それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

吾郎さんの映画

2011-10-06 00:38:41 | 日記
昨日は後輩君と会う。毎回、会うたびに(僕が)イライラしてしまう後輩君だったが、

ようやく僕の言っていることの意味が分かるようになってきて(言葉が通じるようになってきて)、

会話も少しずつ面白くなり、僕も勉強になるようになってきた。



今日は今日で友人Iと飲む。帰英前に会う最後の友人だろう。

その前に吾郎さんの映画を一緒に見る。まさかこのタイミングで見ることになるとは思わなかったが、ぜひ観ておきたかったのでちょうど良かった。


好きなところ:

高校のエリートたちのサブカルチャーがよく描けていて、そこに自分の先達の研究者たちの面影を見た気がして嬉しかった。

僕が感じてきた上の年代の研究者の異常な優秀さは、戦前・戦後に存在したエリートのサブカルチャーによるものではないか、という前々からの勝手な仮説について改めて考えたりした。


問題に思ったところ:

幾つかあるが、どうしても許せなかったことに、主題歌以外のほとんどの音楽が映画のどの場面にも合っていなかった。

音楽の担当者が違う人だったら、この映画は2倍良かったと思う。


これから吾郎さんに期待したいこと:

しっかりした脚本を書けるチームを作って、脚本の精度と安定感を上げてほしい。

監督完投型のシステムはもはや持続可能とは考えにくい。