鯛ラバに天草に行ってきました。
昨年11月に現地まで行きながら強風で出船できなかったのが嘘のような好条件でした。
6時前には出船。
(空が明るくなってきました。)
何度も通っている常連さんでも迷うという、あまりにもさりげない所にある出船場所に無事到着。
位置関係はおそらくこのあたりかと。
「Abu Garcia」のリールをセットして、、、リードと鯛ラバ仕掛けの直結方法が分からず、さっそく同船の方のお世話になってしまいました。
針にエビを付けている方がよく釣れるということで、私もエビを付けました。
エビは船のいけすに元気に泳いでいますので、少しずつバケツに入れて使います。
釣り方は前日YouTubeで観ましたが(笑)、仕掛けを底に落として巻くだけ、という印象で、実釣でもその通りでした。
潮が落ち着いているので、すんなり❝底をとる❞ことができて、さっそくゆっくり巻き上げようとするとすぐアタリがきます。
はい、釣れました。(笑)
ちょっと小型ですが、食べごろの美しい鯛。
釣り上げた魚はいけすに放り込んで生かしておきます。
この後も「(仕掛けを)落として巻くだけ」を繰り返し、鯛やアラカブ(カサゴ)などの根魚を釣りました。
10時を回ってくると潮が動き出し、天気はいいけど仕掛けが潮に流され釣りづらくなってきます。
ほんと、天気はどんどん良くなってきて、夏のような暑さに。
船に簡単な屋根がついているので助かりました。
(ずっと島原半島を見ながら釣りました。)
常連の釣り師さんが、「今日は鯛釣り船が少ないなぁ。」と言う通り、視界に入る遊漁船は数隻。
いよいよ潮が早くなってきた11時前には船頭さんから「納竿しましょう」の合図があり、戻ります。
出船した港まで随分と飛ばします。
(濡れはしませんが、波切りしぶきがすごい。)
港についたら荷物を陸地に上げて、釣果を山分けします。
じゃんけんで勝った人から2匹ずつ取っていきます。(なるほど、そんな配分方法なんですね。)
手前の大きいのは全て常連のベテラン釣り師さん2人が釣った鯛です。(笑)
大型は1匹も釣っていないので恐縮の限りですが、クーラーボックスにお土産満載となりました。
楽しい初鯛ラバでした。
お世話になったみなさん、ありがとうございました!
熊本在住のお知り合いに、食べ切れない鯛をもらってもらいました。
(かわりにお土産をいただき、ありがとうございました。)
ベースマンさんに単身住まいまで送っていただき、いよいよ魚をさばきます。
まずは一番大きい鯛と格闘を。
(通常サイズのまな板オーバーの巨鯛。)
出刃包丁は前回の福岡勤務時代に魚をさばくために買ったもの、15年以上経ってますが、まだまだ使えます。
飛び散るうろこには難儀しますが、ペットボトルのキャップを使うと便利です。(ベースマンさんに教えてもらいました。)
エラと内臓を取って、、、身とカブトに。
(カブトは冷凍保存の上別途アラ煮にします。)
身から半身を取って、本日の晩御飯の一品、「鯛しゃぶ」に。
残りの鯛とアラカブと名前が分からないアラカブ系の魚もさばいて翌日食べる分以外は冷凍庫へ。
(これはアラカブ。妻来福時の煮付け用。)
晩御飯の調理にかかります。
「鯛しゃぶの身は皮付きで厚めに切ると美味しいですよ。」と本日ご一緒させていただいたベースマンさんの友人の方に教えてもらいました。
ということで、本日の晩御飯は、「鯛しゃぶ」&「鯛の塩焼き」。
鯛しゃぶは小型フライパンにあごダシを張ってこんな感じで。
ポン酢でいただくと、最高です。
ということで、充実の一日、充実の晩御飯となりました。
実釣してみて分かったこと。
今日の釣りは水深60m~90mというところでしたが、この深さになるとリールを巻くのがたいへんで、「ダブルハンドル」よりも「シングル」の方が疲れないことが分かりました。
(さっそく「シングル」に付け替えることにします。)
そうそう、翌日は鯛の煮付けの予定。
煮付け用に調味料は釣行前に買っておきました。
無駄にならずに良かったです。(笑)
やっぱり魚釣りは楽しくて美味しいですねぇ。
ようやく鯛ラバが実現しました。
(おもりを)落として巻くというシンプルな釣りだったのは意外でした。
冷凍しておいた鯛を煮付けにしましたが、今回はとても美味しく仕上がりました。
釣って食べる、これがいいですね。
お手軽な釣りもやっていきたいと思います。
それではまた。
欲張って持って帰っても捌けず&食べられずですよね。
鯛も美味そうでした。
船釣りいいですねー。