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亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

NYシルバー約13年、NYプラチナ約3年ぶり高値

2025年06月06日 18時50分50秒 | 金市場
いつもこのブログを訪れていただいている皆さんありがとうございます。この6月で21年目に入るブログですが、初回から一切フロントのデザインも触っておらず、そのまま続けてきました。最近更新頻度が落ちているのは、単純に時間の都合です。さらにこのNTTのサイトが10月にサービスを終了するとのことで、他の媒体に引っ越しを求められいることもあります。自分はいわゆるXなど口座は開かず当ブログだけでやってきましたが、媒体としてブログも時代遅れなんでしょうかね。

いっそ、音声メディアでの語りにすれば、時間もセーブでき頻度も上がるかと検討中です。いまは忙しいので7月頃にはというスケジュール感です。

さて、昨日はシルバーとかプラチナとか出遅れ組の上昇が目立ちました。需給上は目立った材料はないものの値の軽さが魅力のメタルです。ただしシルバーは海の向こうでは以前からDevils Metal(悪魔のメタル)と呼ばれており、調子に乗っていると大やけどということが多いことで知られる。

NYシルバーが1トロイオンス34ドル台に乗せて注目されていましたが、5日の終値は35.805ドルと2012年2月28日以来の高値で終了。需給に先ほど書いたように影響する手掛かり材料が出たわけでなく、ゴールドに対するテクニカル主導の出遅れ修正とみられます。

同様に5日はNYプラチナも買われ一時1152.5ドルまで買われ1136.5ドルで終了。こちらは22年3月8日以来3年3カ月ぶりの高値となる。当時は前々週にロシアがウクライナに侵攻した直後で、米国を中心にいわゆる西側が対ロシア制裁を発表。ロシアの生産比率が高いパラジウムの需給がひっ迫するとの見方からNYパラジウムが最高値の更新をする中で、NYプラチナもつれ高しました。ちなみにその際の高値は1197.0ドルで1200ドル台には乗せていません。

さて、今回はどうなるのか。
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ブログ継続の件 (和田一行)
2025-06-09 14:41:37
いつもありがとうございます。
今まで亀井さんの言ったことを、金先物相場の売買に使わせていただき、直近5年以上利益を上げてきました。しかし中止になると羅針盤を失ってどこを向いていけばいいのか分からなくなってしまいます。10月からどんな形でもいいから継続してください。よろしくお願いいたします。
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Unknown (fairlane)
2025-06-10 13:04:55
 これだけ長期に渡る金市場解説のアーカイブがすべて消えるのは惜しい気がします グリーンスパン時代の金市場ののどかな空気感が残るサイトは少ないです。
 相場解説の音声メディアはチャートを全く使えないので不利に思えます ただ、後発者の「パクリ」を防ぐためには有効と思います。文章だと、いわゆるインフルエンサーが、それいただきます!と自分の考えのように動画などで使ってしまいますが、奴らは音声を長々と聞くのはタイパが悪いのでやらないです 
 先日のNHKラジオ出演、タイムフリーで拝聴しましたが、おそらく手元に原稿を用意して話されたのだろうなと思いました あそこまで作り込むと大変でしょうね
 先生がサンプラザセミナーの際に必ずおっしゃっていましたが、独立系FPのセミナーですので、宣伝ではないです という立ち位置は大切に思えます どこかの会社でのコメントとなると、気を使うところも出るでしょうが、ブログのような自前運営ですと忌憚なく言える環境ですから、それは守ったほうがいいと思う次第です でもそれでもすごく気を遣って書かれていらっしゃるのでしょうが
 21年前の日本人貴金属アナリストなんて両手の指で数えられましたが、現在の貴金属の注目度となりますと、仕事を捌くのに大変でしょうから、更新が週一回くらいになるのはしょうがないと思います 
 日々の更新は日本金地金流通協会さんの方で皆さん見ていると思いますので、先生のやりやすい形で今後続けていただけたらと思います
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