亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

NY金の値幅は陰の局?

2020年10月28日 20時17分46秒 | 金市場
NY金のこう着状態が続いている。前日はアジア時間に一時的に1890ドル付近まで売られた他は、1900ドル台で推移。NYの通常取引入り後は、1900~1910ドルのわずか10ドルの範囲に取引は限られた。27日はンドンの午前からNYの早朝にかけてドルが買われた際に、1910ドル近辺から一時1900ドル割れに急速に値を消すことになった。しかし、NY時間にドル買いの動きは一服し流れは反転。徐々に水準を切り . . . 本文を読む
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Blue Waveで株高希求か 

2020年10月26日 21時07分57秒 | 金融市場の話題
10月の中旬にここで、市場内でのバイデン政権誕生を織り込む動きについて取り上げたが、下に張ったようにウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、26日付の電子版で、バイデン政権を見直しというノリで取り上げている。先週は米長期金利がレンジを上抜け0.8%台後半に入っており、それもそうした流れか。 選挙後のホワイトハウスと上下両院の勢力図の組み合わせにはいくつかあるが、 1.バイデン当選  上下 . . . 本文を読む
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大統領選TV討論会 金上昇が示すバイデン優勢 

2020年10月23日 21時00分42秒 | 金市場
米大統領テレビ討論会。どちらに軍配が上がったかというのは、支持層はそれぞれこちら側が勝ったということだろう。メディアが報じるリアル・クリア・ポリティックスの支持率は10月22日時点でバイデン 50.7%、トランプ 42.8%だったが、23日はどうなるか。掛け率の平均値は、22日のB 65.6、T 35.5 から23日はそれぞれ64.5と36.3とバイデン低下、トランプ上昇となっている。 当方の印 . . . 本文を読む
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米ミニトリプル安で買われた金

2020年10月22日 20時48分27秒 | 金市場
10月21日の市場で目立ったのは、米長期金利の上昇だった。この日の米10年債(国債)利回りは一時0.836%と6月9日以来4カ月ぶりの水準に上昇。売り物が出て価格が4カ月ぶりの水準に下がっていることを意味する。(財政赤字の拡大を意味する)民主党ペロシ下院議長とムニューシン財務長官の追加経済対策合意を見込んだ利回りの上昇とロイターの解説にあったが、どうなんだろう。投票日から結果判明まで時間を要するの . . . 本文を読む
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Nancyに手玉に取られるDonald 

2020年10月21日 21時32分20秒 | 金融市場の話題
昨夜は和歌山から東京に移動した関係で更新をパスということに。さて、終わったはずの選挙前追加経済対策協議の合意の話だが、トランプ政権とマーケットはまだご執心のようで、話は続いているようだ。 前日に大幅株安をもたらした追加経済対策協議に対する悲観的見方だが、協議自体は継続されていた。そして20日は、一方の当事者(でここまで伝えられる協議の経過から優勢に立っていると思われる)民主党ペロシ下院議長がブル . . . 本文を読む
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米小売売上高と金価格の見通し???

2020年10月19日 20時21分08秒 | 金市場
先週は9月の米小売売上高に注目していた。と書くと、皆そうでしょ・・ということだろうが、というのも8月の数字が前月比0.6%増と前月から鈍化した上に、(自動車・ガソリン・建設資材・食品サービスを除く)コア小売売上高が、0.1%減と、0.5%増となっていた予想に反してマイナスに転じていたことがある。米国経済の約7割を占める個人消費の動向の関連指標として見る上で、7月末で数百万人規模の失業者が、連邦政府 . . . 本文を読む
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リスクオフのドル高で買われた金

2020年10月16日 22時53分54秒 | 金市場
結局、昨日発表の10月10日終了週の失業保険新規申請件数(Initial Claims)は、89万8000件と前週の84万5000件から増加していた。市場予想は82万5000件への減少となっていた。したがって予想外の増加ということになるが、昨夜ここに状況によっては「材料になるかも」としたイメージは、100万件超えという感じだった。その点で悪化を期待するわけではないが、中途半端な数字となった。いずれ . . . 本文を読む
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追加経済対策合意できず、FRBに掛かる負担

2020年10月15日 19時31分40秒 | 金融市場の話題
ホワイトハウス、民主党双方ともに継続協議とすることで世論やマーケットの期待をつないでいた米追加経済対策の選挙前合意はやはり流れることになった。現地14日の午前にムニューシン財務長官とペロシ下院議長が電話で協議したが合意には至らず、昼過ぎに同財務長官は選挙前に何かの合意に至るのは難しいとの見方を表明。何らかの合意に至るとの期待からプラス圏で推移していた株式市場は反転、結局14日は続落ということになっ . . . 本文を読む
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ユーロ、ポンドの急落(DXY上昇)でロボットの金売り

2020年10月14日 20時04分38秒 | 金市場
ユーロとポンドの急落で押し上げられたドル指数(DXY)によるアルゴリズムのファンド売りにNY金は再び1900割れに急落となった。13日に発表されたドイツ、10月のZEW景気期待指数は56.1となった。9月に77.4と1999年以来ほぼ20年ぶりの高水準を記録していたので、急激に悪化したことになる。新型コロナ禍で指標の出方もイレギュラーなものになっていることを思わせる。新型コロナ禍の下、マインド系の . . . 本文を読む
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バイデン勝利を織り込み始めた市場(インド実需に戻りの兆し?)

2020年10月13日 21時05分49秒 | 金市場
週明けのNY時間に明らかになったのは、追加経済対策法案は、やはり11月3日の大統領選前の通過の可能性は低いということだった。トランプ政権が総枠の予算規模を1.8兆ドルに引き揚げ民主党との妥協を図ろうとしているものの、州や地方政府への支援を巡り電話での協議はまとまらないようだ。 そもそも伝統的な財政緊縮方針を掲げる共和党にあって、上院共和党議員の多くがホワイトハウス提示案に反対の意向が伝えられてい . . . 本文を読む
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