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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

動き始めたオバマ政権

2009年01月25日 23時15分56秒 | トピック
「米1兆ドルの需要不足」。本日の日経も取り上げていた週末のオバマ演説の内容だが、これだけの需要不足を政府が埋めようとすると勢い政策規模も大きくなる。その景気対策法案だが、当初は就任式の当日にも大統領が署名し発効というサプライズを狙っていたという話がある。そのプランが実現していたら、機動力のある新政権というイメージは、相当高まっていたことだろう。いまは2月中旬までの成立を議会に要請と。このあたりは新大統領の、またスタッフの政治的手腕も大きな要素となる。ギャロップ社の調査によると就任後の支持率はケネディに次ぐ高さとのことなので、国民の支持の後押しはありそうだ。

財政政策は米国のみならず中国やその他諸国が同じタイミングで実施し、それが相互に好影響を与え、“正”の共鳴が起きれば単独実施以上の効果が期待できるというのは、机の上の分析。実際は自国産業保護など保護主義の台頭などで、なかなか共鳴は・・・ということか。いずれにしても米国の刺激策の具体策が出てくる。今週は30日の米10-12月期のGDPがどこまで落ちるかが関心事。ヨーロッパのみならず米国でも金融の国有化という話題も高まってきた。

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