亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

スイス輸入金に混じるロシアンゴールド

2022年06月24日 21時29分42秒 | 金融市場の話題
本日は5月の米新築住宅販売件数とミシガン大学消費者信頼感指数の確報の発表が予定されている。新築住宅販売は4月の59.1万件から若干減少という予想だが、このところ住宅関連指標が落ちているのでどうなるか。 このところ住宅ローン金利の上昇の中でローン申請件数も落ちていたが、今週伝えられたのは増加したというニュースだった。どうやらさらに借入金利が上がる見通しにつき、駆け込み的な申し込みが出ているという話 . . . 本文を読む
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金は安定資産、売るに売れないMBS 

2022年06月23日 21時15分27秒 | 金市場
NY金はFOMCを挟んで1810~1860ドルのレンジ内をおおむね1840ドルを挟んだ動きとなっている。1800ドル台半ばの滞留が2カ月近くにわたり続いている。株式市場を中心に不安定な取引(ボラティリティの上昇)が続く中で、視点を変えれば安定した動きといえる。   一方プラチナは、5月末に高止まりするリースレートを手掛かりに、背景に中国の買いがあるとの一部指摘に、一時は100ドルほ . . . 本文を読む
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利上げ加速で傷むFRB(金上昇の2ndステージ)

2022年06月22日 16時04分05秒 | 金市場
表題のタイトルは昨日6月21日の夕刻6時台に収録したYouTubeのタイトルと同じもの。6月15日に更新したポッドキャスト版の最後に少し語ったものを、今回はより具体的に取り上げることにしました。   インフレ抑制を至上命題として掲げ、足元では、できるだけ早く中立金利の水準への政策金利の引き上げを急ぐFRBだが、じつはこの大幅利上げはFRBにとって「もろ刃の剣」でFRB自体をも傷つけ . . . 本文を読む
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先週末目立って増えた金ETF残高   

2022年06月20日 21時01分23秒 | 金市場
本日のNY市場は、Juneteenth(奴隷解放記念日)の振替休日で休場となる。・・・といっても こんな祭日アメリカにあったっけ??という人が多いと思うが、昨年法制化され、適用されるのは今年からということで、馴染みがないのも当たり前。   FOMCという目先のイベントを通過し、今後のFRBによる大幅利上げ継続についても金市場では一定の織り込みが進むことになった。一連の流れの中で18 . . . 本文を読む
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シュリンクフレーションと効力失うフォワードガイダンス

2022年06月17日 21時07分31秒 | 金融市場の話題
約28年ぶりの大幅利上げに急遽切り替えたFRB。記者会見でパウエル議長は、「消費者物価指数(CPI)とインフレ予測のデータを踏まえ、(0.75%の利上げが)適切だと考えた」とした。5月のCPIの8.6%への上振れと、ミシガン大学諸費者信頼感指数の5年期待インフレ率の上昇を指すが、「次回会合で判断するために6週間待つことは不適切で、迅速に対応する必要があった」とした。FOMCは6週間に1度の割合で開 . . . 本文を読む
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今夜の米株は5月5日の暴落再現か? 

2022年06月16日 20時48分12秒 | 金融市場の話題
報じられているように米連邦準備理事会(FRB)は、1994年以来の規模の通常の3倍となる75ベーシスポイント(bp、0.75%)の利上げを決め、インフレ抑制に積極的に取り組む姿勢をみせた。 言うまでもなく今回事前に50bpの利上げ見通しが広く市場に織り込まれていた。政策会合開催直前に発表されたインフレ指標(米5月CPI)の上振れや、消費者の中長期的なインフレ見通しの上昇(ミシガン)という、政策判 . . . 本文を読む
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FOMC通過後にNY金は反発 

2022年06月15日 21時21分41秒 | 金市場
今回のFOMCにて当初見込みの50bp(0.5%)から75bpへの利上げ幅拡大を一気に市場は織り込むことになった。 やはりWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の記事は、情報発信ができないブラックアウト期間内に起きた、政策内容に変更を迫るデータの登場に対し、急いで手を打ちたいFRBの意向を受けたものとの解釈が浸透することになったようだ。 14日にNY金は続落となり一時1806.10ドルま . . . 本文を読む
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75bp利上げ観測はFRBのリーク

2022年06月14日 19時23分53秒 | 金市場
前週末に続き米国株の下げが続いた。といっても、NY時間外のアジアの午後辺りから米株インデックス先物の下げ幅が拡大しており、下げ幅、下げ率がどの程度になるかが関心事だった。このところ注目しているS&P500種は報じられているように高値から下げが20%を超え、ベアマーケット入りすることになった。先週末の米5月のCPI(消費者物価指数)に加え、昨日取り上げたミシガン大学の消費者信頼感指数のインフレ予想の . . . 本文を読む
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CPI以上の衝撃  ミシガン5年期待インフレ率

2022年06月13日 21時08分21秒 | 金融市場の話題
やはり5月CPI(消費者物価指数)の上振れが、ここまでの押し目買い成功体験を覆すことになったようだ。株の信用取引残高(Margin Debt)が3月、4月の下げの割には減り方が少なく、投げが出ていないのは明らかで、ここまでの押し目買いの成功体験が依然として幅を利かせているのだろうと思い眺めてきた。 具体的には2月8352憶ドル、3月7996憶ドル、4月7729憶ドルと減り方が緩やかだった。5月は . . . 本文を読む
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米国株、奈落の分岐点イベント「5月米CPI」  

2022年06月10日 18時54分16秒 | 金市場
欧州中銀(ECB)が9日の政策会合で7月1日に量的緩和政策を終えることを決定。さらに同月中に政策金利を0.25%引き上げ、9月も利上げを継続する見通しを示した。これ自体は市場で想定されていたものでサプライズはない。むしろ今回の会合で最初の利上げをするとの予想も一部にあった。ポイントは、9月の会合での利上げ見通しを示したこと。これはラガルド総裁の記者会見での発言の前に、声明文に盛り込んだのでほぼ「予 . . . 本文を読む
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