「雑草という草は無い。どんな草にだって、ちゃんと名前がついている。」
とは牧野富太郎博士が
若き日の(当時、雑誌記者だった)山本周五郎に語ったお言葉のようです。
また昭和天皇も同じようなことを申されておりますが、
私のような下賤な人間は、道路端や実家の放棄畑などに生えて来る草を見ると、
どうしても反射的に「雑草」と言ってしまいます。
ところが、6月1日、八塩山の帰り道で見た二種の植物は、
道路端に置くのは勿体ないと思うほど奇麗な雑草?でした。
最初はハルジオン。
これこそ憎たらしい~。
畑で見たら反射的に抜いてしまう帰化植物、雑草の代表取締役ですが、
この個体は花色が何故か濃いピンクで魅惑的でした。
この形質が保持されるならば園芸植物として使いたいくらいです。
ふたつ目はノアザミ。
これは割と最近、NHK朝ドラの「らんまん」にも出てましたね。
ドラマでは造花で不自然な感じは否めませんでしたが、
主人公・万太郎と竹雄の住む薄汚い長屋の近くに生えていました。
私が見たのは明るい野原、厳密には国道沿いの田んぼの畔に咲いていたものですが、
ハッとするほど鮮やかな紅紫でした。
一緒に咲いてる黄色い花は同じくキク科雑草のコウゾリナでしょう。どちらも触ると痛い草同士です。
以上。
お気持ちよ~くわかります(笑)
雑草という草は無い そうなんだけれどねぇ ピエロ
ハルジオンとかアザミだとまだ雑草?と「?」が付くだけいいんですが、
実家の畑に頼まれなくとも生えてくれる
ブタクサやヨモギ、メヒシバに至っては、雑草を通り越して害草ですね。