うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

札幌の空に飛行船現る!

2011年09月10日 13時53分31秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
昨日9月9日金曜日の午後2時頃、北海道大学北キャンパスの次世代ポストゲノム棟での実験データ整理を終え、理学部に戻ろうとした時のことです。ふと階段踊り場の窓から外を見ると、上空に何やら丸い物体が飛んでいる様子が見えました。


一瞬、UFOかとも思ったのですが、外に出てケータイのカメラのデジタルズームで拡大すると、どうやら飛行船のようでした。

・・って、飛行船!?
私もこれまで空飛ぶ物体は数々写真に撮ってきましたが、飛行船が飛んでる姿を拝んだことは殆どありません。その昔、20年くらい前にコニカの宣伝飛行船を託児所から見たのが最後の記憶ですかね・・。
(一時期東京で飛行船が定期遊覧飛行していましたが、撮ろうと思っている内に廃止になってしまいました・・)

ただでさえ珍しい飛行船の飛来、しかも私の住んでいる場所に来てくれているのですから、これはしっかり写真に収めなければ・・と思い、急いでカメラを取りに自宅へ戻りました。


自宅(3階)の窓を開けると、ちょうど真上を旋回中でした。


最接近したときに、真下から撮影。
おや、飛行船の側面に何か書かれていますね・・。


おお、これはメットライフアリコの宣伝飛行船、「スヌーピーJ号」ではないですか!札幌に来ていたんですね。
先日NHKの番組(「サラメシ」)で、この飛行船のパイロットのお弁当を取材していました。
LIGHT SHIP A-60+型という形式で、今現在、日本で活躍している唯一の飛行船です。激レアです。
全長は約40mで、旅客機で言えばボーイング737-800くらいの大きさですね。史上最大の飛行船であるヒンデンブルク号の全長245mには遥かに及びませんが、通常の旅客機とは違う、ゆったりとした動きが見ていて気持ち良いです。


何回か自宅上空を旋回した後、飛行船は西へ向かったので、自転車で追いかけて北大理学部まで来ました。
理学部本館と飛行船・・、良い組み合わせです。考えてみたら、理学部の本館はちょうど先述のヒンデンブルク号が活躍していた時代に竣工しているんですよね。


まだ研究室のコアタイム中だったので、飛行船追跡はこれくらいにして、研究室に戻りました。

調べてみたところ、この「スヌーピーJ号」、ちょうど昨日北海道に飛来したばかりで、今月18日まで札幌を中心に宣伝飛行するそうです。夜間の係留地は石狩湾新港だとか・・。しばらくの間、札幌上空を飛行船が飛んでいる様子を楽しめそうです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿