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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「いっちゃんとキボリノコンノ展」/「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」

2023年02月25日 | アート・文化

妻の提案でアート鑑賞に行って来ました。大阪ミナミで開催中の「いっちゃんとキボリノコンノ展」と「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」。

まずは「いっちゃんとキボリノコンノ展」。

(「いっちゃん」も「キボリノコンノ」も今回初めて知りました。独学でアートしていた「いっちゃん」(小学校3年生)が「キボリノコンノ」と出会って弟子入りしたとか。)

会場は心斎橋のとあるビルの2階の「カワチ画材」内のギャラリー(らしい)。

(ちょっと迷ってたどりついたビル。)

「いっちゃんとキボリノコンノ展」、ググってもあまり情報が出てきません。一体どんな展覧会なのか、、、。さっそく2階に上がってカワチ画材の店舗に入ると、すぐ右手に小ぢんまりと展示コーナーがありました。

(ギャラリーというよりは、この一画だけの展示コーナー。なるほど、ネットでの情報が少ないわけだ。)

入場無料、撮影自由です。さっそく作品を見てみると、、、!!

(ワサビ、チャーシュー、バターサンド。全部木彫りというからびっくり。)

こちらは見たことがある方もいるかも。ヨックモックの葉巻型洋菓子「シガール」。

(シガールだけでなく、袋の方も木彫り。「ひょえ~」と何度も驚嘆。)

いっちゃんの代表作「バターしみしみパン」。

(作品名が白いプレートに書かれているのはいっちゃん作、黒いプレートはキボリノコンノ作。)

キボリノコンノの代表作のひとつ「溶けかけの氷」。

(すごっ。)

生卵。

チョコレートケーキ(フォンダンショコラ)。

(さすがに皿とフォークは本物か?)

滴るレモン。

(こちらはちょっと絵画っぽいか。(笑))

カマンベールチーズ。

納豆。

たい焼き。

展示ケースの外、実際に手に取っていい作品もあります。「2倍サイズのうなぎパイ」。(笑)

(持ってみましたが、確かに木でした。(笑) 裏側もしっかりと作り込まれていました。)

キボリノコンノ、すごいですわ。どんだけ気長にコツコツと作品を作っていくのか、想像もつきません。いっちゃんも師匠の技を習得して、私たちが驚くような作品をどんどん生み出してほしいですね。

 

さて、次は、難波の高島屋で開催中の「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」へ。心斎橋筋商店街を歩いて行きます。

(人がいっぱい。日本人よりも外国人の方が多いかも。)

道頓堀の戎橋あたりの景色。ここに来たのはいつぶりか。

(大阪・関西万博のPRよりも、かに道楽やグリコの巨大サインの方が目立っていましたね。そして、とにかく外国人が多い。)

難波に着きました。高島屋の建物です。

(「バラの包みの高島屋」というCMが聞こえてきそうな風格です。)

7階のグランドホールで開催中の「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」。

(「切りだす光に包まれる 切り絵の展覧会」。切り絵というと、芸人がしゃべりながら即興でハサミでやる画用紙サイズの伝統芸を思い浮かべますが、全く別物でした。)

入場すると、いきなりこの世界観。(作品の撮影は全部OK。)

(歌手の森山良子さんがステージセットに採用している大がかりなもの。これを全て手作業で切り出しているというのだからすごい。)

大きさに驚いた次は、果実酒を漬け込むサイズの瓶の中の切り絵の繊細さに驚きます。

ちょっとアップで撮ってみると、そのすごさにびっくり。

(森の奥に続いていくような錯覚。作者の柴田あゆみさんが語るビデオを後で観ましたが、多い時は100枚以上のページを重ねるそうです。)

しばし瓶の中の世界に吸い込まれます。

(火山の噴火。切り絵がここまで立体的に表現できる芸術とは新発見です。)

「はぁ~、気が遠くなる、、、。」という声しか出ません。

音楽とのコラボ作品もありました。

音楽よりも切り絵の存在感がすごいです。

(実際の世界のどこかの景色か、あるいはアニメの異世界のイメージか。)

次のコーナーでは更に繊細な作品が並びます。

(瓶のサイズも小さくなり、形も様々。)

妻が瓶の中をアップで写メすると、もはや絵画です。

(ライティングを使っているとはいえ、このグラデュエーションはどうやって出しているのだろう。)

鑑賞の仕方のコツが分かってきました。まず瓶全体を見て、、、

(これ瓶の中で広げているのかなぁ。作り方も想像を超えています。)

、、、アップで細部を見る。

(これを一箇所もちぎれずに切り出すって、、、。)

こちらの作品も同じように鑑賞します。

一文字も書かれていない❝本❞ですが、長い長い物語が紡がれているような感覚になります。

素晴らしい作品ばかりですが、「一点手元に置けるならこれ」っていうのがこちら。

(四合瓶サイズにびっしり茂る植物はまるで生きているよう。)

最後は天井から吊るされた大きな作品です。

(実際に見ると繊細にして迫力ある作品です。)

これも妻がアップで写メしていました。

(やっぱり出てくるのは「すごっ」。大きさと繊細さの両方で驚かされてフィニッシュです。(笑))

「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」、見応え十分でした。ただし、老眼鏡は必須です。(笑)

 

江戸堀 木田」で美味しいうどんを食べて、その後、「いっちゃんとキボリノコンノ展」→「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」とアート鑑賞。充実の一日でした。

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