(本頁は「スミレ紀行3(アカネ、ヒナ、マキノ、ヒカゲ、オオタチ)の続きである。)
本編では秋田では見たことの無い二種と人里で見かける三種をを取り上げてみた。
アケボノスミレは以前、八峰町に有るとされたが、私は見たことが無い。
秋田には非常に少ないが、岩手県には比較的多いようで、
私自身は姫神山と東根山の二箇所で見かけた。
ピンクを帯びた厚みのある花弁が特徴的、葉は遅れて展開する傾向がある。
2019/05/10 姫神山にて。
2019/05/10 姫神山にて。
2019/05/10 姫神山にて。
2018/05/01 東根山にて。
2018/05/01 東根山にて。
葉が深く裂けたエイザンスミレは秋田には無いとされる。
ホームセンターの山野草コーナーか植物園(例えばこちら)で見るしかない。
長年、憧れのスミレだったが、岩手山山麓で初めて野生品を見た。
2018/05/12 岩手山山麓にて。
2019/05/10 岩手山山麓にて。
2022/05/10 岩手山山麓にて。
エイザンスミレ 2022/05/10 岩手山山麓にて。
ウィキペディアによると、
スミレは、スミレ科スミレ属の植物の総称であるが、
狭義には、Viola mandshurica という種の和名でもある(マンジューリカ・スミレと呼ぶ人も居る)。
本編では、狭義のスミレ Viola mandshurica を取り上げてみる。
このスミレは今まで取り上げて来たスミレ類とは少し違い、
日当たりの良い場所に生えることが多い。
そのためか、芝地や道端草地など人臭いところに多い傾向がある。
花色は濃く鮮やかな紫色だが、傷みやすく、
奇麗な個体に出会ったらラッキー!だと思っている。
2013/05/28 鹿角市にて。
2022/05/17 由利本荘市にて。
2013/05/21 男鹿寒風山にて。
2015/05/07 鹿角市にて。セイヨウタンポポと一緒。
ヒメスミレ?とスミレの混生。2015/04/27 八峰町にて。
八峰町の芝地で小型のスミレの群生を見つけた。
ヒメスミレだろうか。
2015/04/27 八峰町にて。
2015/04/27 八峰町にて。
2015/04/27 八峰町にて。
場所によって、ムラサキサギゴケも混生していた。
アリアケスミレも日当たりの良い場所に生えるスミレだ。
アスファルトの隙間など過酷と思われる環境でも見かける。
見かけ以上に性質は強いようだ。
2022/05/17 由利本荘市の道端にて。
2022/05/17 由利本荘市の道端にて。
2015/04/23 横手市の道端にて。
2015/04/23 横手市の道端にて。
以上。
わたしの混乱した思考方法の犠牲に「テ・タ・テ」がなっておりました。「テ・タ・テタ」に訂正します。以下でお確かめください。
https://blog.goo.ne.jp/flowerconnection/e/233df8cf89b89b41845689e8d35491f9
こういう思い込み、勘違い、よくあります。
数年前に気付いたのは・・・
ウグイスカグラですが、ずっと(50年間くらい)ウグイスカズラと思い込んでおりました。