)。この措置に対して中国側の反発は必至 . . . 本文を読む
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ドローンの軍事転用が高める地政学リスク

2019年09月17日 22時43分16秒 | 国際情勢
サウジの石油施設に対するドローンの攻撃は、最近も起きており、またかというのが最初の印象だったが、国際ニュースの映像を見てすぐに規模の大きさが違うことに気づいた人は多かろう。先週、たまたまドローン技術が軍事分野で非常に伸びているという内容の原稿を読んだところだった。昨年10月にペンス副大統領が、中国を非難する演説をし、「米国に挑戦する国」としたうえで、徹底的に対抗すると宣言するということがあった。新 . . . 本文を読む
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歩み寄る?CHINA

2019年09月05日 20時56分41秒 | 国際情勢
午前中に流れた米中協議再開の話。劉鶴副首相とライトハイザーUSTR代表、ムニューシン財務長官の電話会談が行われたとのことで、10月初旬にワシントンで開かれるとされる。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、その前に実務者協議も9月中旬に持たれるとしている。米国側は次の追加関税の発動を10月1日に切っているので、この9月1日同様にそのまま発動するのか、それとも見送りにするのか、今後の交渉次第という . . . 本文を読む
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やはり「既存の流れに不満」を表した欧州議会選

2019年05月28日 23時23分22秒 | 国際情勢
欧州議会選の結果は、大方の予想通り2党で過半数を握っていた中道右派と左派は議席を減らすことに。しかし、親EUの色彩のある「緑の党」の議席を伸ばしたことで一応これまでの大枠は維持されることに。しかし、フランス、イタリアでは極右政党が議席を伸ばし、ドイツでは支持が分裂気味で、既存の政治に対する不満が高まっていることが名実ともに明らかになった。国別でも必ずしも極右やポピュリズム政党が躍進というわけでもな . . . 本文を読む
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気が付けばまた地政学リスクが浮上 (+サンプラザで2時間セミナー)

2019年04月09日 15時36分50秒 | 国際情勢
8日は、主要な経済指標の発表のないなかで地政学的リスクに目が向けられた。東西に分裂し内戦状態にあるリビアで軍事衝突が激化し、供給減少懸念から原油価格がこのところの高値を更新(WTI原油終値64.40ドル)。原油高を材料にメキシコペソ、ノルウェークローネなど原油関連通貨に加え、ユーロや豪ドルも上昇し、ドルが全方位で弱含みとなり金が買われることに。 この日トランプ政権が、イランの革命防衛隊をテロ組織 . . . 本文を読む
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ポピュリズム(大衆迎合主義)としてのBrexit

2019年04月03日 23時27分24秒 | 国際情勢
4月12日のBrexitの期限までカウントダウンが始まる中で、日本時間の本日早朝にメイ英首相は離脱期限のさらなる延長をEU側に求める意向を表明した。先行してEUは4月10日にEU首脳臨時会合を開く予定を示していたので、このスケジュールに沿った動きだろう。メイ首相の意向は、秩序立った離脱を確実にすることが目的の延長ゆえに、短期の延長としている。いずれにしても既にEUと英国間では、離脱合意案が出来てい . . . 本文を読む
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