亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

FRBもECBに続き早晩QE(量的間作)再開か

2019年09月20日 21時42分46秒 | 金融市場の話題
FOMCも終了し、9月のイベントは一巡といったところで、各市場とも方向感なく漂っている。本日はあるクローズドな勉強会用の資料を作って改めて感じたのは、今年のFOMCの投票権を持つメンバーはハト派に傾いているということ。昨日最後に少し書いたがドット・プロットで年内の金利水準が1.5%~1.75%まで下がると読んだメンバーが7名いたが、FRB理事全員にFOMC副議長のNY連銀ウィリアムズ総裁にセントル . . . 本文を読む
コメント

タカを装うハト?の下、金の下げは限定的だった

2019年09月19日 22時34分22秒 | 金市場
大方の予想通り25bp(0.25%)の利下げを決めたFOMC。これで政策金利は1.75~2.00%となった。ただし、今後の追加緩和については明確な見通しを示さなかった。今回の会合の参加者17名全員(匿名)が提出した政策金利の見通しの分布図(ドット・プロット)の中央値は、年内の利下げはこれで終了したことを表している。さらに17名中10名が、年内これ以上の利下げは必要ないとの見方を示していた。市場はや . . . 本文を読む
コメント

見通しの割れが焦点のFOMC、それよりペンス発言が気掛かり

2019年09月18日 20時45分55秒 | 金融市場の話題
さてサウジ石油施設攻撃に関心が向けられたこの数日だが、連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されており、日本時間の明朝3時に声明文さらに今回は参加者全員の経済見通しが発表される。その後3時半からパウエル議長の記者会見が約1時間開かれ、こちらはネット中継される。7月に続き利下げが確実視されているが、FOMCメンバー内で利下げを巡り意見の割れが認められており、どうなるか。記者会見にてパウエル議長が今後の . . . 本文を読む
コメント

ドローンの軍事転用が高める地政学リスク

2019年09月17日 22時43分16秒 | 国際情勢
サウジの石油施設に対するドローンの攻撃は、最近も起きており、またかというのが最初の印象だったが、国際ニュースの映像を見てすぐに規模の大きさが違うことに気づいた人は多かろう。先週、たまたまドローン技術が軍事分野で非常に伸びているという内容の原稿を読んだところだった。昨年10月にペンス副大統領が、中国を非難する演説をし、「米国に挑戦する国」としたうえで、徹底的に対抗すると宣言するということがあった。新 . . . 本文を読む
コメント

ドイツと米国の債券の下げは一時的な調整局面

2019年09月11日 22時47分50秒 | 金市場
先週末から市場で高まっているドイツの財政出動期待。過去最低利回りの更新を続けたドイツ10年債に続き、30年債もマイナス圏に沈むなど、すべての年月がマイナス圏に沈むという異例のドイツだったが、財政規律を緩めて景気刺激策に乗り出すとの見方で、利回りの上昇が目立っていた。それは米債に伝染し、昨日も触れたように米債利回りの上昇も加速した。米独という主要国の国債の値動きまで軽くなっているのは、バブルとい . . . 本文を読む
コメント

NY金100ドルほどの押しがあるや否や

2019年09月10日 19時24分17秒 | 金市場
リスクオン・センチメントの広がりの中で、9月9日のNY金は売り優勢となり(NYの)お昼前にマイナス圏に沈み、終盤にやや買戻しの動きが見られたもののプラス圏に浮上することなく取引を終えた。NYコメックスの通常取引は前日比4.40ドル安の1511.10ドルで終了した。 その後、時間外で売り優勢の流れが続き、本日アジア時間の寄りは1507.00ドルと若干の下げ。しかし、すぐに売り圧力が高まり、東京時間 . . . 本文を読む
コメント

続落も1500ドル台維持のNY金

2019年09月09日 23時09分35秒 | 金市場
先週末発表された8月の米雇用統計は、(非農業部門の)就業者数の伸びは13万人と前月の15万9000人から減速し、市場予想の約16万人も下回った。感覚としては、先行して3日に発表されたISM製造業景況指数が3年ぶりに景気の拡大と縮小の節目となる50を割り込み注目されたが、細目の雇用指数も前月の51.7から47.4に大幅に低下して3年半ぶりの低水準となっていたので、ネガティブ・サプライズもありかと思っ . . . 本文を読む
コメント

米中協議再開に無反応だった金

2019年09月06日 17時14分27秒 | 金市場
8月7日に6年4カ月ぶりに1500ドル台に乗せて以降押し目らしい押し目を見せてこなかったNY金だが、5のNY時間に目立って下げた。それでも1500ドル割れは回避された。 5日は昨日ここでも取り上げたが、米中の高官による電話会談が持たれ、10月初旬にワシントンにて米中協議を再開する方向で合意したと報じられた。ついては今月の中頃にも下地作りの次官級会合を開くとされた。米中関係は、もろもろのセンチメン . . . 本文を読む
コメント

歩み寄る?CHINA

2019年09月05日 20時56分41秒 | 国際情勢
午前中に流れた米中協議再開の話。劉鶴副首相とライトハイザーUSTR代表、ムニューシン財務長官の電話会談が行われたとのことで、10月初旬にワシントンで開かれるとされる。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、その前に実務者協議も9月中旬に持たれるとしている。米国側は次の追加関税の発動を10月1日に切っているので、この9月1日同様にそのまま発動するのか、それとも見送りにするのか、今後の交渉次第という . . . 本文を読む
コメント

今月のFOMC、“意見の割れ”の程度が問題

2019年09月04日 21時07分24秒 | 金市場
昨夜のNYはISM製造業景況指数の50割れが、方向を決めた。前月の51.2から49.1へ低下。拡大縮小の分岐点50割れは3年ぶり。5カ月連続の低下なので、やはり米中摩擦の長期化がさすがに影響しているのは間違いなかろう。49.1の水準は2016年1月以来のもの。内訳が悪かった。 市場が気にしたのは、先行指標とされる新規受注指数も前月の50.8から47.2の50割れに落ちたこと。その中でも輸出新規受 . . . 本文を読む
コメント