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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

2023→2024 年末年始 黒川温泉2泊旅行⑤[完]〔2024年1月2日/帰路(のはずが・・・)〕

2024年01月08日 | 旅行記

1月2日の朝はこのニュースから始まりました。令和6年能登半島地震。

(一夜明けて被害のほんの一部が明らかになってきました。)

お正月で帰省している人、職場が北陸エリアの人など、お付き合いのある方々のことが心配ですが、今はテレビなどで状況を知ることしかできません。今日は年末年始の温泉旅行を終えて東京へ帰る日ですので旅を予定通り続けることとします、、、とこの時は自分たちがこの後起こる大事故の影響を受けるとは知る由もなく。

今朝も起き抜けの温泉から。

(今日は晴れそうな予感がする早朝。今日で最後かと思うと、内風呂も露天風呂も堪能し尽くしたいと、ショートサーキットで(笑)何度も浸かります。)

箱根駅伝の往路をテレビ観戦していると、朝食の準備が整いました。

(1月2日の朝食はいつもの「月洸樹」の朝食に戻りました。(笑))

小鉢・小皿にいろいろ。

(私たちのような年齢層には嬉しい、野菜メインの献立。)

焼き物もいつも通り。

(連泊で2度目の朝食ということで、食材はやや変化しています。さつま揚げ、秋刀魚とふぐの一夜干し(?)が初顔。秋刀魚とふぐに隠れていますが、レギュラーの鮭もいます。私は「月洸樹」の鮭が大好きで、❝おかわりシステム❞があった頃は鮭をおかわりしていました。)

デザートは、小国ジャージーパンナコッタ・季節のフルーツのワインシロップ漬けです。

(小国ジャージーは阿蘇の牛乳のこと。阿蘇の牛乳の乳製品、美味しいです。是非冷蔵庫に阿蘇の牛乳を復活させていただきたいものです。)

「月洸樹」のチェックアウトは11時。12時チェックアウトの宿も結構出てきている中、11時が早く感じます。名残惜しむかのように温泉に浸かります。

10時を回ってもまだ温泉に浸かります。(笑)

(晴れてきました!)

やっぱり連泊は最高です。今回も期待通りの豊かな滞在となりました。

(全8棟、コンプリートしました。さて、今度はいつどの離れに来ようか。)

フロントでチェックアウトの時、黒川温泉のイベントで抽選をやっていました。4回くじを引けるのですが、4等×4回。(笑)

(黒川温泉のプリント入りタオル。これはこれでいいかも。)

2023年→2024年の年末年始、ずっと楽しみにしていた黒川温泉「月洸樹」での滞在。「月洸樹」もいろいろあったようで、由布院に全く違うコンセプトの「月洸樹」をオープンさせてみたり、❝おかわりシステム❞や選択制がなくなっていたり、冷蔵庫に阿蘇の牛乳がなくっていたりと、気持ちが揺れる変化もありますが、温泉の素晴らしさ、離れの心地よい雰囲気、料理の美味しさなど、私たちが大好きなところは何も変わっていなかったので、また来たいと思います。

(今回もお世話になりました! いい年末年始でした!)

さて、今日の帰京便は20時台なので時間はたっぷりあります。すっきり晴れたことですし、小雨降る往路に行かなかった「大観峰」に行ってみることに。「月洸樹」から大観峰までは40分弱というところ。

(すんなり到着。駐車場近くの撮影スポットにて。左に根子岳のギザギザ、右に中岳の噴煙。)

展望所まで坂道を上っていきます。

(いつ来ても最高の眺望。魂が浄化される景色です。)

三角点の両脇にいらっしゃるお地蔵さんがくまモンのよだれかけをしています。(笑)

(帰宅まで無事に旅をさせてください。合掌。)

展望所の先端まで行ってみます。

(既に絶景。)

阿蘇五岳のうち私でも分かるギザギザの根子岳と、噴煙を上げ続ける中岳をややズームで。

中岳の火口エリアは規制がかかっているのでしょうか。)

パラグライダーが離陸しました。

(こんな日に飛ぶのは気持ちいいでしょうねぇ。もっとも、有料のタンデムフライト体験ツアーもありますが、やろうとは思わないです。(笑))

久々の大観峰も堪能しました。この後の観光はノープラン。たまたま大観峰の売店に貼ってあった「通潤橋」のポスターを見て、妻がまだ訪れたことがないので、「行ってみよう。」となりました。大観峰から通潤橋(道の駅)までは1時間半という距離。ちょっと長めのドライブとなりましたが、到着。

(で、まさかの「道の駅 通潤橋」、営業しておらず。(笑) 働き方改革ですからね。)

「道の駅 通潤橋」には2019年8月に一人旅で来たことがありますが、駐車場の端に、地元の「八朔祭」で山車として曳き回される「大造り物」の今年のものが飾られています。今年はくまモンだったようです。

(ライダー姿のくまモン。)

八朔祭は五穀豊穣・豊年祈願の地元のお祭りで、旧暦8月、現在の9月初旬に行われます。その祭の主役「大造り物」の材料は全て山野に自生する植物が使われます。このくまモンの完成度に妻が大喜び。

(比較物がないので分かりませんが、巨大です。ざっと5mくらいか。)

通潤橋よりもくまモンの「大造り物」に妻が食いついていましたが、そんなに喜んでもらえればロングドライブでここまで来た甲斐があります。(笑)

(それにしても素晴らしい完成度です。みなさんこのくまモンと記念撮影していましたね。)

で、肝心の「通潤橋」です。昨年6月の新聞に「国宝に指定される」という記事が出ていました。

(通潤橋は嘉永7年(1854)、四方を河川に囲まれた白糸台地に農業用水を送るため建設された石造アーチ水路橋。)

2016年4月の熊本地震による橋上部の損傷、2018年5月の豪雨による石垣の崩落などの被害のため保存修理工事が行われ、2020年には約4年ぶりに放水が再開することとなりました。

(ネットより拝借。)

残念ながら本日は放水期間ではないようですが、散策できるようですので、上って行ってみます。

(長い階段を上ると、一旦、通潤橋を見下ろす場所に出ます。)

通潤橋の上を渡るように散策している人たちがいますので、私たちも歩いてみます。橋の上を歩いた感覚は「幅の広い普通の道」という感じで、歩いて分かる巨大さです。放水口。ほぼ中央でしょうか。

(柵も何もないので慎重に覗き込みます。)

渡り切ると「通潤橋」の碑があります。

(どうやら通常営業している時は、こちら側から入場して向こう側に渡る道順になっているようです。)

通常営業(有料)の時の門が閉まっていますので、元の場所に戻るには来た道を引き返すことになりますが、こちら側で下に降りることができる階段がありました。

(階段を降りた所から見た通潤橋。放水している時の景色を撮るなら、ここがいいかも。)

通潤橋をもう一度渡って来た道を戻ります。道の駅もやっていませんし、訪れる人もまばらな通潤橋でしたが、渡ることもでき、ゆっくりと見物できました。何よりくまモンの「大造り物」に出会えて良かったです。

ちょうどいい時間となりました。ここから博多までは2時間半というところでしょうか。かなり余裕をもって出発しました。が、渋滞知らずの九州の高速も1月2日はUターンラッシュなのか、渋滞しています。

(途中、いきなり団子を買おうと何度か立ち寄っている北熊本PAに入りましたが、全面改装中で、駐車もせずにスルーしました。)

首都圏の高速のようなひどいものではありませんが、九州でこんな渋滞に遭ったのは初めてです。それでも博多のレンタカー営業所に18時前に車を返却して、ちょっと早いですが福岡空港に向かいます。博多から交通至便の福岡空港に到着してスーツケースを自動預け機に入れると同時に、この情報が飛び込んできました。

(スマホのNHKニュースのスクショ。「えっ!?」と目を疑います。)

航空会社のアプリを入れているスマホにはまだ運行に関する情報は届いていないのですが、目の前の掲示板を見ると、搭乗便がまさかの「欠航」表示に。

(羽田行きは全て欠航。)

「さぁ、どうリカバリーするか?」。航空会社へのカウンターへ続く長い行列に並びながら妻と相談します。が、対応策は限られていて、この2つくらい(ですが、2案ともダメでした)。

 ①スカイマークなら飛ぶか?→妻がスカイマークのカウンターに走りましたが予約閉鎖中。
 ②新幹線に切り替えるか?→EX予約サイトを見ると、この年末年始から全席指定の中、本日分は満席で空席ゼロ。

結局、航空会社のカウンターで一番早い振り替え便を見てもらうと、2日後の1月4日の朝便。「えぇ~っ。」って感じですが、それしか選択肢はなさそうですので、押さえました。預けたスーツケースも返してもらって、次は、博多であと2泊分のホテルを押さえなければなりません。いつも使う旅行サイトでさっそく検索すると、幸いなことに博多駅近くのビジネスホテルが結構お安く空いていたので、即予約。

(勝手知ったる場所。空いているホテルはいくつかありましたが、九州勤務時代からよく知っているこのホテルを予約しました。)

食料をコンビニで買い込んでチェックイン。2泊しましたが、満足度の高いホテルでした。(次回の博多ステイからはサットンホテル博多ではなくこちらに泊まることにします。)部屋で羽田空港の事故のことをテレビで観ました。

(能登地震の翌日の羽田空港の大事故。日本大混乱の新年のスタートとなりました。)

これだけの大事故だと、振り替え便が予定通り飛ぶかどうかも怪しいところですが、能登地震で被災した方々のことを思えば全然マシな状況です。気持ちを早々に切り替えて、明日は欠航騒ぎで妙に疲れた体を休めることも兼ねて箱根駅伝の復路をゆっくりテレビ観戦して、午後からでも散策に出かけることにします。

私たちの新年も波乱のスタートとなりました。

 

・・・・・2023→2024 年末年始 黒川温泉2泊旅行⑥[追加]〔2024年1月3日~1月4日/博多臨時宿泊〕に続く。

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