12日、本巣小学校5年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。
3時限目は5年2組の31名、4時限目は5年1組の29名の生徒さんに対し、
本巣LCからは12名の会員が参加しました。
その他にも、岐阜南LCから会長さんと担当委員長が見に来られました。
校長先生から紹介いただき、早速、紙芝居で
薬物の恐さと断ることの大切さを学んでもらいました。
今年も紙芝居は興味を引くようで、子供たちは熱心に見てくれました。
その後、班ごとに別れ、各班に会員も参加し、討論をしました。
どの子も積極的に発言し、薬物に対する理解度が深いことを示してくれました。
この子たちが正しい知識を身に着け、健全に成長してくれることを期待します。
同時に、その環境を整えるのは大人の責任ですね。
覚えていることだけですが、
DVDで薬の種類やダメージを脳に与えること、禁断症状や治ったと思ってもフラッシュバックがいつ起こるかわからない。
警察からのお話しで捕まると後悔するが、再犯率が高いこと。
捕まるから法律で禁止されてるからしてはいけないのではなく、脳に悪いからしてはいけないんだと教えること。
中学生には薬物のことを、小学生には薬物以外にもタバコの害のことを教える。
具体的な入手方法など、かえって興味を持たせることを教えない。
ダルクなど、経験者談は、すでに薬物に手を出してしまった人が立ち直るために聞くもの。
まだ、薬物に手を出していない人、子供には経験者の話は聞かせない方がいい。
近年、ライオンズクラブへの講師依頼が増えたこと。
授業は限られた時間内で行うもの。時間通りに終わること。
あと、具体的な発生件数とか数字の話がありましたが、もちろん、覚えていません。
覚えているのはこのくらいかな。
資料をみて、何か思い出せたらまた書き足します。
本巣LCは紙芝居を使いますが、知識を得てもらおうというきっかけ作りで、7分前後です。
後は班ごとに自分たちで考えてもらい、アドバイザー的立場でそれぞれの班に認定講師が加わります。
素人ですので、45分全てを使って話すのは無理だと思い、また、子供たちもそれだけ長い時間集中できません。
中津川LCが劇をされるのを以前拝見し、素晴らしいと思いましたが、人員もいるし、練習もいる、我々には無理だと思い、紙芝居にしました。
これも子供の興味を引くには有効だったと思います。
子供たちが自分で考えることが大切と言うのはLION誌2010年5月号を参考にしました。
http://www.wisebook.jp/v2/thelion/?24#1
貴クラブの参考になるかどうかわかりませんが、活躍されることを祈念してます。
さて、例会で「説明」をする時、決まって出てくる質問が「小学生に予備知識を与えてどうする。かえって、間違った方向を示すではないか」というもの。それにはこう答えることにしています。
「何も見えないようにして、こっそり通過させることは、子どもの人格を尊重していないことになる。理性をもって理解して、判断力をつけて育てることが、人としての使命だと考える。なぜなら、子どもたちが出会う様々な事象は、今後、薬物のみならず、多様であるから。この講座を通して、さらに広い、深い誘惑に勝っていく子どもであってほしいと願うものでもあるから」と。
乱入してすみません。
小学生に学んでもらう目的は、予測していない出来事に遭遇しても
予備知識があれば対処できると思うからです。
同じ考えだと思います。
個人的には学んで欲しいことは薬物問題だけではなく、
何か問題がおきた時、一人で悩まないで誰かに相談して欲しいと思っています。
一人で悩まないで誰かの助けを借りることを学び、
今度は誰かを助けてあげたいと思うようになって欲しい。
そのことを伝えられたらなと思って参加しています。
もっと大きな枠で広がっていってほしいと思います。